ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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更新遅れてすみません。何とか書き終えることができました

ed2「吹雪」

戦闘BGM「ワンダバ」


第204話「音速のウィッチたち」

「すごいな!今までのストライカーがまるで練習機みたいだ」

 

「はい。まるで風になった…いいえ光になった気分です!」

 

森と因幡はネウロイの接触予想地点を目指しながら飛んでいた。そして・・・

 

「おーいい!森さん!鈴仙さん!!」

 

と、後ろから同じくジェットストライカーを履いて森たちを追いかけてきた鳳、宮部が追いつく

 

「森中尉。武器も持たないで行くのは危険です。はい、これ忘れものよ」

 

「あ、すみません大尉」

 

宮辺がそう言い99式二号13ミリ機銃を渡すと森は申し訳なさそうに頭を掻きながらそう言いそして鳳も背中にしょっていた予備の機銃を下ろし

 

「ほら、鈴仙さんの分もあるよ」

 

「ありがとう鳳さん」

 

そう言い鈴仙は機銃を受け取ると背中に背負い込む

 

「あれ?使わないんですか?」

 

「ええ。今はにとりさんが渡してくれたこの兵器を試してみたいから」

 

そう言いシルバーシャークΣを見せてそう言う。どうやら彼女は渡された新兵器を試したくてうずうずしてまるで子供のような表情をしていた

 

「それにしても早いですこのユニット!しかも旋回性も悪くないです」

 

「そうね。まるで零式のように扱いが簡単だわ」

 

麗央と宮辺は初めて履いて起動させているジェットストライカーのはずなのに難なく動かせることにこのストライカーの扱いやすさに正直感心していた。

しかしジェットの性能に感慨を抱いている場合ではない。しかし初めて経験するジェットの性能にまるで無邪気な子供の様に思わず皆は口元が緩んでしまう

 

『敵接触まであと90秒です!!』

 

基地からの通信が届くのとほぼ同時に

 

「敵発見!!」

 

4人の視界に敵影が飛び込んできた。そう以前扶桑海軍の飛行基地を爆撃した、あのネウロイだ。

 

「相手はNAC基地に向かっているわ。私と森中尉、鳳軍曹は、あいつの動きを止める」

 

「「了解!」」

 

「そして、その間に、鈴仙少尉。あなたがそのレーザーでとどめを刺して。できるね?」

 

「はい!」

 

宮辺の指示に皆は頷き、そして宮部、森、麗央は相手の足止めをするため、ネウロイに向かい機銃を撃つ。その時ネウロイは先ほどと同じ加速して離脱しようとするが・・・・

 

「そうは問屋が卸さないよ!!」

 

森がジェットの速さで回り込み、ネウロイの正面へと立ち塞がり

 

「自慢のジェットで敵を撃つ!!」

 

と、そう言い機銃を放ちネウロイの装甲を傷つける。ネウロイは以前の振り切った相手が前のとは違う速さで回り込んで攻撃したことに驚いたのか、森や宮部や麗央めがけてビームを乱射し弾幕を張る

 

「向こう焦ってますね!」

 

「追いつかれたのがよほどショックだったんでしょうね!」

 

敵のビームをシールでで防ぐ、宮部と麗央がそう話し合う。すると

 

『大尉!これから魔眼を使用してコアを特定します!だけど絶対に私の目を見ないでくださいね!!』

 

「例の幻朧月睨魔眼(ルナティックレッドアイズ)ね。わかったわ」

 

インカムから鈴仙がそう言うと宮部が頷く

 

「宮部大尉。幻朧月睨魔眼(ルナティックレッドアイズ)って・・・・」

 

麗央は鈴仙の使う技について宮辺に聞くと

 

「彼女の指導教官をしていた私の同僚から聞いてた話なんだけどね。彼女・・・・鈴仙少尉の固有魔法の一つの魔眼・・・・その一つに覚醒魔法っていうのがあってね。その覚醒魔法で彼女の使う魔法が・・・・」

 

「ルナティックレッドアイズ・・・・・」

 

「そう。そしてその魔眼の技はどんな複雑な構造をしている特殊なネウロイのコアを正確に見つけることができるの。でも、その時に発せられる彼女の目は相手を狂気に追いやる波長の渦を広範囲に発生させるものらしいわ」

 

「狂気に追いやる・・・・」

 

「そう。鈴仙さんが言うにはその時に彼女の目を見てしまうとどんなウィッチでも気が狂ってしまうらしいのよ。だから彼女はあまりそれを使いたくないらしいわ」

 

宮辺が麗央に鈴仙の固有魔法の一つである魔眼・・・・・ルナティックレッドアイズについて説明する。

要するに彼女のその魔法はネウロイのコアを正確に発見する反面、その目から発せられる周波で人の気を狂わせてしまうのだという。

そして三人が、ネウロイの足止めをしている中、鈴仙は試作のレーザー銃シルバーシャークΣを構え。そして・・・・・

 

幻朧月睨魔眼(ルナティックレッドアイズ)!!」

 

固有魔法である魔眼、ルナティックレドッドアイズを発動させ、彼女の目が赤く光る。

そして彼女はネウロイのコアを探し始める。

鈴仙が魔眼で相手のコアを探す中、高速型ネウロイはまた速度を出して振り切ろうとするが、三人がそれを阻止する。

しかし、ずっとこの状態を保てるわけではない

 

「鈴仙さんまだですか!もうこれ以上は!!」

 

インカムで麗央がそういった瞬間・・・・

 

「(見えた!)」

 

麗央がそういうのと同時に彼女の魔眼はネウロイの頭らしきところに赤い結晶・・・・コアを探知した。

そして鈴仙はシルバーシャークΣの引き金を引くと、銃口からネウロイの赤いビームとは違い、青白い極太のビームが発射されネウロイのコアより少し下の胴体に命中、そしてビームが命中したネウロイは青白い光に包まれるのと同時に、白い結晶体となって粉々に砕け、そして大爆発を起こした

 

「うわっ!?」

 

激しい爆風とともに飛んでくるネウロイの破片を麗央たちはシールドで防ぎ、そしてシルバーシャークΣを撃った鈴仙は

 

「一撃でネウロイが・・・・これ威力がすごいわ。でも・・・・」

 

と、シルバーシャークΣの威力に驚いていた。そして鈴仙はシルバーシャークΣを見る。

一応威力は弱く調整したのだが、ビームの威力に耐えられなかったのか、銃身が真っ赤に折れ曲がっていたのだった。

そしてネウロイの撃破を確認した宮辺は

 

「こちら宮部大尉。高速型爆撃型ネウロイは撃破しました。これより基地に帰投します」

 

 

 

 

 

 

 

その後、宮辺達は、基地に戻り技術者や疾風たちが出迎える中、滑走路に降り立った。森たちをにとりが駆け寄った

 

「今日はいろいろとありがとう。それでどうだった?私たちの作ったユニット?」

 

「ええ、いいストライカーユニットですよ。違和感なく飛べました。でもちょっとだけ動かす際に変な振動があったかな~?」

 

「そう?じゃあ、後で調整するよ。鈴仙少尉は?シルバーシャークΣを撃ってみて?」

 

 

「はい。すごい威力で一撃で中型ネウロイを倒しました。でも銃身が・・・・」

 

そう言い鈴仙はにとりに銃身の折れ曲がったシルバーシャークΣを、見せる

 

「ありゃりゃ。銃身が折れ曲がっちゃっている・・・・いやこれは解けて曲がっちゃってるね」

 

「はい。威力は弱めにしたのですが・・・・すみません」

 

鈴仙は申し訳なさそうににとりに謝ると、にとりは

 

「いいよ。いいよ。試作品に問題はつきものだし、それに今後はレーザーの威力に耐えるほどの銃身に改良するという課題ができたし。それにジェットやその銃の貴重なデータもとることができたしね。気にしないで」

 

と、笑ってそういうのであった。そして・・・・

 

「おーし、おめえら。早速この新型ユニットの整備、始めるぞ。取り掛かれ!」

 

「「「うっす!!」」

 

荒磯以下、整備士たちが新たに配置された新型ユニット。ジェットストライカー『アロー』を運び整備を始める。その時の荒磯整備長はまるで新しいおもちゃをもらった子供みたいにうきうきした表情をしていた。

 

「荒磯整備長……物凄くご機嫌ですね隊長?」

 

「ああ、あの人は未知の機械をいじるのが好きな人だからな。アローが置かれた時も整備マニュアルやスペックを見て『すげぇ~』としか言っていなかったからな」

 

「なんか。すごい人が配属になりましたね?」

 

「ああ・・・・俺もそう思ったよ」

 

疾風と麗央がそう話すと、そしてにとりは、格納庫に集まっているみんなの前に集まり

 

「それじゃあ、皆さん。改めまして。これからよろしくお願いします!!」

 

そう言い彼女は元気よく敬礼して笑顔でそういうのであった

 

 

 

 

 

 

 

その後、ジェットストライカー『ナックアロー』は正式にNACの主力ストライカーとなり、

世界中の新聞に世界初のジェットストライカーを中心とした部隊と表紙を飾った。

それは史実のガランド少将が設立したジェットストライカー独立戦闘隊の第44戦闘団よりも早い設立という結果となり、

その新聞を見たガランドは

 

「先を越されたか・・・・・」

 

と、少し悔しがっていたというのはまた別の話・・・・・




何とか書き終えることができました。次回は麗央の修業編を書きたいと思いますがその前に以前アンケートが多かったハインリーケと疾風の番外編を書きたいと思います

戦闘BGMにワンダバを使用しました。ワンダバはウルトラシリーズの防衛隊によく出る曲です。皆さんはどのチームのワンダバが好きですか?
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