ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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OP「STRIKE WITCHES 2 〜笑顔の魔法〜」

ED「虹の音」


第62話「守護の翼」

一方、リーネが殿戦をしている間501のウィッチたちは全速力で大和のいる海域へと向かって行った。すると無線からミーナさんの声が聞こえた

 

『艦隊は進路を変更した模様。ネウロイから遠ざかっているわ』

 

「回避できたのか?いったいどうやって!?」

 

と、坂本さんがそう訊くと無線から決まづ層にミーナさんが

 

『それが・・・・・リーネさんが囮になってるみたいなの』

 

「えっ!?」

 

ミーナさんの言葉にペリーヌが驚きの声をあげる

 

「まずい!急ぐぞ!!」

 

そう言い坂本さんたちはさらに加速し全速力で宮藤のいる海域へと急ぐのであった。

 

 

 

 

一方その頃大和では・・・・・

 

「ネウロイとの距離約3海里。射程圏外へ出ます」

 

「そうか・・・・」

 

と、見張り員の言葉に杉田艦長はそう呟く。だがその顔は悲しい顔をしていた。

 

「大和を守るためとはいえ、ウィッチを一人残して戦線を離脱・・・・・・扶桑皇国軍人として・・・・心より恥じる」

 

杉田艦長はそう言うと見張り員の一人が声をあげる。

 

「っ!?・・・艦長!後部格納庫が開いています!!」

 

「なんだと!?」

 

と、杉田艦長は後部格納庫を見る。すると大和の後部格納庫が開いていてさらにその格納庫のエレベータが稼働しそしてそのエレベータに一人のウィッチが乗っていた。それは先ほどの深緑のユニットを履いた宮藤であった。

 

「待てて・・・リーネちゃん。今行くから!」

 

そう言い宮藤は大和のカタパルトに乗り。それを見た副館長と杉田艦長は

 

「あれは・・・・あの機体は試作型の!?」

 

「宮藤さん危険だ!その機体はまだ試験飛行が済んでいない!!」

 

杉田艦長がそう言う中、宮藤はそのユニットに魔法力を注ぐすると宮藤の体から大きな魔方陣が現れる。その魔方陣は大和を包み込むぐらいの巨大なものであった。

 

「発進っ!!」

 

そう言い宮藤は大和のカタパルトから発信しものすごいスピードで親友のいるあの海域へと向かったのであった

 

「リーネちゃん・・・・無事でいて」

 

 

 

 

一方、リーネは巨大型ネウロイにただひとり立ち向かっていたのだが、ネウロイの猛攻で次第に体力も消耗し押されて行っていた。

 

「(芳佳ちゃん達・・・・ちゃんと逃げられたかな・・・・)」

 

息を切らしながらもはや体力の限界が来ているリーネ。すると大型ネウロイが彼女の前に立ちはだかる。

 

「(どうしよう・・・・もう、シールドが・・・)」

 

魔法力もほとんどない。リーネがそう思ったその時大型ネウロイは彼女に向けて強力なビームを放つのだった。そしてリーネはシールドを出して防ぐのだが、あまりにも強力なためシールドは破られその衝撃でリーネは海へと真っ逆さまに落ち始める

 

「(芳佳ちゃん・・・・)」

 

リーネがそう思った瞬間。

 

「リーネちゃん!!」

 

そこへ新しいユニットを履いた宮藤が到着し、リーネを水面ギリギリのところで救い上げる。そしてリーネは宮藤の顔を見て

 

「よ、芳佳ちゃん・・・・?」

 

「リーネちゃん。遅れてごめんね。まだ飛べる?」

 

「うん・・・・・・」

 

宮藤はリーネが無事だということを確認すると少し安心した顔をする。すると先ほどのネウロイが彼女タッチの背後に現れ嘲笑うかのような声を出しそしてビームを放とうとする。すると宮藤は親友であるリーネを傷つけたことに怒りの顔をし

 

「よくも・・・・・よくもリーネちゃんをぉぉー!!!」

 

そう言い宮藤は大型ネウロイの攻撃を巨大なシールドで防ぎ、そして機関銃を手にネウロイへと突っ込む。そして宮藤はシールドを最小限にしネウロイの中へと突っ込み

 

「はあぁぁぁー!!!」

 

と宮藤はネウロイの中で機銃を撃ちまくる。そしてその弾丸の一発が大型ネウロイのコアに命中し、大型ネウロイは爆散し白い破片となって砕け散ったのだった。

 

「芳佳ちゃん!!」

 

と、リーネが宮藤に抱き着いた。

 

「リーネちゃん・・・」

 

「やったね芳佳ちゃん!また飛ぶことができたね!」

 

「うん!」

 

そう言い二人は再度抱き合って喜んだ。ちょうどその時援軍である501も到着した。

 

「あれは・・・・・ネウロイの破片か!?」

 

「ああ、ネウロイは消滅したようだ」

 

「少佐!二人は!?」

 

バルクホルンの問いに坂本さんが答えペリーヌが心配そうに訊くと

 

「大丈夫だ。二人とも無事だ」

 

と、そう答えペリーヌは安心した顔をする。すると坂本さんは魔眼であるものを見た

 

「ん?・・・・・・あれは震電!?完成していたのか!?」

 

と、宮藤の履いているストライカーを見てそう言うのであった。しばらくして大和は無事港に入港することができ、そして入港した後杉田艦長は宮藤とリーネにお礼を言った

 

「ありがとう宮藤さん。リーネさん。赤城に続いてこの大和まで救ってくれて・・・・」

 

「いいえ、当然のことをしただけですから」

 

「あ、あの杉田さん」

 

「ん?何だね?宮藤さん」

 

「あの・・私、さっきの戦闘で私を励ました人がいるんです。その人にお礼を言いたいのですが」

 

「ほう、誰かね?」

 

「名前はわからないんですけど。女の士官の人なんですけど」

 

宮藤は格納庫で自分を励ました女性士官のことを杉田艦長に訊いてみた。すると・・・

 

「女の士官?はて・・・・・大和にそんな人いたかな?・・・・ちょっと君」

 

と、杉田艦長は副官に話しかけた

 

「はい。」

 

「うちの戦艦大和に女性の士官はいるかね?」

 

「え?いいえ。ウィッチならともかく。大和はもちろんわが扶桑艦隊には一般の女性士官は乗っていませんが?」

 

「え?じゃ、じゃあ、あの女の人は一体・・・・」

 

と宮藤はその女性士官が存在しないことに驚く。じゃあ、あれは幻だったのか?それとも幽霊でも見たのか?しかし一つだけわかることがある。自分は再び空を飛び誰かを守れるっということを・・・・・

 

 

その夜501格納庫では、ミーナと坂本さんが話し合っていた。因みに疾風は今夜間哨戒でエイラと一緒に飛んでいてアイは今バルクホルンの部屋で寝ている。

 

「これが扶桑の新型機?」

 

「ああ、J7w1震電。一時は開発が頓挫したと聞いたが、宮藤博士の手紙のおかげで完成したそうだ」

 

「博士が?まるで宮藤さんの専用機みたいなものね。お手柄の二人は?」

 

「帰ってきてすぐに寝たよ。魔法力を限界までつかったんだ。無理もない」

 

そう言い二人は震電を再び見る

 

「でもすごいわね・・・・前のストライカーでは強くなりすぎた宮藤さんの魔法力を受け止めきれなかったてことでしょ?」

 

「ああ、やはり疾風の言った通り魔導エンジンの損傷を防ぐためリミッターが働いていたようだ」

 

「疾風さんって、妙にそう言うことの勘がいいわね・・・・・ある意味恐ろしいわ」

 

「それは私も思う。まあ、とにかくこの震電なら大丈夫だ。宮藤の力をフルに引き出せる」

 

「もう、ひよっこ卒業かしら?」

 

と、ミーナがそう言うと坂本さんは浮かない顔をするのであった。

 

「美緒?どうしたの?」

 

「え?ああ、ちょっとな。宮藤が話していた女性士官のことを考えていた」

 

「大和の格納庫で会ったっという人?杉田艦長は大和の乗組員に女性士官は存在しないって言っていたけど?」

 

「ああ、不思議な話だ・・・・・宮藤が言うにはその人は急にいなくなったそうだ」

 

と、そんな話がされていたのであった。そして宮藤はその頃、リーネと一緒に部屋で寝ていたのだった。

 

 




はい。今回は宮藤中心の話で疾風の出番はまったくありませんでした。さて・・・・宮藤があったあの女性士官は誰だったのでしょうか?
さて次回はペリーヌとアイちゃんの大冒険が始まります!次回もお楽しみに!!
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