ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~ 作:疾風海軍陸戦隊
ED「虹の音」
ここはガリアのとある場所、そこにいる住民たちはネウロイに破壊された街の復興作業をしていた。そんな中にはペリーヌもいた。今彼女は休暇を取ってガリアに戻り、街の復興を手伝っているのだ。
「もう少しで小学校も完成ですわね」
と、ペリーヌは作業をしながらそう言う。
「村の復興もかなり進んできましたわね」
ペリーヌは建物を見る。先ほどまで焼野原同然だったこの村も今ではいくつもの建物ができて、今ではネウロイに占領された面影は消えつつあった
「本当に良かった・・・・・」
安心した声でそう言うと小さい女の子が彼女のもとにやって来てぺりペリーヌの袖をクイクイと引っ張る
「ペリーヌお姉ちゃん」
「あら?どうしました?」
ペリーヌはその女の子の目線までしゃがんでそう言った
「うん。あのね友達が学校に来られないの」
「あら?どうしてですの?」
「こっちに来て」
「え?」
と、ペリーヌはその後その子についていく。そしてしばらく森を歩き広い場所に出ると
「あれ」
その子が指を指したところを見てペリーヌは深刻そうな顔をする。
「・・・・・橋が・・・」
「うん。だから友達が学校から来られないの・・・・」
そう、彼女が見たのは修復していた学校を繋ぐ石橋だった。しかもその石橋は崩れていて通れない状態だったのだ。ペリーヌはその壊れた橋を見て真剣なまなざしをするのであった。
あれから数日後、疾風たちは基地からネウロイの出現を聞いてその場に向かっていた。その間大きな橋を通るときペリーヌはその橋を見て複雑そうな顔をしていた。すると・・・
「ネウロイ発見!各自戦闘配置につけ!!」
『了解!』
と、坂本少佐の指示でネウロイの攻撃を躱しつつ各自戦闘態勢に入る。すると先ほどの中型ネウロイは急上昇し始める。
「な、なんて上昇力ですの!?」
ペリーヌがそう言い、そして上昇していくネウロイを宮藤とペリーヌが追いかけた。そして新型ユニット高高度迎撃ストライカーユニット震電を履いた宮藤が先にそのネウロイにたどり着き上空から機銃掃射する。するとネウロイはお返しとばかりにビームを出し宮藤はそれをシールドで防ぐ。するとそこへペリーヌも到着し
「宮藤さん!前に出すぎですよ!」
とそう言い彼女もブレン機関銃で攻撃する。すると先ほどのネウロイの一部が爆発した。宮藤やペリーヌが下を見るとそこには対戦車ライフルを持ったリーネがいた。そう今の爆発はリーネが対戦車ライフルで狙撃したからだ。
「やった!」
と、リーネは喜んでいうがネウロイは破壊されたところを修復させさっきのお返しというばかりに強力なビームを放つ。しかしリーネはそれを間一髪に避けてビームの直撃は免れたがそのビームはリーの後ろにあった橋のてっぺんあたりを掠るのであった。それを見たペリーヌが動揺した
「は、橋が!?」
「大丈夫、被害はわずかだ。陣形を崩すな!!次が来るぞ!」
坂本少佐がそう言いかけた時、ペリーヌは先ほどのネウロイをキッと睨みそのネウロイに向かって突撃する。
「ペリーヌ!?」
坂本少佐がそう叫ぶ中ペリーヌはネウロイに近づきそして照準を合わせて
「橋に!なんてことするんですのー!!」
と、怒りながらネウロイに向かって機銃を撃つ。そしてまたネウロイが爆発する。それを見た宮藤は
「ペリーヌさんすごい・・・」
「チャンスだ!全員攻撃!!」
『了解!!』
坂本少佐の言葉に全員が突撃をしネウロイを攻撃する。すると上空で
「うおぉー!!!」
「はぁぁー!!!」
上空から疾風とエミリアが急降下して機銃掃射しネウロイの装甲がはがれコアが見え始めた。それを魔眼で見た坂本さんが
「コアが見えた!」
と、そう言うのと同時に上空からペリーヌが急降下し
「よくも橋をー!!」
と、そう叫びながらコア目掛けて機銃を撃ち、一発の弾丸がコアに命中しネウロイは爆散し白い破片となった。息を切らしているペリーヌに宮藤やリーネがやってきて
「すごいですペリーヌさん!」
「やりましたね!」
とそう言う中、ペリーヌは破損した橋を見て浮かない顔をするのであった。
あれから夕方基地格納庫前で、ミーナさんや坂本さんがみんなに労いの声をかけていた
「みなさん。ごくろうさま!」
「全員よくやった。宮藤もだいぶ震電になれたようだな」
「はい!もっと訓練して完ぺきに使いこなしていきたいと思います!」
「よし!その意気だ・・・・・・・ペリーヌ!」
と、坂本さんはペリーヌに声をかけるがペリーヌはしたを向いてボーとしていた。
「ペリーヌ?」
「あ・・・はい」
「今日は大活躍だったな」
「はい・・・・・ありがとうございます」
尊敬する坂本さんに褒められているのにペリーヌは何か悩んだ顔をしそして坂本さんに頭を下げるとどこかへ行ってしまった。すると
「なんか変だ・・・・・」
「だね~」
と、シャーリーとルッキーニがそう言う
「ん?何がだシャーリー?」
「いや、だってさいつものペリーヌならさ・・・・」
俺がそう言うと、シマパフコンビが
「『あ~ら~少佐~そんなこと~ありますわ~!!』」
「『も~と~ほめてくださいまし~!!』」
「『わたくしは少佐の犬です~かわいがってくださいまし~』」
「「「とかさ!」」」
と、なぜかエミリアも混ざってそう言う。
「そ、そうかな・・・・?」
「あはは・・・・」
と三人の声真似に俺も含め苦笑してしまう
「おっ!そう言えばエミリアさっきのセリフそれっぽかったぞ。てか声真似上手いな」
「ふふ。こう見えてナチスの忘年会でやった声真似大会で優勝したこともあるのよ」
「じゃあさ じゃあさ~」
と、シャーリーは紙に何かを書いてエミリアに渡す
「このセリフ行って見てくれよ」
「いいわ。コホン『勝負どころじゃ・・・・狙うもんより狙われる者の方が強いけ!』…‥これでいいかしら?」
「おおー!!そっくり!!」
「あ、あの・・・シャーリーさん?その紙になにを書いたのなんですか?」
「ん?ああ、昔リベリオンにいた時、偶然に見た映画で扶桑のギャング映画を見たカールスラント人の少女のセリフ。なんかさエミリアが言うとに合いそうだなって思ってさ」
「そ、そうですか・・・・」
と、宮藤は苦笑し俺は先ほどのペリーヌのことを考えていた。そう言えばこの前ペリーヌは休暇でガリアに行ってたみたいだがもしかしてそこで何かあったのかな?そう考えつつ俺も自分の部屋に戻るのであった。
夜、ペリーヌは自分の部屋であるものを手にしていた。それはいつも彼女が愛用していたレイピアであった。
「我がクロステルマン家に代々伝えられていた家宝も今や残っているのはこのレイピアだけ・・・・でもこれを売れば、あの橋を作り直すためのお金の足しになるでしょうか?」
そう、ペリーヌはガリアの学校を繋ぐ橋を見てからのずっとそのことを考えていたのだった。確かにこのレイピアは年代物しかも貴族が使っていたとなるとかなりのお金になる。だがペリーヌにとってこのレイピアは命の次に大切なものであり亡くなった両親の形見でもあった。そしてペリーヌはそのレイピアに寄り添い
「お父様・・・・お母さま・・・・・わたくしは一体どうすればよいのでしょう?」
そう、つらそうに言うと・・・・・
「ペリーヌさん!!」
「ひゃあ!?」
宮藤が勢いよく笑顔で入って来た。いきなり入って来たのでペリーヌは慌ててレイピアをしまうのだがそこで生きよい良く戸棚に頭をぶつけてしまうのだった
「ぺ、ペリーヌさん!?」
と、宮藤は慌てて自分の頭をさするペリーヌの傍による
「だ、大丈夫ですか?」
「もう!なんですの!!大声で部屋に飛び込んでくるなんて!!」
と、ペリーヌが宮藤にそう言うと、宮藤は
「あ、あの・・・海」
「え?」
「明日、みんなんで海に行くんだって!」
「え?・・・・・・海?」
宮藤の言葉にペリーヌは首をかしげるのであった。一方、疾風の方は自室に来たエイラと一緒に愛娘であるアイとおしゃべりしていた。もちろん話の話題は明日の海についてだ
「明日は海だな」
「ソウダナ~、アイも一緒に行くだろ?」
「はい!お母さん!私楽しみです!」
エイラの言葉にアイは目をキラキラさせてそう言う。
「そう言えばアイ。海水は大丈夫なのか?ネウロイって確か海水とかが苦手じゃなかったけ?」
「はいお父さん。確かに私たちネウロイは海水などの塩水は苦手なのですが、人間体の時は体の組織も人間と似た形になるので海水とかは大丈夫なんです」
「そっか~それはよかった。」
「ん?なにがダ疾風?」
「それはあれだろ?アイの水着姿。この時の為にエイラ、いろいろとアイぐらいのサイズの水着とカメラ買ってたんだろ?」
「あれ?バレてた?まあ、そうなんだけどな。カメラはアイの他にサーニャも取る予定なんだけどな」
と二人も楽しそうに話す
「私、海の生き物とかいっぱい見てみたいです!魚とかイルカとかクジラとか!」
「アイ、くわしいナ~」
「はい!ペテルブルグの時、菅野お姉ちゃんの本を読んで覚えました!」
「そうか。そうか!いろんな魚とか見れるといいなアイ」
「ソウダナ」
二人は笑顔でそう言うとアイは頷き目を輝かせて
「はい!。それに私クジラさんにも乗ってみたいです!!」
と、アイがそう言うと・・・・
「「乗るのはちょっとムリダナ」」
二人は苦笑してそう言うのであった・・・・・
久しぶりに何とか投稿できました。後エミリアの言ったセリフなんですが元ネタは彼女の容姿モデルのセリフです。
次回もお楽しみに。