ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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お久しぶりです。皆さん本当にお久しぶりです!何とか書き終えることができました!!


第219話「麗央のリベンジ、唸れ必殺空中殺法!!」

 

「ショッカー?」

 

ジープの運転席に座る疾風は後ろにいるキーラに訊くとキーラは小さく笑い

 

「そうだ・・・・・扶桑攻略部隊とでもいうべきか?以前ヴェネチアにいた巣の残党と、一月前にガリアに現れた連中をかき集め、さらに武装強化させた個体が集まった連中さ」

 

「ガリアというとお前が手引きした奴らか?」

 

「耳の痛い話だ。まあ、そうだともいえるし、そうでないともいえる。敵はネウロイだけではないということさ」

 

「・・・・・・どういうことだ?」

 

疾風が眉を顰め、キーラに訊くとキーラは

 

「疾風少佐・・・・貴様はウィッチがネウロイから人類を守る正義のヒーローか何か勘違いしているようだな。確かに彼女らは国や家族を守るための人類最強の戦士ともいえる・・・・・だが、すべてのウィッチがそうではない。かつてのこの私のようにな・・・・」

 

と、少し寂しそうな笑みをする。キーラは上りを迎えるまでは魔法力がありウィッチであった。もし、場合が場合なら、軍に所属し航空ウィッチとしてエースとして活躍していただろう

 

「そして光があれば影もある・・・・ウィッチの中にはな人類を見限って悪の道に落ちた連中も少なからずいる・・・・そしてそのウィッチたちを束ねる組織が・・・・」

 

「ショッカー・・・か?」

 

「ああ。連中は裏社会ではかなり有名な組織だ。組織の首領は謎に包まれているがどうやらその首領の正体が・・・・」

 

「ヤプール・・・・」

 

「ご名答。つまり奴らネウロイは我々人類。ウィッチに対抗するなら人類。人類滅ぼすのなら人間の手で・・・そう言うことだろう。いうなればネウロイと悪のウィッチの連合軍というわけだ」

 

「つまり対ウィッチ用の闇のウィッチの組織というわけか・・・ヤプールらしい狡猾な手だな・・・・で、その組織の規模は?」

 

「奴らは各世界に支部を持っている。リベリオン、東南アジア、ヘルウェティア、中近東、大陸の不毛の地にも秘密基地を作っているという噂がある」

 

大陸の不毛の地・・・・・ああ、かつて中国があった場所か。この世界では古代に中華文化が滅んでいるから、中華、朝鮮などに該当する国家が存在しない

 

「おい、もしかして戦闘員は黒ずくめの髑髏マークで『イー!!』としか喋らないとか?」

 

疾風がそう言うとキーラは呆れたようにため息をつき

 

「・・・何を言っているんだ?そんな子供番組じゃあるまいし。奴らに戦闘員はいない・・・・連中が主にするのは破壊工作だ。だが今までどうやってそれを成しえたのかが不明だったが、今回で分かったことがある。それは・・・・」

 

「その破壊工作が行われた時期と同時にネウロイが出現している・・・・だろ?」

 

「さすがだ名探偵・・・・大正解さ」

 

と、軽く拍手するキーラ

 

「おかげで破壊工作の被害はネウロイの襲撃ということに片付けられている。」

 

「そしてその組織が今度は扶桑に目を付けた」

 

「ああ。ヤプールの名のもと戦闘型ネウロイを操り、攻撃を仕掛けるだろうな。つまり今後、扶桑に現れるネウロイはただの烏合の衆ではない。人間しかもウィッチが指揮する統率の取れた軍団だということだ。いつも以上に厄介な相手になるぞ少佐?」

 

「確かに、それは言えているな・・・・・いつものネウロイだったら補給路か基地の破壊もしくは都市破壊するだろうが。人間が指揮ということは秘密裏な破壊計画いつもみたいに表破壊以外の狂作を取ってくると思うな・・・・」

 

「まあ、人間相手に戦う世界を経験する少佐には慣れたいるから問題ないだろう」

 

そう言いキーラは車から降りる

 

「一緒に行かないのか?」

 

「残念ながら私は陰で暗躍する人間でね。今更表舞台に出るつもりはない・・・・・それと少佐。人間相手の戦いに慣れているのは少佐だけではないことを忘れないでほしい」

 

「・・・・殺るのか?」

 

「お宅らの仕事はネウロイを倒すことだ。ショッカーの人間相手は私が受け持とう・・・何、心配するな私の手はすでに血で汚れている・・・・相手を殺すのは私の本職だったからな」

 

「それを言うなら俺もこの世界に来る前は何十人の人を殺めた人間だぞ?」

 

「そうか…それもそうだな」

 

「だからこそ警告する。外道相手とは言えあまり殺めるなよ。やりすぎると元に戻れなくなるからな・・・」

 

「その警告・・・・ありがたく受け止めるよ。じゃあな少佐」

 

「いつでも基地に来いよキーラさん。その時はコーヒーをごちそうするよ」

 

「ふっ・・・・その時はありがたくいただこう」

 

そう言いこちらに振り向かず手を振りながらキーラは山の中へと消えていった

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、麗央は地上型特殊ネウロイの特訓を終え、そしてリベンジのため、そして親友の仇を取るため麗央は先ほど通信でそのネウロイがいる場所へと向かっていた。そして周りが田んぼしかない十字路に立つ

 

「(無線からの情報から推測すれば奴が来るのはここだ)」

 

麗央は無線連絡を聞き奴が逃げてくるのはここと推測し、そこに立っていた。その場は彼女だけであり静けさがあった。

だが、小さなそよ風が吹いた瞬間、それが変わった

 

「っ!?」

 

先の道にある、森の中から禍々しい気配を感じる。それは野生動物でもましてや人でもない。

 

「・・・・・来た!」

 

麗央は空手の構えをする。するとその地点から例のネウロイが現れた

 

「っ!?」

 

ネウロイは麗央に気づき止まる。そして互いにじりじりと相手の動きを見る。そして先に攻撃を仕掛けたのはネウロイの方だ。奴は体から赤いビーム状の角を伸ばし、麗央に向かって突進する

 

「いざっ!!」

 

そう言い麗央は構える。そしてネウロイは猛スピードで麗央に迫るが、突如麗央の姿が消える

 

「っ!?」

 

急に消えた相手にネウロイは止まる。すると・・・・

 

「私ならここだ!!」

 

「っ!?」

 

真上から声が聞こえ、そこには麗央がいた。麗央はネウロイが突進する直前に真上に高く飛んだのだ。そして急降下し足に魔法力を溜め、ネウロイに攻撃するがネウロイはそれに反応し、素早く避ける

 

「(くっ・・・こいつ。昨日の奴と違う。物凄い冷静だ)」

 

麗央は昨日の相手とは違うことに気づき、気を引き締め構えるとネウロイはビーム角を振り回し襲い掛かるが麗央も冷静にその攻撃を躱して行く

 

「確かに、一発一発の攻撃は強烈だけど、今までのネウロイのビーム連射に比較したら避けるだけなら簡単だ)」

 

麗央は攻撃を避けつつ、ジャンプするのと同時にネウロイの体を掴み、地面へと叩きつける。するとネウロイから悲鳴に近い金切り声が響いた。どうやら効いているようだ

 

「(やっぱり、キーラが言った通り、攻撃は通じなくてもこういう技は通用する!)てえぁぁ!!」

 

麗央は魔力を込めた右腕でネウロイを思いっきりパンチする。ネウロイも転げまわるがすぐに体勢を立て直す

 

「なかなか決まらない…やっぱり弱点のコアを撃つしかないのね・・・・・」

 

「≪キイイィィィィンンン!!≫」

 

ネウロイが金切り声を上げ麗央に向かってもう突進する

 

「来た!でもそのもう突進は私にとって最大の攻撃チャンスです!!」

 

そう言い麗央は空高く飛び上がる。それを見たネウロイも飛び上がり麗央に向かうが・・・・・

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・その時、不思議なことが起こった・・・・・・・

 

 

 

 

麗央は体を駒のよう周り空中で待機していた。そして麗央はネウロイめがけて回転したままネウロイに強烈な蹴りを入れた。

この技は麗央が初めての戦いで二体のネウロイを倒した技

『きりもみキック』であった

前魔力を足に集中させ、そして回転をすることで威力を増したこのキックをもろに喰らったネウロイは体内にあるコアごと打ち砕かれた

麗央は茶くするのと同時にネウロイの白い破片がまるで雪のように地面に降り積もる

 

「ゆりかさん・・・・隊長。私勝ちました!ゆりかさん仇は取りましたよ!」

 

こうして麗央はリベンジを果たすのだった。

 

 

 

 

その後、基地では麗央以下みんなが集まっていた。だがみんなと言っても虹野は足の怪我のため一時的に入院を余儀なくされ、この場にはいなかった

 

「みんな。集まってもらってすまない。実は新人隊員を紹介したいと思っている。・・・・入れ」

 

疾風がそう言うとドアが開き、一人の少女が入り敬礼する

 

「近衛師団から来ました。魂魄妖夢・・・・階級は中尉です。よろしくお願いします!」

 

と挨拶すると、衛生長である永琳も

 

「それと私からも一人紹介したい人物がいます。私の助手という立場ですけど・・・・入ってください」

 

そう言ううと、もう一人、入ってくるのだった

 

「あなたは・・・!」

 

麗央はその少女の顔を見て驚く。そして少女は自己紹介をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「宮藤芳佳です!よろしくお願いします!!」

 

何と、その少女は宮藤だった

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