戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第776話 超装甲

はやて「な、なんやアレ!?」

 

リイン「か、怪人です~!?」

 

現れた蝶アマゾンを見て、はやてとリインは驚いていた。

 

フェイト「異世界には怪人が出るんだ…」

 

翼「いや、アレは最近になって現れ始めたが、意志疎通は出来ないぞ!」

 

驚いているフェイトに、翼が言う。

 

蝶アマゾン「グルルルル……ア"ア"ァァァァァァァァッ!!」

 

なのはたちと響たちを見た蝶アマゾンは、奇声のような雄叫びを上げ、少しゆっくりとだが、走って向かって来た。

 

なのは「来たッ!」

 

リル「かう!」

 

走り出した蝶アマゾンに、なのはたちが構えた瞬間に、リルが飛び出して、背後を取ると尻尾で殴り飛ばした。

 

殴り飛ばされた蝶アマゾンは、自衛隊が纏めていた瓦礫の山に激突、崩れた山の下敷きになった。

 

なのは「本当にあの子、強い…」

 

自身より大きい体躯をした蝶アマゾンを殴り飛ばしたリルを見て、なのはは唖然としていた。

 

響「そりゃあ、リルくんは最強だから」

 

唖然としているなのはたちに、響は自慢するように言う。

 

リル「!?」

 

崩れた瓦礫を見ていたリルが見たのは、瓦礫を押し退けて起き上がる影だった。

 

蝶アマゾン「グルルルル…」

 

リルが見た影の正体は、無傷の姿で起き上がった蝶アマゾンだった。

 

翼「リルの攻撃が、効いていないだと!?」

 

未来「あれだけでも戦車くらいは、壊せるのに!」

 

普段なら戦車程度なら余裕で、破壊することが出来るハズのパワーがあるリルの攻撃が通じない蝶アマゾンに驚く。

 

はやて「いや、あんな小さい体のどこに、そんなパワーがあるんや?」

 

リイン「異世界は不思議です…」

 

戦車を破壊できるパワーがあるリルにはやてとリインは驚いていた。

 

リル「ガルルルル!ガアァァァァァァァァァァァッ!!」

 

再度背後を取ろうとしたリルは地面を蹴り、移動を開始した。

 

蝶アマゾン「ア"ア"ァァァァァァァァァァァァッ!!」

 

だが蝶アマゾンは口から糸を勢いよく放った。

 

リル「ぎゃうっ!?」

 

蝶アマゾンの糸に反応できず、リルは足を絡め取られて動きを封じられてしまった。

 

動けなくなったリルに蝶アマゾンはゆっくりと接近する。

 

響「リルくん!!」

 

翼「援護するぞ!!」

 

動きを封じられてしまったリルを助けようと響、翼、未来の3人が急いで向かっていく。

 

未来「当たって!!」

 

アームドギアからビームを放って牽制する。

 

蝶アマゾン「!?」

 

未来の攻撃に驚いた蝶アマゾンは動きを止めた。

 

翼「はあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

響「どおりやあぁぁぁぁっ!!」

 

動きを止めた蝶アマゾンに翼の刃と響のドリルナックルが叩き込まれたが…。

 

翼「ば、バカな!?」

 

響「わ、私たちの攻撃が、効いてない!?」

 

2人の攻撃ですら傷すら付けられないことに驚いていると、蝶アマゾンは2人の首を掴み、口を大きく開けた。

 

翼「ぐっ、私たちを食うつもりか!?」

 

響「ま、まずいですよ、これ!?」

 

口を大きく開けた蝶アマゾンに2人は逃れようとするが、力が強過ぎて、全く離せなかった。

 

なのは「響さん!レイジングハート!」

 

レイジングハート「YES!」

 

なのは「ファイヤー!!」

 

2人のピンチになのははレイジングハートからビームを放ったが、蝶アマゾンは全く効いていなかった。

 

なのは「嘘!?」

 

ビームが効いていないことに、なのはは驚く。

 

フェイト「これなら、どう!」

 

今度はフェイトがバルディッシュから雷撃のようはビームを放ったが、またも効いていなかった。

 

フェイト「これも効いてない!?」

 

はやて「なんちゅう硬さや!?」

 

リイン「まるで超装甲ですー!」

 

攻撃が効いていない蝶アマゾンの超装甲とも言える皮膚に驚く。

 

未来「響!翼さん!」

 

リル「ガルガアァァァァァァァァァァッ!!」

 

手も足も出ないでいるとリルが雄叫びを上げて、無理矢理に糸を引き千切り、地面を砕くほどの力を脚に入れて、蹴り込むと蝶アマゾンにドロップキックを叩き込んだ。

 

蝶アマゾン「!?」

 

ドロップキックを喰らい、蝶アマゾンは2人を離して吹き飛ばされたが、すぐに地面に脚を踏み込んで、勢いを殺して体勢を立て直してリルを見た。

 

リル「ガルルルル!!」

 

リルは威嚇して、蝶アマゾンに"お前の相手はこっちだ"と言わんばかりに睨んでいた。

 

リル「ガアァァァァァァァァァァァッ!!」

 

勝負をつけるべく、リルは走り出した。

 

翼「立花!リルに力を与えるぞ!」

 

響「はい!」

 

「「アマルガム!!」」

 

リルが勝負をつけると読んだ2人はアマルガムを起動させ、ギアを変化させると武装をリルに向かって放った。

 

なのは「変形した!!」

 

はやて「なんとまあ、際どくe…」

 

フェイト「はやて、それ以上はダメだよ」

 

リイン「です~」

 

アマルガムへ変化したギアを見て、4人は驚く。

 

(若干1名、セクハラ発言してる)

 

リル「ガルガアァァァァァァァァァァッ!!」

 

アマルガムになったギアを受け取ったリルは自身にエネルギーを集約する。

 

リイン「シンフォギアの武装を!」

 

アマルガムの武装を操るリルを見て、リインは叫ぶ。

 

リル「ガルガアァァァァァァァァァァァァァァッ!!」

 

アマルガムの武装を受け取り、自身のエネルギーを刃に集約させ、巨大な刀身を作り上げると蝶アマゾンに向かって叩き込んだ。

 

蝶アマゾンが攻撃を喰らって、その周辺に衝撃と周囲が爆煙に包まれるのだった。

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