ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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久しぶりの投稿。この頃忙しくってなかなか投稿できませんでした。

OP「アシタノツバサ」

ED「No More Time Machine」



第23話「ジブリール」

ここはネウロイの巣の中、その中に俺やアイを含む。5人のウィッチと1人のウィザードがいた。

そして彼らの前には女性型ネウロイがいた。

 

「私は『グレゴーリ』援軍師団の師団長であり指揮官のジブリール中将と申します。ペテルブルグに基地を持つ人類軍の精鋭たち・・・・502ブレイブウィッチーズ様たちがいったい何の用でしょうか?」

 

「俺らのこと知ってるのか。ならば話が早いな。じゃあ、単刀直入に言おう。・・・・・・グレゴーリ援軍の中止をしてほしい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から数時間前、502のブリーフィングルーム

その場には疾風たちが集まっていた。内容は、アイの言っていた『グレゴーリ』に近づいているネウロイの援軍の指揮官と交渉し、できれば援軍中止を撤退させるのが任務だ。

そしてその会議の後、選ばれたのは俺と、エイラ、アイそしてクルピンスキー、ニパ、菅野、雁淵。計6人が行くことになったのだ。

そして、そのネウロイの巣にたどり着くと、一人の人型ネウロイが現れた。

その姿は見た目は天使のような姿をしていたが、その眼はまるで死神…いや死そのもののような感じだった。その禍々しきオーラに、俺を含めみんな冷や汗を流した。

そして、そのネウロイが発した言葉は・・・・

 

「Excuse。そこのPeople方~。MeのBase(基地)にWatt御用で~す?」

 

「「「「どわっ!!」」」

 

気の抜けた言葉に俺もみんなも古典的にずっこけてしまったのだった。

 

「な、なんか。今までの雰囲気台無しだな・・・・」

 

「ははは・・・・」

 

管野の突っ込みに雁淵とニパは苦笑いするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

そして今に至る。

 

「YouがMeの warriores(兵)をwithdraw(撤退)させろと?それは藪からStick(棒)なStory(話)ですね~」

 

「なんだこいつ・・・本当にネウロイか?」

 

「こいつの口調まじ、うぜえな#」

 

「ねえ、そこのネウロイ君。葡萄ジュースお代わり♪」

 

今俺たちはネウロイの巣の中でしかもお茶しながら敵の指揮官である人型ネウロイことジブリール中将と話をしていたその口調はどこか某軍艦アニメのあの人を連想してしまう。てか、クルピンスキー敵に葡萄ジュースのお代わり求めんなよ何しに来たんだこの人は・・・・

 

「さすがに鳩がBeansをを喰らった顔・・・いやFace(顔)をお見せしました。」

 

「言い直した」

 

ニパが突っ込む。俺はため息をつきながら

 

「あのさ・・・・それ知ってる有名人思い出すから素じゃないんならやめてくれない?」

 

「Watt!?先鋭かつ個性的な独自言語のつもりでしたが先駆者がおられるとわ・・・」

 

「へこむとこ、そこか?」

 

そう言い項垂れる。ネウロイだから顔がないが顔があったらすっごいがっかりした顔になっているだろう。

 

「なあ、アイこいつ本当に過激派ネウロイの将軍の一人なのか?」

 

「はいお母さん。確かにジブリール中将は過激派のネウロイで将軍職でもありますが、いろいろ性格があれなので同士からもちょっと距離を置かれているんです」

 

「あ~なるほどな・・・・」

 

アイの言葉を聞いてエイラは納得する

 

「話を戻しましょう・・・・」

 

するとさっきまで陽気な声を出していたジブリールだがいきなり真剣な声を出す。もし顔があったらどんな表情をしているのだろうか

 

「そう言えばこの姿じゃ話しにくいですよね。」

 

そう言うとジブリールの姿が光り出し、黒い服を着た髪の長い女性の姿に変わった。

 

「これなら話しやすいでしょ・・・・では続けます。私の率いる軍に「グリーゴリ」の部隊を助けるのは中止しろ。それは人間の分際で我々に指図すると・・・・?」

 

「ああ、その通りだ」

 

俺は不敵の笑みでそう言う。するとジブリールも

 

「そうですか・・・・だが、私は大本営上層部から直属の命令で来ています。そう簡単に援軍を中止するわけにはいきません。同じ軍人であるあなた方もわかるでしょう?」 

 

まあ、確かに彼女の言う事も一理ある。軍隊では上の命令が絶対。他人に言われて「はい。そうですか」なんてそんな都合のいいようには動かない

 

「ではどうすればいいんですか?」

 

雁淵がそう言う。

 

「そうですね・・・・普通だとNOと言いたいのですが・・・・・そうですね。私と勝負して勝てたら、私たちの師団は『グレゴーリ』から、撤退し、その後はただ傍観だけし、今大戦には参加しないと約束しましょう。ただし、負けたらあなた達502が基地を置くペテルブルグから完全に撤退し、我が領土とさせていただきます。」

 

「・・・・で、その勝負は?」

 

俺がそう聞くとジブリールはいたずらな笑みを浮かべて・・・・

 

「勝負の内容はとても簡単です。しりとりです」

 

「「「「はぁ?」」」」

 

「しりとり!おめえ馬鹿にしてるのか!?」

 

ジブリールの言葉に全員があっけにとられ、菅野は馬鹿にされたと思い怒鳴る

 

「馬鹿になんかしていません。私はただ平和的な勝負を申し込んでいるだけです。どうですか?しりとりに勝つだけでネウロイ1個師団が戦線から離れるんですよ。よく話し合って決めてくださいませ。」

 

ジブリールにそう言われ、俺たちは円陣を組んで話し合う。

 

「ねえ、どうする?勝負受ける?」

 

「待てよ雁淵。罠かもしれねえぞ。大体しりとりなんてネウロイやるのか?」

 

「う~ん。どうなんだアイ」

 

「はい、我々ネウロイでもしりとりがあります。だけど。人間のしりとりとは違って、具象化しりとりなんですけど」

 

「具象化しりとり?なんだいアイ君。その具象化しりとりって?」

 

「はい。具象化しりとりとは、私たちネウロイで流行っている遊びで、ルールは地球と同じですが『既出の回答をする』『30秒答えない』『継続不能』のいずれかで負けです。」

 

「言葉は何語でもいいのかアイ」

 

「はいお父さん。ただ、実現しない架空のものとかは無効回答になります。それにこれは具象化ですので、回答した物は消えて、なければ現れる。というような形です。因みにジブリール中将はこのゲームで1度も負けたことがありません」

 

「そうか・・・・」

 

「で、どうするんだ疾風?いったん基地に戻って対策を立て直すのか?」

 

「いや、それだと時間がかかる。今ここでやるしかない・・・・」

 

「じゃあ、やるんですか?でも疾風さん。何か勝算とかあるんですか?」

 

「ああ、心配するな雁淵。俺に任せろ」

 

「話は決まりましたか?」

 

と、ジブリールがお茶を飲みながら言う。

 

「ああ、だけどこのゲーム。危険はないのか?」

 

「まあ、多少はありますね。下手をすると死ぬこともあります」

 

「え?死ぬんですか!?」

 

ニパは驚いてそう言う

 

「ええ、ただし、プレイヤーに直接干渉し、続行不能にすることはできませんが・・・どうします?」

 

「分かった。クルピンスキー」

 

「ん?なんだい疾風大尉?」

 

「みんなをここからだ出させてくれ。俺一人で残る・・・・・・・頼む」

 

疾風の目を見て何か思ったのかクルピンスキーは頷き4人をだ出させようとしたが・・・・

 

「私は残るぞ疾風」

 

「私もですお父さん」

 

エイラとアイは残るというのだった。

 

「けど・・・・」

 

「私はお前の恋人でもあり妻だぞ。最後まで一緒だかんな」

 

「私もですお父さん」

 

2人に真剣な目を向けられ疾風は

 

「・・・・・わかった。でも危険だと思ったらすぐ逃げろ」

 

「分かった」

 

「はい」

 

「クルピンスキーさん。じゃあ、雁淵たちを頼む」

 

「分かった。君たちも気お付けてね」

 

「イッル。無理しないでね!」

 

そう言い、クルピンスキーと残りの3人はネウロイの巣から出るのだった。

 

「さて・・・それじゃあ、俺たちは3人で挑むけどいいか?」

 

「かまいませんよ。それでは始めましょうか・・・」

 

 

「ああ、じゃあ、始めるか・・・・・」

 

そう言い疾風はエイラをエイラはアイをそしてアイは疾風の手を取った。

 

「行くぞ・・・」

 

「はい」

 

「うん」

 

「「リンク・スタート!!」」

 

こうして、ゲームは始まったのである

 

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