戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第763話 特車二課防衛戦(前編)

翌日、響は未来と下校していた。

 

未来「それじゃあ、その男の子のことは何も分からないの?」

 

下校途中で響から昨日の話を聞いて未来は聞き返す。

 

響「うん…あれからまだ眠ってて…」

 

保護した時からまだ目を覚まさない男の子を心配する。

 

未来「心配だね…」

 

心配している響に共感する未来。

 

すると響の通信端末のアラームが鳴り響いた。

 

響「はい、こちら響です!」

 

弦十郎『また例の機械が現れた!場所は特車二課の本部!』

 

通信端末を出して応答した響に弦十郎が機械出現の報をいれた。

 

響「分かりました!未来も一緒にいます!」

 

弦十郎『分かった!2人は急いで特車二課へ向かってくれ!』

 

響「はい!」

 

通信を終わらせて響は未来の方を見た。

 

響「未来!」

 

未来「うん、急ごう!」

 

話を聞いていた未来が言うと響は未来と一緒に特車二課の本部へ向かった。

 

 

 

その頃、特車二課がある東京湾岸の埋立地には大量の機械が襲いかかってきていた。

 

太田「掛かって来い、悪党共!!」

 

ライアットガンを乱発しながら防衛に出たレイバー『イングラム』の2号機のコックピットでパイロットの『太田 功』(階級:巡査)が叫んでいた。

 

ライアットガンの散弾を喰らい、穴だらけになりながらも機械は攻撃を加える。

 

泉「か、数が多すぎるよ~!」

 

残弾が無くなって撃てなくなったリボルバーから薬莢を落としながら補充するイングラム『アルフォンス』のコックピット内にてパイロットの『泉 野明』(階級:巡査)が攻め込んでくる機械を見ながら言う。

 

篠原「泣き言はあとで言え!奴らは機械を食うらしい!下手すればイングラムまで食われちまうぞ!!」

 

泣き言を言う泉に1号機のバックアップ担当『篠原 遊馬』(階級:巡査)が言う。

 

泉「機械を食べる機械ってなんなのさー!」

 

篠原「知るか!!」

 

いつもの言い争いをしながら装填を完了したリボルバーカノンのトリガーを引いて迎撃を再開する。

 

篠原「くそっ…ひろみちゃん!右から太田が仕留め損ねた奴らが来てるぞ!」

 

迎撃を再開したアルフォンスを見て97式対レイバーライフル(自衛隊を半ば脅した後藤隊長が調達して借りパク中)を持っている後方支援担当『山崎 ひろみ』(階級:巡査)に叫ぶ。

 

山崎「は、はい!」

 

篠原から敵が来ていると聞いた山崎は97式対レイバーライフルで照準を合わせて発砲する。

 

大型の銃口から放たれた弾丸が機械を真っ正面から貫き一発でバラバラにした。

 

篠原「これじゃあ、いつ突破されてもおかしくないぞ…」

 

進士「遊馬さーん!」

 

じり貧になりつつある状況を見て呟く篠原に2号機のバックアップ担当の『進士 幹泰』(階級:巡査)が特車二課の本部から走ってきた。

 

進士「朗報です、朗報!」

 

篠原「なに、どうしたの?」

 

進士「S.O.N.G.が…国連直轄のタスクフォースのS.O.N.G.が援軍を送ったそうです!」

 

篠原「マジか!野明!太田!今の聞いたな!」

 

進士から朗報を聞いた篠原は泉と太田に叫ぶように言う。

 

泉「聞こえたよ!」

 

太田「何としても押さえてやる!」

 

援軍が来ると聞いて2人は士気を取り戻す。

 

篠原「よし、これでなんとか…」

 

山崎「あ、遊馬さん!抜かれました!跳躍してきます!」

 

篠原「なっ!?」

 

なんとか持ち堪えられると確信した矢先、機械の1機が2人の攻撃と山崎のライフルを潜り抜けて跳躍して迫って来ていた。

 

機械の鋭い爪が迫り来て、ここまでかと思われた時だ。

 

?「ガルガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

聞き覚えのある声が聞こえたかと思いきや小さな影が空から降ってきて機械にぶつかってバラバラに破壊した。

 

?「初手より奥義にてつかまつる!!」

 

次に少女の声がした瞬間に巨大な大剣が泉と太田の前に現れて多数の機械を破壊した。

 

篠原「い、今のは!」

 

小さな影と大剣を見て篠原は誰が来たのかと察した。

 

翼「ここからは防人である私たちに任せてもらう!」

 

リル「かう!」

 

巨大な大剣の上に乗っている翼とバラバラにした機械をさらにバラバラにして踏み砕いたリルが叫んでいたのだった。

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