ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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OP「IGNITE 」

ED「Los! Los! Los! 」


第39話「再会」

501についた俺とアイはまず自分たちの部屋へと向かい歩いていた。

 

「それにしてもこの前の基地も広かったけど。今回の基地もまた随分と広いな・・・」

 

この基地はなんでも昔の遺跡の跡地に作ったらしく、石畳に階段、ドアの出っ張り…人がつまづきそうな所がいっぱいあった。

 

「アイ。段差とかあるから転ばないようにな」

 

「うん・・・・お父さん」

 

「ん?何だアイ」

 

「手を繋いでもいい?」

 

アイがそう言うと俺は微笑み

 

「ああ、いいぞ」

 

俺はアイの手を握るするとアイは嬉しそうな顔をするのだった。

 

「お父さん。お部屋はどこだろう?」

 

「確か・・・・・宿舎の一番端だな。急ごうか」

 

「うん」

 

俺とアイは手を繋ぎながら部屋へと向かうのだった。一方、廊下の逆サイドではエイラが眠たそうにあくびをしていたのだった。

 

 

 

 

 

「ふぁぁ……」

 

夜間哨戒があったので、この時間まで寝てました

 

「(サーニャはまだ眠ってるけど…食堂からなんか持ってきて………ん?) 」

 

廊下の先に人影が見えた 。一人は黒いコートに黒い服。そして黒髪に黒瞳、中性的な顔立ち、私よりちょっと背が高い。もう一人は女の子で私にの銀髪にサイドテール。黒と白のワンピースを着ていて片手にはクマのぬいぐるみを持っていた。あの二人に私は目を見開いた

 

「(・・・・・疾風・・・・アイ!)」

 

一気にさっきまでの眠気が吹き飛んだ。間違いない。アイと疾風だ。トラヤヌス作戦の失敗が報じられてから、二人とは連絡が途絶えていた。 ・・・・作戦中に負傷したのでは!?そう嫌な考えが頭をよぎったがあの二人に限ってそれは無い信じたくない。そしてこのことを考えないようにしてきた。それでも、やっぱり不安だった

サーニャが励ましてくれたりしたけど、どこかで恋人である疾風と娘みたいに大切なアイのことを気にしていた。作戦が失敗したことを伝える新聞記事を手に入れ、読み漁った。だが、どこにも二人のことは記されておらず、一緒に載っていた写真の中には、二人の姿は写ってなかった。そして今、私の目の前にいる。そう思うと私は嬉しくなり二人のところに向かうのだった。

 

 

 

「ここか・・・・・」

 

俺とアイはミーナさんに渡された地図にたどって自分たちが世話になる部屋の前につく。

 

「ここですか?お父さん?」

 

「ああ、ここだな」

 

そう言い俺たちは部屋に入ろうとする。すると・・・・・

 

「疾風・・・・・アイ」

 

すると誰かの声が聞こえた。その声は忘れもしない声だ。俺とアイはその声のほうへ振り向くと、そこには水色の服をした最愛の少女エイラがいた。するとアイは目に涙をためそのエイラに向かって走り出し・・・

 

「お母さん!お母さんっ!!」

 

そう言いエイラに飛びつきエイラはアイを受け止めた。

 

「お母さん・・・・」

 

「アイ。久し振りダナ・・・・」

 

エイラはアイを抱きしめる。

 

「エイラ。久しぶりだな」

 

「疾風・・・・心配したんだぞ」

 

「ごめん。心配かけて」

 

俺はエイラを抱きしめそういう

 

「ううん。いいよ。だってこうして元気な疾風やアイが見られたんだからナ」

 

エイラは俺の顔を見て嬉しそうな笑みを向ける。そしてしばらく俺とアイとエイラ三人は夕食の時間になるまで部屋で積もる話をしているのだった。

 

 

 

 

夕方 格納庫の一角の仮食堂

 

 

まだ基地の設営が完璧には終わっておらず、格納庫の一角を食堂代わりにしている。風呂もサウナもまだ完成していないとのことだったが……我慢だ我慢 まぁ、ドラム缶風呂があるらしいし、いいか。・・・・ドラム缶風呂か‥‥ラバウル時代よく入ってたな。懐かしい・・・・すると坂本さんが話を始める。

 

「皆揃ってるな。今日は食事の前にちょっと話しがある」

 

「話?」

 

「数人はもう知ってるが。おい!入って来い!」

 

「呼ばれた、行くぞアイ。」

 

「うん…」

 

エイラに会って落ち着いたっと思ってたんだが・・・・また人見知りが出てる。ちょっと震えてる

 

「大丈夫。怖かったら俺の背中に隠れてれば良いから」

 

「わかった…」

 

アイが俺の背中にすがるように隠れる 。そして俺はみんなの前に出た。

 

「皆さん、お久しぶりです」

 

「疾風さんお久しぶりっです」

 

「おおー!疾風!久しぶりだなっ!」

 

「おひさー♪」

 

「お久しぶりですわね大尉」

 

みんな嬉しそうにそう言っていた。

 

「お久しぶりです。ところで、後ろのその子は…」

 

リーネは俺の後ろにいるアイに気付いたのか俺に聞く。

 

「ああ、そう言えばみんなは初めてだったけな。ほらアイ。みんなに挨拶」

 

「うんお父さんわかった……始めまして。あ、アイ、です」

 

恐る恐る俺の背中から出てみんなの前に出ると、ぺこりと頭を下げる

 

「アイさん、始めまして。あの、幼いけど、もしかして新人のウィッチさんですか?」

 

まぁ、普通はそう思うよな。てか第一ウィッチって何歳で軍に入るんだ?まあ、俺も5歳くらいで軍の訓練所に入隊したんだから人のこと言えないんだけどな(年齢ごまかしたけど)。

 

「あ、あの・・・・」

 

アイは恥ずかしいのかあたりをちらちらと見て。そして目線がエイラとサーニャのほうに向けるとエイラは『大丈夫ダゾ』っていうような顔で無言で頷いた。そしてアイは・・・

 

「あ・・・・あの・・・信じないと思うけど、私はネウロイです」

 

「はい?」

 

「へ?」

 

「うにゃ?」

 

アイの言葉にその場にいたものが固まる。そしてその沈黙を破ったのはペリーヌだった。

 

「ちょっと!疾風大尉!ネウロイを基地に連れ込むなんて」

 

「アイは確かにネウロイだが、大切な仲間だ。」

 

「ですが!ネウロイが仲間だなんて――」

 

「はいはい落ち着こうねぇ~ぺリ犬」

 

「誰が犬ですか!?」

 

ペリーヌの言葉にハルトマンがなだめる。

 

「みんな静かに。この子…アイは502で疾風に保護されたネウロイだ。」

 

「フォローありがとうございます少佐。アイはネウロイの中で穏健派と呼ばれる派閥の一人で、我々人類に好意的です」

 

「私たちと敵対していないネウロイ?でも本当に大丈夫なの?」

「その件なら大丈夫よフラウ。さっき、502のラル少佐やロスマン曹長。そしてクルピンスキー中尉からこの子は敵じゃないって説明する手紙が来ていたからそのことなら問題ないわよ」

 

「先生と伯爵から!?」

 

恩師である二人の名を聞いてハルトマンは驚く。感謝します。ラル少佐、ロスマンさん・・・・・あ、あとクルピンスキーさんも

 

「話は大体わかったんだけど、なんで人の姿をしているんだ?」

 

シャーリーが首をかしげて言う。するとアイは

 

「この方が話しやすいから・・・・」

 

「確かに真っ黒だと、アレだな…」

 

「人の姿のモデルは誰なの?」

 

「・・・・素です」

 

「えっ!?素?」

 

あれ?なんかデジャブ感じるな・・・・・

 

「素ってどういうことなんですか?」

 

「はい・・・・・」

 

説明省略

 

「まあ、いろいろと積もる話もあるだろうが、とりあえず食べよう。飯が冷めてしまう」

 

「アイも食べるのか?」

 

「はい。栄養を摂取することはできないけど味覚はある」

 

「主食は鉄とか金属なんですけどね。食物から鉄分を摂取することもできるとか」

 

「…さすがネウロイ」

 

全部それで説明がつきそうだからある意味怖い

 

 

 

 談話室

 

 

夕食後、格納庫から談話室にやってきた。ミーナさんの許可を取り付け、質問・交流会となった。義姉さんとペリーヌは反対したのだが、宮藤の説得により懐柔してくれた

 

「そう言えばアイ。さっきから気になってたんだけど?」

 

「なんですか?シャーリーさん」

 

「なんでアイがエイラの膝の上に乗っかているんだ?」

 

今、アイはエイラの膝の上に乗っている状態だ

 

「……お母さんの膝暖かいから」

 

「「「えっ!?お母さん!?」」」

 

サーニャや俺とエイラを除きペテルブルグにいなかったメンバーは驚きの声を上げる。まあ、そりゃそうだろう

 

「そう言えばさっき疾風のことをお父さんって・・・・・疾風どういうことか説明しろ!」

 

そう言い義姉さんはグイっと俺の襟首を掴んで顔を引き寄せる義姉さん。その顔はまるで娘がふしだらな男を連れ込んで心配して起こるお父さんのようだった

 

「あはは…いや、これには深い訳が・・・」

 

「エイラさん?どういうこと?」

 

ミーナさんも黒いオーラを出しながら訊く

 

「え?あ、そのこれはだな・・・・」

 

二人が返答に戸惑っていると・・・

 

「私が説明します」

 

と、サーニャが名乗り出て俺とエイラがどういった形跡で

アイと出会ったか詳しく説明しみんなは納得し義姉さんは複雑そうな顔をしていた。

 

「へ~まさかペテルブルグで二人は結ばれていたのか~やるじゃん二人とも」

 

と、ハルトマンはにやにやしてそういう。

 

「とっ・・・・言うことはアイちゃんはトゥルーデの姪っ子ってことになるんだね!」

 

「っ!?」

 

ハルトマンの言葉にバルクホルンは絶句する

 

「え?どいういこと?」

 

「アイちゃん。このトゥルーデはね。君のパパである疾風のお義姉さんなんだよ」

 

「お姉さん・・・・・・・ということは私にとってはもう一人の伯母様ですね!」

 

「おばっ!!?」

 

義姉さんもうすうす感じていたらしいが、はっきり言われ雷に打たたれたような衝撃を受けそのまま固まってしまうのだった。彼女とてまだ華の19歳。面と言われておばさんって言われたのが相当ショックだったんだろう。

 

「あれ?バルクホルンさん。固まっちゃいましたよ」

 

「いいよ宮藤。トゥルーデのことはいいから。いつものことだし」

 

「?」

 

さてここでみんなは気を取り直しアイに質問をするのだった。そして質問のさなかアイの人の記憶を覗く力を利用し、映画みたいに映せること能力にみんな興味を持つのだった。そこでまず誰の記憶にするか話し合っていると‥‥

 

「はいはいはい!私エイラと疾風が恋人になった時のころとアイちゃんに会った時のが見たいっ!」

 

ハルトマンが手をぶんぶん振ってそういう。

 

「「え”っ!!?」」

 

「ちょっと興味あるんだよねぇ」

 

シャーリーもにやにやしながらそう言う

 

「それじゃあ、アイちゃんその時のこと見せてくれる?」

 

「うん・・・・」

 

「「ちょ、ちょっとま・・・・////」」

 

俺とエイラは互いの考えが一致したのか顔を赤くしながらアイを止めようとするが・・・・

 

「まあ、まあ、いいじゃないか疾風」

 

「エイラもいいでしょ?たまには昔を振り返っても」

 

俺はシャーリーにエイラはサーニャに拘束されて身動きが取れなくなった

 

「じゃあ、お願いねアイちゃん♪」

 

「はい。それじゃあ見せます」

 

ぱあぁぁぁー!!

 

「「あ”あ”あ”ぁ-!!!//////」」

 

こうして二人の少し恥ずかしい場面を2時間以上ほかのみんなに見られ、二人は恥ずかしさのあまり再起不能になる・・・そして映像が終わった後、アイはバルクホルンに近づく

 

「理解して欲しい」

 

「?」

 

「私は…敵じゃない」

 

バルクホルンはアイの目をじっと見てやがてふ~っとため息をつく

 

「……安心しろ。今すぐお前を追い出すようなことはしない」

 

「じゃあ…」

 

「だが、おかしな真似をしたら…分かってるよな?」

 

「…何度も、言われた」

 

「ならば良し。改めてよろしくな」

 

「よろしくお願いします伯母様」

 

「お・・・・!?///」

 

「あらあら、懐かれちゃったみたいね」

 

「新しい妹・・・・・いやかわいい姪っ子ができたようだね」

 

ミーナさんは微笑みハルトマンはニシッシ・・・っといたずら笑みを浮かべる

 

「う、うるさい!///」

 

「わー!おこっった!おこった!」

 

「こら、待て!ハルトマンっ!!」

 

そしていつまでもからかうハルトマンにバルクホルンは顔を真っ赤にして追いかけるのであった。

一方疾風とエイラは・・・・

 

 

「「(は、恥ずかしい・・・・穴があったら入りたい/////)」」

 

といつまでも赤面しているのであっって、今後は大胆なことは控えることに決めた(アイとの出会いの時は別に気にしていない)二人だった。

 

 

 

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