私は劇場内の騒がしさに目を覚ました。
はぁ。
まだ出勤時間の9時までは程遠いのに何故こんなにドタバタしているのだろうか。
「あぁ、昨日ちょっと飲みすぎて頭痛い…………。まだ仕事まで時間あるし、もう一眠り……ふぁ……しようかな。」
そうなことを考え、特に気にもとめることなく私は僅かな肌寒さを感じながらベッドの上で布団を被り直した。
────────
「あ、危なかったクマ……。もう少しで起きちゃうところだったクマよ。」
「おい、もう少し静かに行動できないのか?バレたら計画が台無しだぞ?」
「分かってるにゃ!この付近から必要なものはあらかた回収し終わったにゃ!てことで………………全軍撤退にゃ〜♪」
「「「了解!」」」
────────
────────
夕刻。
時計の針がちょうど17時を指し示し、劇場一帯に定時のチャイムが鳴り響くのとほぼ同時のタイミング。
私は仕事部屋のデスク上に持っていたペンを転がした。
ついでにサインを書き終わった書類をボックスの中に移し、座った状態で真上に大きく伸びをする。
「んん〜……終わった。」
本日分のシーンを撮影し終え、資材やら休暇申請などの処理を行っているうちにいつの間にか真上でギラギラしていた太陽も西に傾いていたようだ。
と言ってもまだまだ沈む気配は見せていないが。
そうだ、明日撮影分のカットの確認でもしておこうか。
そう考えて台本を手に取った瞬間、特大の眠気が襲ってきた。
やばい、昨日徹夜したのが響いてる…………。
あ、これは無理…………。
抵抗も虚しく私の意識は睡魔によって支配されてしまった。
────────────
────────
────
…………め!
ん?
……………………め!起きるクマ!
何よ人がせっかく安眠してる時n…………
「姫!起きるクマ!もう7時回ってるクマよ!こんなデスクに突っ伏して寝ると腰痛めるクマ!」
「わあっ!?」
ガタン。
勢いよく揺すられたおかげで飛び起きるのと同時に椅子ごと後ろにひっくり返った。
「いったた…………。なによもう……って、球磨?」
倒れた拍子にぶつけた後頭部をさすりながらデスクを支えにして起き上がる。
そこには明るめなブラウンの髪を腰付近まで伸ばし、脳天から長めのアホ毛がぴょこんと飛び出した巡洋艦娘、球磨が腰に手を当てながらため息をついていた。
「……なんでそうなるクマ。」
「び、びっくりしただけよ!」
「そういうことにしておくクマ。にしても、こんな所で寝てたらさっきも言ったけど腰を痛めるクマ。ついでに風邪もひくクマよ。」
「ついでなのね。」
「何とかは風邪ひかないって言うクマ。」
「へぇ、いい度胸じゃない球磨?」
「冗談クマよ。」
「はぁ、まぁいいわ。今日は疲れたからもう布団に入ろうかな〜。球磨も劇場に残るのはいいけど、戸締りとかちゃんとしてよね。」
「わかってるクマ。っと、そうそう忘れるところだったクマ。寝る前にご飯食べに行きたいクマ。球磨も今日は疲れたからお腹ペコペコなんだクマ。」
「眠い、却下。」
「そんなこと言わずに♪ほらほら行くクマよ♪」
「あ!ちょっと押さないで……って、歩けるわよ!もう!わかった、行くわよ行く!行けばいいんでしょ?」
「さすが姫だクマ♪」
「調子いいんだから。でも…………この時間…………」
「いいからいいから♪」
「??」
と、こんな成り行きで球磨のご飯に付き合うことになった。
大食堂。
日も落ちて暗くそして閑散とした大食堂の扉をゆっくりと押し開けた。
キィ……という扉が僅かに軋む音が多すぎるキャストを収容するために広大に設計された部屋の中に響き渡る。
その窓からは雲の隙間から除く月明かりが入り込んでおり、これはこれで幻想的な空間が出来上がっていた。
しかし、案の定。
「やっぱり。この時間じゃ食堂なんて誰もいないわよ。ほか行きましょ?」
腰に手を当てながらため息をひとつ。
それもそうだ。
食堂のボス……もとい凰翔は今日は用事があるからって定時で食堂を閉めるって言ってたし。
「そうみたいクマね。」
「どうするのよ?この近くって言うと…………ファミレスくらいしかないわよ?」
「いや、ファミレスは勘弁クマ。仕方ないクマ。球磨が何か作るクマ。」
「え?あんた料理できたの?」
「人並みには出来るクマよ。ちょっと待ってるクマ。」
そんなことを言いつつ、球磨が食堂の厨房に入っていった。
私のいる席の付近の照明だけが付けられた食堂内にさらに厨房の明るさがプラスされる。
カチャカチャと器具が擦れる音と数回扉の開閉音が響いた後、包丁が奏でる軽快なリズムが鳴り響き、最後にはジュワーというフライパンで何かを炒めているようななんとも食欲が湧いてくる音が食堂内こだました。
はぁ……いい匂い♪
そのいい匂いにつられてボーッとしていると、パチンという音を残して厨房の電気が消え一気に光度が下がった。
その厨房から両手に出来たてのチャーハンを持った球磨がトコトコ戻ってくる。
「ほら、できたクマ。凰翔さんみたいにレパートリーは少ないけど、これでも妹達からは美味しいって評判なんだクマ♪」
目の前に置かれた出来たてチャーハンにゴクリと喉を鳴らす。
実はここ数日、脚本のセリフ修正やキャストの配役、撮影準備や大道具製作の支援、ついでに一応鎮守府としての機能も有している劇団の資材管理や
そのせいで昨日はアルコールに身を投じたわけなのだが。
「た、食べていい?」
「この状態でダメって言うほど球磨は鬼じゃないクマよ。」
「い、いただきます!」
「どうぞクマ…………はむ。……んむ、今日のは会心の出来クマ♪」
そんな球磨を横目に出されたチャーハンにスプーンをゆっくりと差し込む。
すくい上げるのと同時に立ち上る熱々の湯気、口元から流れるヨダレを辛うじて抑えながらそのまま口元へ運ぶ。
そして、1口。
スプーンに乗せたぶんのチャーハンを口の中へ。
その瞬間に広がるバターの風味とご飯の食感。
卵と刻んだネギのみというシンプル故にごまかしのきかない食材を絶妙なバランスで組み込み、不足している部分は塩と胡椒でしっかりと補うことで、食材どうしが完璧にマッチしあっていた。
あぁ、私は幸せ者だなぁ……。
「はむ…………姫?味の方はどう…………って!ど、どうしたんだクマ!?な、泣くことないクマ!もしかして…………美味しくなかったクマ?」
「いや……グス…………違うの。……違うのよ…………美味しいわ♪とっても…………グス……、美味しくて、そしたら、なんか、嬉しくなって、……さ、そしたら、胸がいっぱいになって……。」
「はぁ、まったく。料理ひとつで泣かれたらびっくりするクマよ。」
「いいじゃない、別に。」
「別にいいけど、こんなので泣いてたらこの後持たないクマよ?」
「この後?」
「そうクマ。実は今日、いつも頑張ってる姫のためにプレゼントを用意してるんだクマ♪」
「?」
「ま、実際に見る方が早いかもしれないクマね。ちょっと待つクマ。」
そう言うと球磨は右腕で頬杖をつきながら反対の左手で制服のポケットから小型手のひらサイズの四角いスイッチのようなものを取り出した。
「なにこれ?これがプレゼント?ただのスイッチじゃない。」
「いいから押してみるクマ。」
「?」
私は差し出されたスイッチを裏返したりデコピンしたりしてから、恐る恐るボタンに人差し指をかけた。
その瞬間。
「あぁ!もう焦れったいクマね!こんなものなんにも考えずにポチッと押せばいいんだクマ!」
球磨にボタンにかけた指ごとポチッと押されてしまった。
「あぁ!押しちゃった……。自爆スイッチの類だったらどうしてくれるのよ!」
「そんな危ないものわざわざ渡したりしないクマ!」
そう大声でやり取りをしている隙に異変は起こっていた。
"3"
不意に食堂内のスピーカーから流れ始めたカウントダウンの数字。
「へ?なにこれ!や、やっぱり自爆スイッチ!」
「落ち着くクマ!」
「これが落ち着いていられるか!」
"2"
「は、早く逃げるわよ!」
「うるさいクマ!少しはじっとしてるクマ!」
「なんでよ!」
私は球磨に羽交い締めに拘束されたまま足をばたつかせた。
"1"
「謀反なの!?そうなのね!私が撮影厳しいから?」
「違うクマ!だからいい加減落ち着くクマ!!」
「だからこんなの落ち着いていられるわけ…………」
"0"
私の抵抗も虚しく、カウントは無常にも0を告げてしまった。
もう終わり!
そう思って咄嗟にキュッと目を瞑ったその刹那。
「「「「「Happy Birthday!姫!!!」」」」」
聞こえてきたのは終焉を告げるカウントダウンでも、爆弾による爆発音でもなく、軽快な音を響かせたパーティ用のクラッカーの音。
その硝煙の匂いが消えないうちに「Happy Birthday」という単語とともに閑散としていた食堂内に響き渡る騒がしい声の数々。
最小限にとどめていた食堂内のあかりも一瞬にして全てともった。
「へ?あ?え?球磨?」
唐突の出来事すぎて脳の理解が追いつかない私。
「ま、そんなことじゃないかと思っていたけど、やっぱり忘れていたクマね。」
「どういうこと?」
「さっきの掛け声聞かなかったクマ?」
「あ…………。」
「今年も去年に引き続きサプライズ形式にしてみたクマ♪」
唖然とする私を差し置いて球磨はしてやったりとでも言いたそうな顔をしながら、私の向かいでニヤニヤしていた。
「誕生日……だ。」
まさに言葉が出ないというのはこの事のようだ。
私はこみ上げる涙によって喋れなくなる前に何とか言葉を絞り出した。
「あ、ありがと…………。」
「どういたしまして♪クマ♪さて、それじゃ、去年みたいにみんなからの祝福の波に飲まれてくるといいクマ♪料理も色々用意してあるクマ。」
「ふふふ、そうする……わね♪」
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【注】
※ここから台本形式になります。キャラが多いので誰が喋っているか区別するためだけなのでご了承ください。
※同名艦の区別は艦これ(K)、戦艦少女(S)で分けています。
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第1陣 本編メインキャスト
〈球磨型(K)、提督's、金剛(K)、ビスマルク(S)、コロラド(S)、???〉
球磨「さて、今回の誕生日パーティ、前回は多摩が主催だったけど、今回は球磨姉ちゃんが主催だクマ♪存分に楽しむといいクマ♪ムフフ♪」
姫「うん。ありがとう♪」
多摩「む、なんか去年と反応が違うにゃ。」
姫「そんなことないわよ。去年も嬉しかったわ。」
多摩「ならよかったのにゃ。」
金剛(K)「ヤキモチなんて多摩さんにしては珍しいネ。」
多摩「う、うるさいのにゃ!//」
姫「うわ、多摩顔真っ赤w」
多摩「〜〜〜////」
球磨「……これ以上はオーバーヒートするから、ストップして欲しいクマ。」
金剛(K)「それもそうデスネ。では改めて!Happy Birthday!姫。今日この日のことを金剛の名にかけて祝福しマース♪」
姫「こんなことに自分の名前かけないで。」
金剛(K)「ノンノン。こういう事だからこそかける意味があるんデスヨ♪」
姫「そういうものかしら。」
金剛(K)「そういうことネ。」
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北上(K)「姫〜。誕生日おめでとう〜。」
大井(K)「おめでとうございます。」
木曾「おめでとう。」
姫「うん♪北上も大井も木曾もありがと♪見せ場のカット撮ってあるのになかなか投稿出来なくてごめんね。」
北上「大丈夫だよ〜。姫が忙しいのも知ってるからさ。」
大井「北上さんの言う通り、無理して体壊したりしないでくださいね。」
木曾「そのへんは心配ないだろ。何とかは風邪ひかないって…………」
姫「木曾?何か言った?(ニッゴリ)」
木曾「…………いや、なんでも?」
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ビス(S)「姫、去年に引き続き。Alles gute zum geburtstag。」
コロ(S)「Happy Birthday。」
?「誕生日おめでとう〜♪姫。」
姫「うん♪ありがとう。そういや「?」はやっぱりその衣装なのね。別にこういう時くらい素の状態で来たら?雅ちゃん。」
姫「そうかなぁ?」
ビス(S)「雅は演技力がありすぎて素の状態とのギャップがありすぎるだけだ。」
コロ(S)「私とのカットだって、あれ、しっかり首握ってましたし。背中をワイヤーで吊って無ければ今頃私ここにいませんよ?」
姫「雅ちゃん、やりすぎはダメだからね?」
ビス(S)「そういや、雅はなんでいつも
姫「それ私も気になってた。」
コロ(S)「徹底してますね。」
姫「だってさ二人とも。聞いた?」
ビス(S)・コロ(S)「…………。」
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真昼「姫ちゃ〜ん。お誕生日おめでとう〜。」
朔夜「誕生日おめでとう。なんというか、やっぱり面と向かっては恥ずかしい。」
真昼「ウヒッ、なによ朔夜。そのうぶな反応www」
姫「あんたでもそんな顔するのね。」
朔夜「大きなお世話だ。タダでさえ学生時代からの腐れ縁と一緒に仕事してるってのに。やりずらいったらねぇぜ。」
真昼「ちょっとそれどういうこと?」
姫「あぁ、確かに二人とも同じ大学出身だっけ?」
朔夜「ついでに学科までな。」
真昼「部活もね。(`・ v ・´)vブイッ」
朔夜「お前は少し引っ込んでろ。」
姫「仲良いじゃない。そういう友達は大切にしなさいよ?私なんて…………。」
真昼「…………。」
朔夜「…………悪い。」
姫「いいのよもう。」
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第2陣 戦艦系
〈金剛(S)、金剛型(K・S)、メリーランド、ウェストバージニア、レナウン級〉
金剛(S)「だから納得いかない!同じ金剛なのになんでアイツはメインで私はサブなの!納得いかない!!」
比叡(S)「姉さん落ち着いて。」
比叡(K)「(前もこんなようなこと思ったけど、同名艦でも個性って出るんだな〜。)あ、失礼しました姫。お誕生日おめでとうございます。」
榛名(K)「おめでとうございます姫様。」
榛名(S)「おめでとうございます。そして、姉さんが色々と無礼を働いているようで申し訳ありません。」
姫「別にいいわよ。そのくらいじゃないとあの役は務まらないのよ。」
榛名(K)「わぁ。なんだか榛名よりしっかりしてます。」
榛名(S)「あなたがしっかりし無さすぎなんです。はぁ。同じ金剛型としてもっとピシッとしてもらいたいものですね…………って、金剛姉さん!食べ方をもっと綺麗にしてください!まったく!比叡(S)が見ていながら何をしているんですか!」
金剛(S)「うげ、榛名。」
比叡(S)「あうっ……、ごめん、榛名ちゃん。」
比叡(K)「(打たれ弱い!?)」
霧島(S)「あぁ、よしよし。比叡姉さんもそんなに落ち込まない落ち込まない。」
比叡(S)「うぅ、きりしまぁ〜。」
姫「はぁ、なんで金剛型ってこうも性格がバラバラなのかしら。もう少しまとまりを持った方がいいと思うのよね、私は。」
霧島(K)「いいじゃないですか。私は好きですよ?こういうの。」
姫「マイクチェックの霧島と、マイクチェックじゃない霧島。」
霧島(S)「姫〜呼んだ〜?」
霧島(K)「で、私の同名艦が
霧島(S)「これとは酷いなぁ!私だって君と同じ誇り高き金剛型四番艦様なんだからね!エッヘン。」
姫「(霧島(K)何か反応してやりなさいよ。)」
霧島(K)「(それ私に振ります!?)」
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メリー「お姫ちゃ〜ん!」
ウェスト「姫ちゃ〜ん!」
メリー・ウェスト「誕生日おめでとう〜♪」ガバッ
姫「あうっ!?むぐっ!?んん〜〜んん〜〜……っぷはぁ!いきなり飛びついてこないでよ!びっくりするじゃない!」
メリー「いいじゃんいいじゃん!スキンシップだよ。」
ウェスト「そうそう。」
姫「う〜〜むぐぐ…………戦艦の腕力は強すぎるんだから加減しなさい加減を!レナウンもレパルスも笑ってないで助けて!」
レナウン「はぁ、まったくこの姉妹は世話の焼けますね。ほら、メリー、ウェスト、姫も苦しそうにしてるのでそのへんで。」
レパルス「コロラドにメインの座を奪われたからってそんな躍起にならなくてもよろしいのに。」
メリー「うぐっ……。」
ウェスト「ギクッ……。」
レパルス「図星って顔ですね。」
メリー「だって、ずるいじゃない!同じコロラド級なのにさ!」
ウェスト「私達だって頑張ってるのに!」
姫「いやでも、メリーは立場的にいい役じゃない。一番いい見せ場を作れる立ち位置じゃん。ウェストは………………。」
ウェスト「私は?」
姫「………………。レナウンもレパルスもそのメイドドレスが板についてきたわよね〜。」
ウェスト「あぁ!誤魔化した!」
レナウン「メイドドレス。機能美に溢れていますし。」
レパルス「着心地もいいです。これで艤装も使えるとなると一石二鳥とはまさにって感じです。」
姫「なら良かったわ。」
ウェスト「無視しないでー!」
------------------
第3陣 空母系
〈赤城(K)、加賀(K)、飛龍(K)、蒼龍(K)、大鳳(K)、レキシントン級(S)〉
大鳳(K)「姫さん。去年共々お誕生日おめでとうございます。」
姫「うん。ありがと、大鳳(K)。」
サラ(S)「堅い!堅いよ大鳳(K)!」
大鳳(K)「へ?サラトガ(S)、さん?」
サラ(S)「お堅すぎ!もっとリラックスしてって去年も言ったでしょ?また、弱点の格納庫でも責められたいの?」
大鳳(K)「い、いや、あれは勘弁してください。」
サラ(S)「だったらほら、もっと砕いて砕いて。去年やり方教えたじゃん!」
姫「大鳳(K)〜、無理しないでね〜。」
大鳳(K)「はぁ、もっと砕いて………………よし!すぅー、はぁー。」
姫「大鳳(K)?」
٭•。❁。.*・゚゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*.゚・*.❁。.*・٭•。
大鳳(K)「姫。あ、あの、誕生日おめでとう////。……か、勘違いしないでよね!//別にあ、あなたのために祝ってるわけじゃ、ないんだから!!////」
٭•。❁。.*・゚゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*.゚・*.❁。.*・٭•。
姫・サラ(S)「ぐはぁっ…………。(吐血)」
大鳳(K)「え?あ、あれ?なにか違いましたか?」
姫「いや………………。」
姫・サラ(S)「グッジョブ( ¯−¯ )b✧」
大鳳(K)「はぁ。」
レキ(S)「何か違うような気もしますけど。姫さんが楽しそうでなによりです。」
------------------
赤城(K)「…………(パクパク!)」
飛龍(K)「…………。」
加賀(K)「…………(モグモグ!)」
蒼龍(K)「…………あの、御二方?」
赤城・加賀(K)「………………(ガツガツ!!)」
姫「…………。飛龍(K)、蒼龍(K)そっとしておいてあげなさい。」
飛龍(K)「……そうします。それでは気を改めて。」
蒼龍(K)「そうだね。」
飛龍・蒼龍(K)「お誕生日おめでとうございま〜す♪」
姫「うん、ありがと♪」
飛龍(K)「いやぁ、1年って早いね〜w ついこの間パーティしたと思ったらもう1歳歳とったんでしょ?」
蒼龍(K)「飛龍(K)、もう少しデリカシー持った方がいいよ。」
姫「いいのよもう。でも、確かに早いわね〜。あなた達4人を真昼が説教するシーンの撮影したのがもう1年以上も前なのね。」
飛龍(K)「……、あれは完全にとばっちりのやつじゃん。」
蒼龍(K)「確かに断りきれずにやっちゃったって設定だったけどさ。真昼ちゃんああいう演技の時の迫力ってすごいよね〜。あの時本気でビビっちゃったもん。」
飛龍(K)「ね〜w」
姫「こういうのも時間が経てば笑い話になるのね。時間って素晴らしいわ。」
飛龍(K)「なに?お年寄りみたいな事言っちゃってさw」
蒼龍(K)「まだまだこれからでしょ?ね?姫ちゃん♪」
姫「…………ふふ、そうね。」
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第4陣 巡洋艦系
〈高雄型(K・S)、プリンツ・オイゲン(S)、天龍型(K・S)、夕張(K・S)〉
夕張(K)「姫さ〜ん。去年に引き続き……」
夕張(S)「お誕生日……」
夕張(K・S)「おめでとうございま〜す♪」
姫「ありがと、二人とも。去年の花火すごく綺麗だったわ。」
夕張(K)「それは嬉しいです。あれは
姫「あら、そうなの?ありがと♪」
夕張(S)「いえいえ、私は大したことなんてしてないですよ。最後にちょっとだけ雰囲気を付けただけです。最高のパーティになったのは得てして姫の人徳のおかげですよ。」
夕張(K)「謙虚だなぁ〜。こういう時くらいもっと素直に受け止めたらいいのに。」
夕張(S)「そうしたいのはやまやまなんですけど…………なんか、恥ずかしくって//」
プリンツ(S)「そうそう、夕張(S)さんも装備作ってる時くらい堂々としなくちゃ。」
夕張(S)「プリンツ(S)さん。」
姫「それはブーメランってモノよプリンツ(S)。」
プリンツ(S)「あはは、そうかもね。」
------------------
天龍(K)「よし!やっと俺達の順番だな!この天龍(K)様が祝いに来てやったぜ!」
龍田(K)「あらあら、天龍(K)ちゃんったら。ふふふ。」
天龍(S)「…………//」
龍田(S)「…………//」
姫「(なによこの温度差は。)あぁ、天龍(K)?あなたはもう少しおしとやかに出来ないの?同名艦の娘が困っちゃってるじゃない。」
天龍(K)「ん?なんだよ情けねぇな。俺達は巡洋艦「天龍」なんだからもっと胸張っていいんだぜ?なんたって、世界水準軽く超えてるんだからな〜。ハハハ。」
姫「遠征要因(ボソッ)」
天龍(K)「うぐ…………。」
姫「天龍幼稚園(ボソッ)」
天龍(K)「…………、だぁ!!分かってるよそんなこと!俺には遠征でガキのお守りがお似合いだってことはな!けどよ!もう少し海域任務の出撃増やしてもらってもいいんじゃねぇか?って思うんだよ俺は!もっとガキのお守りとか、輸送任務とかそんなんじゃなくてさ!」
天龍(S)「それは……聞き捨てなりませんね!!」
龍田(K)「(あらあら。)」
龍田(S)「(姉さん?)」
天龍(S)「遠征だって立派な任務です!遠征部隊はむしろ鎮守府の影の立役者と言っても過言ではないほど重要な仕事です!それを軽んじるような発言はたとえあなたが私の同名艦だとしても、許せません!」
姫「(珍しい。滅多な事じゃ怒らない天龍(S)がキレた。)」
天龍(K)「お、おう、…………わ、悪い。」
天龍(S)「分かればいいんです。分かれば。」
姫・天龍(K)「(うわ、こっわ!)」
------------------
愛宕(S)「姫!ちょっと匿ってちょうだい!!」
姫「は!?へ?愛宕(S)!?いや、ちょっといきなりテーブルの下…………ひゃん!?//か、髪が擦れて…………あ……ふ//……んん〜〜〜////」
愛宕(S)「(ごめん姫!もう少し我慢して!)」
姫「我慢って言ったって//…………///じゃあ、あまり動かない……でっ!?///」
愛宕(S)「(変な声出さないで!)」
姫「(誰のせいだと思ってるのよ!)」
愛宕(S)「(知らないわよそんな……………………。)」
姫「(愛宕(S)?)」
摩耶(K)「こっちか!くそ!どこ行きやがった!おい!そっちにいたか?」
摩耶(S)「いいえ、こっちにもいなかったですわ!まったく姉さんにも困ったものですわね。」
姫「二人とも……誰か探してるの?」
摩耶(K)「あぁ、姫か。いや、
摩耶(S)「去年のアレ面白かったからもう一回見たくてw」
姫「そういう……ことね//」
摩耶(K)「なぁ姫?どっかで見かけなかったか?」
姫「愛宕(S)ね〜、そう言えば、さっきこっそり食堂から出ていったけど、それ、あなた達が原因だったn…………」
摩耶(S)「外!まさか、先手を打たれてしまいましたわ!どうしますの?」
摩耶(K)「決まってるだろ?追いかけるんだよ!」
姫「…………………………今、二人とも出ていったわよ。いい加減我慢も限界だから出て来てくれる?」
愛宕(S)「…………はぁ、今日は姫の誕生日だと言うのにどうしてこんな目に……。」
姫「愛されてる証拠じゃないの?」
愛宕(S)「本当にそう思う?」
姫「…………ごめん。」
愛宕(S)「まぁ、いいわよ。高雄は二人とも昼間のうちに料理の仕込みをしていたし、鳥海も二人揃って高雄に付き添ってるから。私が高雄型を代表してお祝いしてあげる。おめでとう。」
姫「ありがと。」
愛宕(S)「どういたしまして。さてと、お祝いもしたことだし、私はもう少し逃げ回るのとしようかしら。それじゃあね。」
姫「えぇ、捕まらないようにね〜…………………………あ、南無。」
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第5陣 駆逐艦系
〈暁型(S・K)、陽炎(K)、不知火(K)、朝潮(K)〉
陽炎(K)「姫ちゃん!またまたお誕生日だね〜。おめでとう〜。」
不知火(K)「おめでとうございます。まだ私たちは本編では一言も喋ってないですけど。」
朝潮「気にしたら負けだと思いますよ不知火さん。」
姫「朝潮の言う通り。日常編で出てるからいいのよ。それに、駆逐艦の中では1番無茶振りぶん投げた3人だし。」
陽炎(K)「別にもういいよその事はさ。鬼姫ちゃん。」
姫「ちょっ!」
不知火(K)「悪魔姫。」
姫「あなた達……」
朝潮「鬼畜姫さん。」
姫「…………私はとても悲しいわ。そんな娘に育てた覚えはないわよ?」
陽炎(K)「冗談だって。」
不知火(K)「あの時
朝潮「あれは凄かったですよね?綺麗に引っかかってくれましたしw」
姫「嫌味にしか聞こえないのは気の所為?」
朝潮「気のせいかと。」
姫「はぁ、まあいいわ。恐らくこれからあなた達3人には頑張ってもらわなきゃ行けなくなるかもしれないから。よろしくね。できるだけ無茶ぶりはしないようにするわ。」
陽炎(K)「…………前言撤回。やっぱり鬼姫だわ。」
姫「ちょおっ!?」
不知火(K)「悪魔姫。」
姫「あなた達……」
朝潮「鬼畜姫さん。」
姫「いいわよもう!なんとでも言いなさい!この作品をいいものにするためにはあなた達の力が必要なのは事実なんだから頑張ってもらうからね!」
陽炎(K)「あはは、分かってるって。私たちに任せて。」
不知火(K)「ちゃんと尊敬してますよ、姫。」
朝潮「腕がなりますね。」
姫「あなた達…………頼んだわよ。」
陽炎(K)「了解。」
不知火(K)「この不知火に任せてください。」
朝潮「必ず期待に応えてみせます!」
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姫「…………(これ、どういう状況なの?)」
暁(S)「おい!1番はこの暁様のものだろ!!お前は暁様の後ろに並べ!」
暁(K)「なんですって!このレディ暁を差し置いて1番を取ろうだなんてどういう了見なのかしら!」
暁(S)「何が「レディ」だ!お前のどのへんがレディなんだよ!」
暁(K)「この滲み出るオーラこそレディの証よ!」
暁(S)「なんだよその滲み出るオーラって!」
暁(K)「なによ!」
暁(S)「なんだよ!」
暁(K・S)「「んぎぎぎぎ……!!!」」
姫「あの、二人とも?」
暁(K・S)「「姫は黙ってて!」」
姫「あ、はい。」
響「おやおや、うちの姉さんは酷くご立腹の様子じゃないか。」
ヴェールヌイ「なんでだろう、うちの姉さんも珍しい怒り方してる。」
響「いっちょ掛けてみるかい?そうだなぁ、私は君のところの暁(S)に間宮の羊羹を1本。」
ヴェールヌイ「あれ?自分の姉さんに掛けないの?」
響「君のところの方が衣装がエロいじゃないか。」
ヴェールヌイ「重要かな?そこ。」
響「当然。」
雷(K)「何冷静に馬鹿なことやってるのよこのバカは。」
雷(S)「おい、暁(S)〜、姫さんにお祝いしに来たんだろ〜?早くやめないと電(S)が怒るぞ〜。というか、…………もう、後ろを振り向きたくないくらいオーラを出してるから早めに止めた方がいいぞ〜。」
電(S)「雷(S)姉さんは優しいですね♪」
電(K)「け、喧嘩はダメなのです〜!」
暁(K)「む、電(K)に言われたら仕方ないわね。勝負はお預けよ!」
暁(S)「お、おうともさ!」
電(S)「さて、お見苦しいところをお見せしてしまってごめんなさい、お姫さん。では気を取り直して……。」
暁型(K・S)「「「「お誕生日おめでとう〜!」」」」
姫「うんうん、みんなありがとう。二人ともお互い同名艦なんだからなかよくしてね。」
------------------
第6陣 深海組(本編、番外編で出てきた艦でピックアップ)
〈
姫「当たり前でしょ。ちょっと動きづらいけど。」
クロン「私が買ってあげたの。だって、自分の上に立つ人物がいつもヨレヨレのジャージしか着ていないとかほかの人に言えるわけないでしょ?」
ヲルト「…………。」
ルーク「…………。」
姫「否定してよ!」
ヲルト「イヤ、実際言エナカッタシナァ。」
ルーク「……フム。」
姫「いいじゃないジャージ。機能美にあふれていてさ。」
クロン「その考えから改めないといけないみたいね。はぁ。」
------------------
リコ「いいじゃないいいじゃない。友達でしょ?」
ミルト「誰が貴様なんかと!」
ミルト「これでも考えは少し改めたつもりです。」
リコ「変わってないよミルトちゃん。姫ちゃんからもなんか言ってやってよ〜。」
姫「なんかって言われても…………。あれから私のいかがわしい写真をこっそり買ったりしてないでしょうね?」
ミルト「し、してませんよ//」
姫「ならよし。」
リコ「それだけ?」
姫「それだけ。あのね、ミルトとシャルはリコより働き者だからね?」
リコ「それじゃあ私がいつでもどこでもサボってるサボり魔だって言ってるようなもんじゃん。」
ミルト「どこか間違っているか?」
リコ「誠に遺憾である。」
シャル「ふふふ。あぁ、そうだ。あれから、人間と深海組について考えに変化はあったのか?」
姫「別に。変化なんてないわよ。私の最終目標は変わらないわ。でも………………」
シャル「でも?」
姫「…………いや、今はやめとくわ。」
シャル「ふふ。そうか。楽しみにしているわよ。」
姫「任せなさい♪」
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姫「いやぁ、なんだかんだいって2人のポジションが1番重要な役割だと思ってるからね〜。1番愚痴や意見、感想とかを聞いておきたいって言うのもあるかもね。多分、台本だけで通したら絶対にどこかで違和感が出ちゃうポジションだし、それを察知して即座にアドリブ入れられたり出来たらベストなんだけどね〜。いけそう?」
ヤマト「いけそうかもなにも、去年引き受けちゃったからねぇ。やるしかないわよ。」
カレン「アドリブ入れるくらいならすぐだけど、それを台本上から違和感を察知してって言うのは自信ないわね。姫の脚本複雑なんだもの。」
ヤマト「あれから違和感を察知するのは相当読み込まないとキツそうね。」
カレン「はぁ、仕方ないわね。」
姫「ありがとう。あなた達2人が頼りなのよね。」
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球磨「"一通りお祝いの言葉を伝え終わったところで、今年も姫から一言もらうクマ〜!"」
姫「やっぱり……はぁ、あー、あー、"えー、みんな!今年も私なんかのためにこんな盛大なパーティ開いてくれてありがとう。私もみんなが精一杯頑張ってくれてるのに応えられるように精進するわ。今日は本当にありがとう。"」
やっぱりみんな優しいな〜♪
これでまた1年頑張れるよ♪
ありがとう。