ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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OP「STRIKE WITCHES 2 〜笑顔の魔法〜」

ED「虹の音」


第53話「ロマーニャの休日」

「うわ~すごーい!!」

 

店の中に入ると雑貨屋の仲はいろんなものが売られていた。ウォッカやワイン。グラスにティーポットに服に蓄音機などが置いてありその広さにあまり宮藤は声を漏らした。

 

「えっと・・・目覚ましは・・・」

 

「ラジオはこれだな・・・・・」

 

と、宮藤とシャーリーはリストに書かれたものを探し俺とアイも

 

「エイラが枕で、サーニャは猫の置物だっけか」

 

「うん」

 

エイラの指定は確か、色は黒で赤のワンポイントがあるもの。素材はヴェルヴェット、中綿は海鳥の羽で、ダウンかスモールフェザー。我ながら良く覚えられたな。多分サーニャにプレゼントするんだろうが。寝具のコーナーに行くとそれらしきものを発見した。

 

「見てお父さん。赤ズボン隊のグッズ」

 

「ああ、ほんとだな」

 

俺の目に留まったのは赤ズボン隊のグッズだった。トライヤヌス作戦で、彼女たちは幸い怪我はなく今は待機状態となっているらしい。因みに隣に縞柄の枕があるのは、見なかったことにしよう。

 

「あ、お父さん。これはどう?」

 

と、アイが持ってきたのは水色で、素材は分からないが手触りはいい。カバーに星のマークが描かれているエイラの着ていたパーカーと同じ配色の枕だった。

 

「おっ!?これいいかもな・・・・グッジョブだ。アイ」

 

「~♪」

 

一方、宮藤は義姉さんに頼まれた妹さんの服を選んでいて今宮藤が持ってたのはピンクのフリフリの服だった。

 

「おお、似合ってるな宮藤」

 

「いえ、これはバルクホルンさんに頼まれたやつです」

 

「えええ!?これ、あいつが…!?」

 

宮藤の言葉にシャーリーはその服を見て何かを想像していた。恐らく義姉さんがその服を着ているのを想像したのか

 

「だあぁははは!!いっひひひひひ!」

 

その姿がツボにはまったのかシャーリーは腹をかけて笑い始めた。そんなにおかしいかな?義姉さんがその服を着たら・・・・・・・ぷっ・・・・

 

「違いますよ!これは妹のクリスさんが着るんです!・・・・・だから違いますから!疾風さんもなんか言ってください!」

 

「わかった。わかった・・・・」

 

と、宮藤は笑いこけるシャーリーにそう言うがシャーリーは笑い続ける。仕方なく俺もシャーリーのところに行き訳を説明しようと向かったのだった。

 

 

「ふわぁ~」

 

一方ルッキーニはソファーに座って暇を持て余していた。すると

 

「ルッキーニさん。」

 

と、彼女の隣にアイがちょこんと座る

 

「あれ?アイ?どしたの?」

 

「うん。ちょっと暇だったから」

 

と、二人は歳が近いせいか楽しくソファーの上に座って談笑していた。すると・・・

 

「うにゃ?」

 

「どうしたのルッキーニさん?」

 

「アイ。あれ・・・」

 

とルッキーニとアイが窓の外を見ると向こうの方で赤毛の少女が黒服、黒グラサンに絡まれて今にも誘拐されそうになっていたのを見た。それを見てルッキーニは険しい顔になり外へ出た

 

「あっ!待ってルッキーニさん!」

 

アイもルッキーニの後についていくのだった。

 

 

 

 

 

「放してください!」

 

少女は抵抗をしている。しかし、黒服たちは少女を車に引っ張ろうとした。すると・・・

 

「スーパールッキーニキィーックッ!!」

 

「ぐわぁ!?」

 

「もいっちょ!」

 

「ぐへぇ!?」

 

と、ルッキーニは仮面ライダー並みのキックをその男性二人に炸裂させた。男二人はその蹴りをもろに受けて倒れた

 

「あああ、あの…」

 

「へへ~ん。いこ。こっちこっち♪」

 

「え?えええええ!?」

 

「あ、ルッキーニさん!?あ、あのすみません!」

 

あ、いきなりのことに驚いている少女にルッキーニはその手を取りどこかへと行く。そしてアイはその男の人に謝りルッキーニの後を追うのだった。

 

 

 

一方シャーリーたちは店の中にルッキーニとアイがいなくなったことに気付きシャーリーたちは軍用トラックのほうへ行くが誰も乗っていなかった

 

「あれ~、車にもいないな」

 

「さっきまでお店の椅子にアイちゃんと一緒に座ってましたよね?」

 

「う~ん・・・・ルッキーニに残りのお金全部渡しちまったからな~…」

 

「ええっ!?まだ食料買ってないですよ!」

 

「あいつ、どこに行ったんだ?それよりも・・・・・」

 

と、宮藤とシャーリハ後ろを振り向くと

 

「アイ~アイ~どこに行ったんだ~?」

 

と、ゴミ箱の蓋をあけて中をのぞき込んだりあたりをきょろきょろしてうろたえる疾風の姿があった。

 

「「早く何とかしないと・・・・」」

 

そう思い二人はルッキーニたちを探しに行くのだった。

 

 

 

一方ルッキーニたちはどこかの公園の噴水場にいた。

 

「あ、ありがとうございました・・・・あの・・あなたたちは?」

 

と、少女がそう言うとルッキーニが立ち上がり

 

「私?私は通りすがりの正義の味方フランチェスカ・ルッキーニ!!」

 

「私はアイって言います・・・」

 

「ルッキーニさんにアイさんですか・・・・・私はマリアといいます」

 

「マリアかよろしくね」

 

そう言い、その後。彼女から聞くとなんでも地元の人なのだがこのロマーニャを歩いたことがなく街をうろついていたところさっきの男たちに絡まれていたっということだった。

 

「そっか!じゃあ私が案内するよ!」

 

「え?でも・・・」

 

「大丈夫。このルッキーニ様にお任せアレー!!アイも行こっ!」

 

「あっ!?はい!」

 

とルッキーニはアイとマリアを連れてローマの街を案内するのだった。コロッセオに行ったり真実の口やトレビーノの泉などの歴史ある建物に行ったり。またペイン風階段

で子供たちと一緒にジェラートを食べたり、きれいなお洋風や豪華な食事を買ったり食べたりとしていた。そして子供たちと別れるとルッキーニは財布を逆さにし振ると

 

「にゃはは・・・・財布空っぽ・・・・・」

 

と、三人で苦笑しあっていた。

 

「(・・・・あれ?あの財布のお金何に使うんだったけ?)」

 

と、アイは首をかしげて考えていたのだった。一方、シャーリーたちは喫茶店で休憩していた。

 

「あ~、全然見つかんねぇ~・・・・で、疾風少しは落ち着いたか?」

 

「ああ・・・・・あいつどこ行ったんだ…」

 

「ルッキーニちゃんと一緒ならたぶん大丈夫だと思うんですが・・・・」

 

宮藤の言葉に俺は新聞片手にコーヒーを飲みながら読んだ

 

『ローマタイムズ 第一公女、明日初公務 ロマーニャ公国第一公女マリア殿下は、明日の園遊会に出席。その場で、ラジオや新聞等のメディア向けのスピーチを行う予定 』

 

っと表面に大きく書かれその横には、その第一皇女さんらしき少女の写真が載っていた

 

「(公室や政治の事はわからんが、若いのに大変だな~)」

 

素直にそう思ったが、自分らウィッチも若い世代に分類されることを忘れている ところで、ここのコーヒーはなかなかうまい。豆を売っていたら買って行こう。エミリアとか喜ぶだろう。因みに俺はもしかしてあるんじゃないかとファミコンを探したがなかった。まあ当たり前だが・・・・

 

「シャーリーさん!これすっごくおいしいですよ!」

 

「お前な~…」

 

「はい!」

 

自身がおいしいと絶賛したケーキを一口、シャーリーに向け、シャーリーは一口食べる。

 

「アムッ…!…おお!すっげぇうまいな、これ!」

 

「でしょ~!」

 

「ああ、すいません!このケーキもう一つ…いや、二つ!」

 

「お願いします!」

 

近くを通ったウェイターに注文する

 

「あ、このコーヒーもう一杯お願いします」

 

しばらくここに居ることになりそうだな・・・・・ん?この記事の隣に書かれてるの・・・

 

『ロマーニャ扶桑店バーゲン祭り!今なら扶桑刀が半額!!場所は・・・・・』

 

・・・・後で寄ってみるか。

 

 

 

 

一方ルッキーニたちはどこかの展望塔らしきところで景色を眺めていた。その景色はまさに国の宝ともいうべき絶景だった。

 

「きれい…」

 

「美しい・・・・」

 

「でしょ?ここから見る景色が、私は一番好きなんだ!」

 

二人が感動の言葉を言うと、ルッキーニが嬉しそうに言う

 

「実は、もう一つ見せたい景色があるんだ」

 

「それは是非見てみたいですね」

 

「私も、見たい」

 

と、二人がそう言うと急に空襲警報のサイレンが鳴り響く。その音に三人が驚きアイは

 

「(そんな……過激派ネウロイが近くに居たらなんらかの反応があるはず……まさか、研究中だったステルス!?)」

 

と、内心驚き

 

「(おそらく今来た過激派の任務はロマーニャの占領のための武力偵察・・・・穏健派はあのトライヤヌスで全員死んだと向こうは思っているはず。でももしここで穏健派である私が見つかったってそれを上層部に知らされれば彼らは絶対に全力で殺しにくる・・・・そうなったらこの街は・・・・)」

 

そう。過激派のネウロイたちは穏健派ネウロイたちはあのトライヤヌス作戦で殲滅したと思っている。もしもここで穏健派ネウロイであるアイが見つかったら恐らく全軍をもって殲滅しこの街を焼き払う可能性があった。アイは過激派にばれないようにコアについてあるステルスシールドを強化させ敵機の探知に引っかからないようにする。

 

「逃げなきゃ…」

 

「アイさんの言う通りそうです。ルッキーニさんも、早く逃げましょう」

 

マリアがルッキーニの手を握る。するとルッキーニは首を横に振り

 

「…あたし、行かなきゃ。ウィッチだから!」

 

「え?」

 

すると広場にトラックが入ってきた。するとそのトラックから

 

「アイッー!!」

 

「お父さん!?」

 

疾風がそう叫び。アイは嬉しそうに言う。するとルッキーニは柵乗り超える

 

「アイ。マリアを安全なところにお願いね」

 

そう言うとルッキーニはそのまま建物を滑り降りてユニットを履いて上空にあがった。

 

「マリアさん行こ」

 

「あ、はい!」

 

そう言うとアイは彼女の手を取り階段を下りた、広場への出口に出る

 

「建物に、沿って、走る。離れないで」

 

「はい!」

 

彼女の手を取り、アイは必死に走る。それを見た疾風は

 

「良かった…‥無事だったか・・・」

 

上空。紫電改を履いた疾風はアイが高貴な感じの女の子を引っ張り防空所へ向かう無事な姿を見て安心する。すると

 

「シャーリー!コアが見えた!」

 

「よし!X攻撃だ!」

 

今回俺は後方支援。空戦はシャッキーニの二人に一任。宮藤は街への被害を最小限に抑えるため、放たれたビームをシールドで防ぐ

 

「もう一息だな」

 

俺も三式13㎜機銃で敵の装甲を削る。そして防空隊の高射砲攻撃によりあらわになったコアの周りはあらわになる

 

「見えたっ!」

 

そう言った瞬間ネウロイがビームを放つ。しかもその放たれたビームの先にいたのは地上を走って逃げている二人だった・・・・

 

「マリアっ!!」

 

「アイっ!?まずいっ!!」

 

俺はそう言い急いでその着弾点に向かった。一方地上では

 

「「っ!?」」

 

二人に向け放たれ、向かってくるビーム。マリアはあまりの恐怖で動けないでいた。生身の人間があのビームを喰らって無事で済むはずがない

 

「(このままだとマリアさんが・・・・・こうなったら・・・)」

 

「ア、アイさん。私のことはいいから。逃げて・・・」

 

「大丈夫です。マリアさん」

 

アイはマリアを見て微笑みそして手をそのビームに向ける。そしてアイの手が光りだしネウロイの腕に変わりビームを発してそのビームを撃ち消した。そしてアイはマリアの方を見て少し悲しそうな顔をした。

 

「…驚きました?」

 

「あ、アイさん…あなたは・・・」

 

そこに疾風が到着し、地面スレスレでホバリングする

 

「ア、アイ・・・お前・・」

 

「ごめんなさいお父さん。こうするしかなかった・・・・・こうでもしなければマリアさんを守れませんでした・・・・」

 

「…」

 

「・・・・・アイ。あの機体の弱点、わかるか?」

 

「はい。あの偵察機型はすべての面において平均値以下で装甲ももろいです」

 

「シャーリーとルッキーニの合体技は使えるか?」

 

「使えます」

 

「よし。シャーリー!ルッキーニ!いつもの奴をお見舞いしてやれ!」

 

『了解!行くぞ!ルッキーニィ!』

 

『あいよー!』

 

いつものあれっとは、とどのつまり多重シールド特攻攻撃である

 

「良く見て置てください」

 

「え?」

 

「あれがあなたの国のウィッチですよ、殿下」

 

「!」

 

疾風がそう言うとマリアは目を見開き、それと同時にシマパフコンビがネウロイを撃墜するのだった。その後ルッキーニはマリアをお姫様抱っこし上空へと上がり見せたかったという光景を見せるのであった。それからしばらくして 広場ではムスっとした顔の疾風の前にアイがぽつんと立っていた

 

「…ごめんなさい」

 

と、アイがそう言うが疾風はアイを優しく抱きしめて

 

「…心配…したんだからな…」

 

と、優しく言うのだった。そしてアイは父親である彼の温かさに嬉しさを感じぎゅっと抱きしめるのだった。するとそこへマリアがやってきて

 

「今日は、ありがとうございました」

 

「うん!また遊ぼうね!」

 

「はい」

 

「…殿下」

 

俺はマリア殿下に近づき小声で話しかける

 

「アイのことは、どうか内密に。最高級の軍事機密に値しますので」

 

「分かっています……アイさん。先ほどは、ありがとうございました。あなたは命の恩人です」

 

伝かはそう言いアイにぺこりと頭を下げる

 

「私は、その…ただ、必死でできることしただけ・・・・」

 

「いや、胸を張ってもいいぞアイ。お前が救ったお方は――」

 

「しー!」

 

と、マリアは口に人さび指を当て、わずかに微笑む。疾風はふっと笑い

 

「失礼…」

 

「では、私はこれで」

 

「うん。バイバイ…」

 

「…スピーチ、がんばってください」

 

「…ええ」

 

ちょうどシャーリーがトラックのクラクションを鳴らした

 

「そろそろ行くぞ!」

 

「ああ!今行く!行くぞアイ」

 

「はい」

 

そう言い俺とアイはトラックに乗り、シャーリーがミラー越しに俺たちが乗車したのを確認した後トラックが発進する

 

「バイバイ、マリアー!またねー!」

 

「マリアさん。また、いつか…」

 

二人が荷台から手を振る。マリアも振り返してくれた。そして彼女の後ろには先ほどの黒づくめの男たちが立っていたのだった。そしてマリアは

 

「ご迷惑をおかけしました」

 

と、二人に謝りその二人とともにどこかへと帰るのであった。

 

 

 

 

翌日、ルッキーニは物資を買うためのお金をマリアとの観光に使ってしまったためミーナさんに叱られ今、水のたっぷり入ったバケツを両手に持ち立っていた。まあ、このぐらいで済んでよかったのだが

 

「えぇ~ん!ごめんなさーい!」

 

ルッキーニは泣きながら反省していた。一方、談話室では宮藤が皆に頼まれていたものを配っていた。するとエイラが

 

「そ、それより、あっちの枕はナンダ?」

 

積み上げられた買ってきたものの中には、もう一つ枕があった。それは水色に黄色の星のマーク。雑貨店においてあった枕だ

 

「あ、私も気になってたんですよ。買い物メモにはなかったし、エイラさんの指定とは違うし」

 

「あ~、あれか。俺が買ってきた」

 

「疾風が?自分の枕カ?」

 

「いや、俺のじゃないんだ。枕は今ので満足してる」

 

「じゃあアイの?」

 

「違います。お母さん」

 

「じゃあ、これはなんなんだ?」

 

「これは・・・・・その・・・エイラ。お前のだ」

 

「え?私の?なんで?」

 

と、エイラが聞くと疾風は顔を真っ赤にし

 

「これは・・・・その俺の部屋に、置いとく…お前の分だ」

 

「ふぇ///!?」

 

俺の言葉にエイラは顔を赤くする。するとサーニャは彼女の肩をポンポンっと叩き

 

「(よかったねエイラ。夜這いOKだって!)」

 

「さ、サーニャ///」

 

そんな話をしている中、ミーナさんが注文したラジオの電源が入りみんなその声を聞く

 

『…ザー…さて、本日始めて公務の場である園遊会に出席された、ロマーニャ公国第一公女、 マリア殿下からのお言葉です』

 

アナウンサーの人がそう言うと聞きなれた少女の声が聞こえた。

 

『昨日、ローマはネウロイの襲撃を受けました。しかし、そのネウロイは、小さなウィッチの活躍で撃退されたのです。その時、私はネウロイの攻撃で、危うく命を落としかけました。しかしそれを救ってくれたのは、ウィッチと変わらぬ年頃の小さな女の子でした。私が彼女にお礼をすると、彼女はこう言いました。「自分にできることをしただけ」と私は、ウィッチと彼女にとても大切なことを教わりました。この世界を守るには、一人一人ができることをすべきだと 私も、私にできることで、このロマーニャを守っていこうと思います ありがとう、私の大切なお友達。アイさんとフランチェスカ。ルッキーニ少尉』

 

「ええ~っ!?」

 

その演説の言葉にみんな驚く。さっきの演説、ルッキーニ本人に聞かせてやりたかったな・・・・するとサーニャがアイのほうを向き

 

「よかったねアイちゃん」

 

「?」

 

「新しいお友達ができて」

 

「…うん!」

 

サーニャの言葉にアイは嬉しそうに頷く。そして彼女の演説はまだ続いた。

 

『感謝を込めて、ささやかなお礼を、第501統合戦闘航空団に贈ります』

 

と、彼女の演説が終わった瞬間外でものすごい音とルッキーニの悲鳴が聞こえたみんなが外へ出てみると・・・

 

「お、重い・・・・」

 

と、ルッキーニが大量の物資が入った木箱に押しつぶされていたのだった。

 

「(…これでしばらくは食料に困らずに済むな)」

 

その後の夜ミーナさんが胃が痛いっと言って医務室に行ったのは別の話。因みにエミリアは美味しいコーヒーが飲めて喜んでいたが、スマホゲームをしている時に

 

「・・・・・やっぱりマリ〇がやりたいわ・・・・」

 

と、コーヒーを飲みながらつぶやいていたという

 

 


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