戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第764話 特車二課防衛戦(後編)

泉「翼さん!」

 

来援が来たのをアルフォンスのコックピット内のモニターで確認した泉は叫ぶ。

 

翼「ここは私たちに任せてもらう!行くぞ、リル!」

 

リル「かう!」

 

巨大化させたアームドギアを元のサイズに戻して着地した翼は特車二課にそう言うとリルと共に機械の群に向かっていく。

 

篠原「よし、野明!太田!援護に回れ!間違っても当てるなよ!!」

 

「「了解!!」」

 

駆けつけてくれた翼とリルを見て篠原は2人にそう指示を出した。

 

翼「はあぁぁぁぁーーーーーっ!!」

 

翼の一刀がバリアのようなものを展開した機械をバリアごと両断した。

 

しかし、機械はすぐに再生して攻撃を仕掛けた。

 

翼「なに!?」

 

すぐに再生して攻撃を仕掛けた機械に驚きながらも翼は後ろに跳んで回避した。

 

翼「くっ!?」

 

さらに機械が攻撃を仕掛けてきたのを翼はアームドギアで受け止めて防御して弾き跳ばす。

 

翼「前より再生機能を持っているだと!?」

 

再生機能が追加されていることに翼は驚きを隠せなかった。

 

リル「ガルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

尻尾を使いリルは機械をバリアごと叩き潰すがすぐに再生してしまう。

 

リル「かう!?」

 

再生した機械にリルも驚きを隠せなかった。

 

翼(リルの攻撃でも再生している…)

 

リルの攻撃でも再生することを確認して翼は考える。

 

この地球上でリル以上の実力があるとすれば行方不明になっているガウくらいで、しかも神殺しという最強戦力である。

 

だが、機械はそれすら怯まずに再生して攻撃を仕掛けてきていた。

 

翼(機械を強化、あるいは進化しているというのか?いったい誰が、何のために?)

 

再生機能が加えられた機械を見て何者かが強化したか、もしくら機械自体が自己進化のではと考える。

 

そんな翼に数機の機械が向かって来ていた。

 

翼「今は考えている暇はないか!」

 

アームドギアを構えて向かって来る機械たちに向かっていく。

 

翼「生半可な攻撃では再生するならば!」

 

生半可な攻撃ではすぐに再生するならと翼は連続で機械を切り刻む。

 

案の定、機械は再生を始めてはいるが元に戻るまで時間が掛かっていた。

 

翼「やはり時間が掛かっているか!リル!出来るだけ細かく破壊するんだ!そうすれば再生を遅らせられる!!」

 

リル「かう!」

 

翼のアドバイスを聞いたリルは機械を徹底的に叩き潰し始めた。

 

翼「再生を遅らせられるが、私とリルだけでは…」

 

響「翼さん!」

 

未来「遅くなりました!」

 

なんとか突破口を見つけられたが、2人だけでは支えるには厳しいと考えているとギアを纏った響と未来が合流した。

 

翼「いや、丁度いいタイミングだ!しかし気を付けろ!再生機能が追加されている!生半可な攻撃ではすぐに再生するから徹底的に破壊するんだ!!」

 

合流した2人に翼は先ほどの情報と戦術を伝える。

 

「「はい!」」

 

翼からの機械の情報と戦術を聞いて2人は構えて機械に攻撃を始めた。




S.O.N.G.本部が停泊する東京湾近くのビルの屋上に人影があった。

男「フフフ、やはり陽動に引っ掛かったか」

女「この隙に奴らの本部を制圧してくれる」

右半身が女性で左半身が男性のその人物は特車二課に向かっている翼たちをタブレットで見ながら言うとS.O.N.G.本部を見下ろした。

「「行け!機械獣 ダブラスM2!!」」

男性側が持っている杖を掲げると地面から爬虫類のようなシャープで無機質な二つの長い首を持つ特徴的なシルエットを持った巨大ロボットが出現してS.O.N.G.本部へ向かって行くのだった。
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