戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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調「大変だよ切ちゃん、今日のガウくんの相手はあの…」

切歌「調、それ以上は言っちゃダメデース!」

調「じゃあ、早く本編を見よう!」


第88話 みんなの優しさに

藤尭『錬金術師を新川越バイパスで発見!!』

 

弦十郎『そちらにヘリを向かわせた!到着し次第、現場に向かってくれ!!』

 

響「はい、分かりました!!」

 

緊急連絡を受けて起きた響たちは準備する。

 

切歌「調?」

 

ふと外を見た切歌はシュルシャガナを纏って走行する調を見つけた。

 

調(シュルシャガナでなら追いつける!!)

 

ヘリを待つよりシュルシャガナの高機動で追いつけると判断して高速に入る調。

 

調「ん?」

 

気配を感じて振り向くとバイクに乗り天羽々斬を纏った翼と翼の後ろの乗ったガウがいた。

 

翼「高機動を誇るのはお前一人ではないぞ!」

 

ガウ「がうがう!」

 

高速の合流地帯に入ると丁度プレラーティに追いついた。

 

翼「何を企みどこへ向かう、パヴァリア光明結社!!」

 

プレラーティに並んで問いただす翼。

 

プレラーティ「お呼びでないワケダ!!」

 

火炎を放って攻撃する。

 

翼たちが火炎をかわして少し速度を落としたのと同時に分離帯を破壊してプレラーティは反対車線に入って逃げる。

 

プレラーティ「こいつはついでなワケダ!!」

 

反対車線に入ったプレラーティはテレポートジェムを出して投げる。

 

?「ジュワッ!!」

 

プレラーティが投げたテレポートジェムから一人の巨人が姿を現した。

 

赤い体色で、胸の中央には三角形に似た形をした青く輝いている光球がある巨人―『ウルトラマンガイア(V1)』だ。

 

ガイア「ジェアッ!!」

 

現れたガイアは翼たちに両手から発射する三日月型の光弾『ガイアスラッシュ』を放った。

 

ガウ「がうぅぅぅーーーーーー!!」

 

ガイアスラッシュが命中する寸前、ガウが翼のバイクから飛び出して雄たけびを上げるとゴジラになってガイアスラッシュを受け止めた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

"ここは任せて!"っと言うように鳴くゴジラ。

 

翼「月読!あの巨人の相手はガウに任せて私たちはユニゾンだ!イグナイトでのダブルブーストマニューバで捲り上げるぞ!!」

 

調「ユニゾンは…できません。切ちゃんは…やれてる。誰と組んでも…でも私は切ちゃんとでなきゃ…」

 

誰とでもユニゾンできる切歌に比べ誰ともユニゾンが出来なかった調は言う。

 

調「人との接し方を知らない私は一人で強くなるしかないんです!一人で!」

 

翼「心に壁を持っているのだな月読は。私もかつて亡き友を想いこれ以上失うものかと誓った心が壁となり目を塞いだこともある」

 

調「天羽…奏さんとの…」

 

翼「月読の壁もただ相手を隔てる壁ではない。相手を想ってこその距離感だ。それはきっと月読の優しさなのだな」

 

調「優しさ…優しいのは私じゃなく周りのみんなです!だからこうして気遣ってくれてる…私はみんなの優しさに応えたい!!」

 

これが調が自分の壁を打ち破った瞬間だった。

 

プレラーティ「ごちゃつくな!いい加減つけ回すのはやめるワケダ!!」

 

トンネルでプレラーティは火炎を放った。

 

狭くかわしたり、盾の代わりになるものが無いトンネルに放たれた火炎は翼と調の姿を包んだ。

 

プレラーティ「ぐうの音も…」

 

倒したと思った時だった。

 

火炎の中にある二つの影、イグナイトを抜剣した翼と調がいた。

 

プレラーティ「ワケ…ダ…!?」

 

イグナイトがラピスの輝きで解除されないことに驚く。

 

翼「行くぞ月読!」

 

調「はい!」

 

同時にプレラーティに向かっていく2人。

 

しかも互いの歌を重ね合わせている。

 

調が翼といユニゾン出来ていた。

 

翼「このままでは市街地に…なんとしてもここで倒すぞ!!」

 

調「それなら動きに合わせる!!」

 

そう言って翼が右側、調が左側に移動してプレラーティを挟み込んだ。

 

プレラーティ「動きに合わせて来たわけだ…!」

 

調「神の力!そんなものは作らせない!」

 

プレラーティ「それはこちらも同じなわけだ!」

 

翼「ん?」

 

プレラーティの言葉を不審に思う翼だがプレラーティはスピードを上げるとけん玉の上に仁王立ちした。

 

プレラーティ「ぶーたれ共には激流がお似合いなわけだ!!」

 

そう言って両手から激流を繰り出した。

 

翼「行く道を閉ざすつもりか!」

 

調「そんなのは切り開けばいい!!」

 

そう言って無数の鋸を繰り出して激流を切り裂いてプレラーティを攻撃しつつ道路の壁を破壊してジャンプ台を作った。

 

出来たジャンプ台を使い激流を飛び越えた。

 

プレラーティ「なんとぉー!?」

 

飛び越えてきた翼と調を見て驚く。

 

飛び越えた2人は反転して互いの車両を合体させて『風月疾双』にしてプレラーティに向かっていく。

 

プレラーティ「サンジェルマンに…告げなくてはいけないわけだ!こんな所でー!!」

 

プレラーティもけん玉を変形させて槍のようにすると突っ込む。

 

プレラーティ「アダムは危険だと…サンジェルマンに伝えなければならないワケダ!!」

 

翼・調「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

互いの車両がぶつかり合うが翼と調の気迫で2人の風月疾双の威力が上がった。

 

プレラーティ「サン…ジェルマン…サンジェルマァァァァァァァーーーーーーーーーン!!」

 

そう叫ぶようにプレラーティの姿は爆発の中に消えた。

 

調「勝てたの…?」

 

翼「ああ。二人で掴んだ勝利だ」

 

勝てたことを嬉しそうに言うのだった。




調「私たちは勝てたけど、ガウくんは大丈夫かな?」

切歌「相手はウルトラマンデース。きっと大丈夫デスよ」

調「そうだね」
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