戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第779.5話 正体

なのはたちと一悶着(ただ単にはやてドン引き大会)から翌日、響、翼、未来の3人はS.O.N.G.本部の発令室に来ていた。

 

なのは、フェイト、はやて、リインはS.O.N.G.との今後をどうするかを上官に話すために、自分達の拠点に戻っている。

 

エルフナイン「それでは調査結果をご報告します」

 

3人が揃ったのを確認したエルフナインが報告を始めた。

 

エルフナイン「本部を攻撃してきた巨大機械獣について、重要なことが分かりました」

 

エルフナインが言う巨大機械獣はガラダK7とダブラスM2のことである。

 

エルフナイン「自衛隊との合同調査で、この巨大機械獣は古代の地球文明で作られている事が分かりました」

 

リルが破壊し、自衛隊が回収したダブラスM2を調査した結果を言う。

 

響「古代の地球文明って、シェム・ハさんのいた先史文明期?」

 

古代地球文明と聞いて、響はシェム・ハやエンキなどの神と呼ばれし一族『アヌンナキ』、シンフォギアシステムを開発した『櫻井 了子』こと『フィーネ』が存在した文明『先史文明期』かと聞いた。

 

エルフナイン「それに近い文明と考えていいでしょう。その文明は『ミケーネ』です」

 

翼「ミケーネ…確か、ギリシャの都市なのでは?」

 

弦十郎「ああ。通説ではそうなっているが、近年ある発見がなされた」

 

弦十郎が言うとメインスクリーンに今の字とは違う文字が表示された。

 

未来「これは…古代文字?」

 

緒川「当時の古代ギリシャで書かれた文字です。内容を翻訳すると…」

 

緒川が言うと古代文字が青く表示され、日本語訳された。

 

一文にはこう書かれていた。

 

 

 

ギリシャにて、ミケーネ人と戦争のおり、突如火を吐く巨大な巨人現れん。

 

瞬く間に、戦場を蹂躙し、ミケーネ人は周辺の国々を屈服させ、一大帝国を築かん。

 

 

 

 

 

翼「これが本当ならば、あの巨大機械獣たちは…」

 

ダブラスM2とガラダK7たち巨大機械獣は古代ミケーネに一大帝国を築き上げた要因になっており、さらに現代科学を越える科学力が古代の地球に存在したことになる。

 

弦十郎「太古の地球にあった技術が何者かに悪用されていると考えていいだろう」

 

響「また、先史文明期にあった力を…」

 

色々なモノを自分達に託してくれた人たちが生きていた時代の遺産を悪用している黒幕がいると聞いて、響は両手に力が入る。

 

弦十郎「それと、今回の報告とは別件の報告がある。今回の事件、どうやら宇宙大怪獣帝国軍が乗り出すよう気配がある」

 

別件を聞いて、3人は驚く。

 

翼「なぜ、そのようなことに…」

 

弦十郎「まだ確定ではないが、日本政府は巨大機械獣を宇宙的脅威と見なし、帝国軍に恒星間安全保障条約を発動させることを示唆しているらしい」

 

翼の質問に弦十郎はそう答える。

 

響「こ、こうせいかん…?」

 

聞きなれない言葉に響は首をかしげた。

 

翼「日怪安全保障条約と同じ内容の条約だ。日本政府が自国の脅威に攻撃された際、地球怪獣軍団に援軍を要請し、それを受けた地球怪獣軍団が援軍として駆け付ける条約だ」

 

未来「帝国との場合だと、地球外生命他の攻撃を受けた場合になるんだよ」

 

少し飽きれながら、翼と未来は解説した。

 

響「あー、なるほど!」

 

解説を聞いて、響は納得する。

 

翼「それで、日本政府にはこの結果を報告したのですか?」

 

弦十郎「報告はしたが、ほとんど門前払いだ」

 

残念がるように弦十郎は言う。

 

確かに現代科学を越える科学力が何千年も前に存在して、それが今現代で猛威を降っているなど信じられなかった。

 

弦十郎「だが、帝国が今回の事件に乗り出してくるとなると、現場での衝突は不可避

 

だ。そうならないためにも一刻も早く解決すんだ!」

 

『はい!』

 

弦十郎の一言で、3人は返事したのだった。

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