ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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OP「STRIKE WITCHES 2 〜笑顔の魔法〜」

ED「虹の音」


第67話「狙われた501?突然の来訪者」

あの海水浴から数日後、

 

「この前の海水浴楽しかったね。リーネちゃん」

 

「そうだね芳佳ちゃん」

 

と、宮藤とリーネはこの前の海水浴であった宝探しのことを話していた

 

「そう言えばあの洞窟で聞いたあの不気味な笑い声なんだったんだろう?」

 

「さあ、私にはわからないよ。シャーリーさんたちに訊いても笑って誤魔化されちゃったし。もしかしたら私たちがびくびくしながら歩いていたからきっと洞窟にあった波の音を笑い声と聞き間違えたんだと思うよ?」

 

「そっか。そうだね・・・・あれは波の音だったんだよね・・・・」

 

と、二人はあの不気味な笑い声が波の音が洞窟中に響き渡っていた時の音だと信じた。実際は酔っぱらった坂本さんの笑い声だということはこの時二人は知らない。いやこの先も知ることはないだろう。

そして談話室あたりにつこうした時、急に宮藤が立ち止まる

 

「あれ?」

 

「どうしたの芳佳ちゃん?」

 

「うん。あの部屋からピアノの音が・・・」

 

「ピアノの音?」

 

二人は耳を澄ますと確かに談話室からピアノの音が聞こえた。二人が談話室に入るとそこにはエミリアがピアノを弾いていたのであった。

 

「あ、あれ?エミリアさん?」

 

「ん?ああ、宮藤にリーネか?・・・・どうかしたのか?」

 

「あ、いえ。廊下を歩いている最中ピアノの音が聞こえたので・・・・で、何を弾いていたのですか?」

 

「え?ああ、この曲は我がナチス第4帝国の国歌である。『永久に讃えよ我が栄光』よ」

 

そう、エミリアが弾いていたのはナチス第4帝国の国歌『永久に讃えよ我が栄光』を弾いていたのだ。この曲のもと曲は某宇宙戦艦アニメの宿敵の国歌を当時日本アニメ特にその宇宙戦艦のファンだった新ナチス総統がナチス風にアレンジしたものだ。すると

 

「へ~そうなんですか他にはどんな曲があるんですか?」

 

「そうね・・・・・リクエストあるかしら?これでも戦前ピアノとかにかじったことあるから」

 

「そうだな~じゃあ、『仰げば尊し』をお願いしますか?」

 

「私は『Home! Sweet Home!(埴生の宿)』をお願いします」

 

「はいはい。わかったわ。じゃあ、まず宮藤のからね」

 

と、そう言い、エミリアは宮藤やリーネがリクエストした曲を弾くのであった。そしてその後。朝食の時間となりみんな食堂に集まって食事をするのだが・・・・・

 

「ん?何だこれは?」

 

「これってお饅頭ですか?でもお饅頭にしては大きいし・・・・」

 

「それにこのご飯、焼いてあるな?」

 

と、坂本少佐や宮藤たちが首を傾げる。みんなの前には卵のスープの他、見たこともない料理であった。

 

「なあ、エミリア。これはなんだ?カールスラント料理ではないな?」

 

と、バルクホルンが首をかしげていると疾風は

 

「エミリア。これって中華料理か?」

 

と、そう言うとエミリアが頷く。そう彼女が作ったのは卵スープに肉まん、そして炒飯など中華料理だった。

 

「中華・・・料理?」

 

と、中国の存在しない世界にいる501メンバーは首をかしげる。

 

「中華というと、前にエミリアや疾風の言っていたユーラシア大陸東にある中国という国家だったな。これはその料理なのか?」

 

「ええ、この世界では存在していないみたいだけど。さっ!冷める前に召し上がれ」

 

と、エミリアがそう言い、みんなエミリアの作った中華料理を食べる

 

「お、この焼いたライス美味しいな!」

 

「それにこのスープも扶桑や欧州と違って美味いですね」

 

「アイ。美味しいか?」

 

「はい!とっても美味しいです」

 

と、かなり好評だった。すると疾風は

 

「なあ、エミリア。この中華料理どこで習ったんだ?この味ほとんど本格級だぞ?もしかしてお前、中国に行ったことあるのか?」

 

「ええ、そうよ。こう見えて私、戦前で少しの間、中国に留学していたことがあったのよ。本当は日本が良かったんだけどうちの経済状況でね。でもいろんなものを見て来たわ。万里の長城でしょ?赤壁でしょ?兵馬俑でしょ?あ、それとジャッキー・チェンの映画舞台もいろいろ見て来たわ」

 

「ほう~ジャッキーのかいわゆる聖地巡礼ってやつだな」

 

「ええ、基本的ジャッキー映画好きだからね。『プロジェクト〇』とか?あ、でも冴羽亮のは正直きついっと思ったわ。あれはマジで無理があった」

 

「エミリア‥‥『シテ〇ーハ〇ター』のことは触れないでやれよ・・・・」

 

と、突っ込む疾風。そしてその後朝食も終わりみんな自由な時間を過ごしていた。すると、アイが何やら申告っというか悩んでいるような顔をしていた。

 

「ん?どうしたのアイちゃん?」

 

と、宮藤が気付くとみんなの視線がこっちに向く

 

「具合でも悪いのか?」

 

「アイ?どうかしたのカ?お腹が痛いのカ?」

 

と、エイラや疾風も心配そうに見て、バルクホルンにいたっては

 

「アイが病気だと!?すぐに病院…いや、ネウロイの病なんて私は知らない・・・・どうすればいいんだー!!」

 

「トゥルーデ、落ち着いて・・・・」

 

と、少し取り乱してたのをハルトマンがなだめる。するとアイは首を横に振り

 

「ううん・・・・どこも痛くない。ただちょっと気になってたことがあったから・・・・」

 

アイがそう言うとみんな安心したようにほっと胸をなでおろす

 

「気になることって何?アイちゃん?言ってみて?」

 

サーニャがそう言うとアイはみんなの顔を向けて

 

「うん。あのね・・・・子供ってどうやってできるのかなって?」

 

『え”っ!?』

 

と、アイのその一言で周りは一瞬にして時間が止まりそしてみんな固まってしまった(ルッキーニを除く)。大人が子供に訊かれて困る質問第1位にみんな言葉が詰まる。するとルッキーニも

 

「あ!それ、私も知りたい!!」

 

と、アイ同様に手をぶんぶん振ってそう言うと、ますますみんなどう答えていいか困ってしまう

 

「ちょ、ちょっとタイム!」

 

と、シャーリーがそう言いルッキーニやアイを除くメンバーが円陣を組んで小声で話し合う

 

「これは困ったことになったわね美緒」

 

「ん?正直に言ってはいけないのかミーナ?」

 

「いえるわけないでしょ!?」

 

「でも下手に言うといつかぼろが出るし・・・・・ねえ、トゥルーデ。あんたアイの伯母さんでしょ?何かいいアイデアはない?」

 

「すまないハルトマン。こればっかりはどうしようも・・・・・・そうだ疾風、エイラ。お前たちがアイに何か言ってやれ親だろ?」

 

「いや義姉さん。さすがにそれは・・・・・・エイラ頼む」

 

「ちょ、疾風!? わたしに丸投げするナヨ!?」

 

「い、いや…男の俺が説明するのは不味いだろ!?」

 

「そ、そうだけどさー……」

 

「ど、どうしようリーネちゃん。ペリーヌさん・・・」

 

「どうするって・・・・どうしましょう」

 

「あわわ・・・・・」

 

「・・・・眠い」

 

と、なかなかいい案が出ず、困っていた。本当の本気で501メンバーは危機に陥っていた。これならまだネウロイと戦っていた方がいいかもしれないと正直そんなことを思っていた。すると・・・・

 

「どうしたの?」

 

「うにゃ?」

 

と、アイとルッキーニが首をかしげている間、エミリアが円陣から離脱し。コホンと一咳して

 

「いや、二人とも。子供の作り方を知りたいんだよね?」

 

「「うん!」」

 

「なるほど。まず子供を作るには男と女が必要だ。それが揃ったらベットではだk・・・・・ムゴっムゴっ!?」

 

エミリアがそう言った瞬間シャーリーやバルクホルンに口を押えられた

 

「(お前!アイやルッキーニにナニ教えようとしているんだ!!)」

 

「(ん?だから子供の作り方をだな・・・・)」

 

「(少しは言葉を考えろ!それとアイに変な事教えようとするんじゃないそれでもカールスラント人か!下手すると放送禁止になるぞ!!)」

 

「(いや、だから私ドイツ人だってば!!)」

 

「(問答無用!エミリア!お貴様は退場だ!!)」

 

と、エミリアはバルクホルンとシャーリーに引っ張り出されて三人は退場した。二人のおかげでエミリアの飛んでも発言は回避することができた。しかし・・・

 

「あれ?シャーリー行っちゃった?」

 

「うん。・・・・・で。お父さん。お母さん。子供ってどうやって作るの?」

 

結局振出しに戻ってしまった。するとミーナさんが

 

「ふ、二人とも?そのことなんだけどね。まだ二人には早いことなのよ。だから知らなくていいのよ?」

 

「え~」

 

「え?でも・・・・・」

 

と、ルッキーニやアイがそう言う中、サーニャはアイの目線ぐらいまでしゃがみ

 

「あのね・・・今は説明するのがとても難しいの。アイちゃんが大人になったらいずれわかることだから今日は納得してもらえる?」

 

「そうなの?お父さん?お母さん?」

 

「え”!?ああ、そうなんダヨ。アイにはまだ早いんだからナ。大人になればわかるから」

 

「そうだぞアイ。だから質問に答えられなくて悪いけど今日はそれで納得してくれ」

 

と、言われてアイは何とか納得してくれたが、るきーにはまだ納得できないらしくしつこく聞いたのだがミーナさんの怖い笑みで何とか納得してくれたのであった。

そして少しがっかりしたルッキーニだが、何か気を取り直すようにポケットから何かを取り出してそれを食べる。

 

「ん?ルッキーニ何を食べているんだ?」

 

と、いつの間にか戻って来たシャーリーやバルクホルンいてシャーリーがルッキーニに訊く

 

「あれ?義姉さん。エミリアは?」

 

「あいつは幼い二人に変な事教えようとしたから縄で縛って部屋に閉じ込めた」

 

と、バルクホルンがそう言うと、シャーリーに訊かれたルッキーニは

 

「ん?おかし食べてるの♪変わった味でとても美味しいよ。あ!シャーリー!シャーリーも食べてみる?」

 

ルッキーニの勧めでシャーリーはルッキーニの食べているお菓子をつまむ。それは虹色のしたカラフルなキャンディーのようなものだった。

 

「ん?どれどれ・・・・・・おっ!?美味いなこれ」

 

「私にも少し頂戴」

 

「うん。いいよ~」

 

とハルトマンもそれを食べると・・・・

 

「おっ!?ほんとだ美味しい!」

 

ハルトマンも気に入ったようだ。すると

 

「あれ?」

 

「ん?どうしたんだサーニャ?」

 

エイラがサーニャに訊くと急にサーニャの固有魔法である魔導針が反応する

 

「なんだか、そのお菓子・・・・・ネウロイと同じ反応がする・・・・・」

 

「なんですって!?」

 

「っ!?ルッキーニ。食べるのを止めて、その菓子をこっちに渡せ!」

 

「うにゃ?い、いいよ」

 

坂本さんはそう言うとそのお菓子をルッキーニから受け取り坂本さんは眼帯を取って調べる。もしかしたらこの前のように虫型ネウロイがいるかもしれないからだ

 

「コアはなさそうだな・・・・ルッキーニ。それはどこで手に入れたんだ?」

 

と、坂本さんはルッキーニにそう訊くとルッキーニはうーんとうなりながら

 

「あのね。これもらったんだよ?」

 

「もらった誰にだ?」

 

疾風がそう訊くと、

 

「えっとね。週に一回にだけどね。知らない女の人が基地の格納庫に来てね。お菓子を売ってくれるの」

 

ルッキーニは思い出しながらそう言う

 

「知らない女の人?それはいつ来るんだ?」

 

「えっとね・・・・確か今日の12時くらいだよ」

 

「12時って言うとあと4分後だナ」

 

「とにかくその格納庫に行って見よう」

 

と、501メンバーはルッキーニの言っていた格納庫に向かうのであった。そしてしばらくしてみんな格納庫につく

 

「ここねルッキーニさんの言っていたのって・・・・」

 

と、ミーナさんがそう言うと何者かの足音が聞こえ

 

「お待たせしました~♪毎度ごひいきにされてますの菓子屋で~す!!」

 

と、女性の明るい声が聞こえみんな振り返るとそこには髪の長い女性がいた。

 

「動くなっ!!」

 

「貴様!何者だ!!」

 

すると坂本少佐は刀をバルクホルンは拳銃を向けた

 

「何って?ただのお菓子売りですが?ここには子供のウィッチがいるっと聞いたのでお菓子買ってくれるかと思ってきたのですが?」

 

と女性は首をかしげて言うがバルクホルンはルッキーニからとったお菓子を彼女の前に突きつけ

 

「ではなんでこのお菓子にネウロイの反応がした!!

 

「ああ・・・・それはですね」

 

と、彼女が言おうといた時、後ろにいた疾風とエイラが

 

「っ!?お前は!!」

 

「なんでおまえがいんだヨ!?」

 

と驚きの声をあげていた。

 

「ん?疾風こいつを知っているのか?」

 

と坂本少佐がそう訊くと

 

「ああ、ペテルブルグでな・・・・・・・」

 

「久しぶりでございますね疾風大尉とその妻のエイラ中尉。ペテルブルグ以来ですね・・・」

 

と、その女性はふふふと疾風にそう言うと

 

「・・・・・・なんで、お前がここにいる・・・・・・・・・・ジブリール」

 

 

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