響「あれがシグナムさん、リュイくんのお母さん」
未来「凄い美人だ…」
翼「ああ…」
現れたシグナムを見て、響たちは言う。
フェイト「あれって、どう見てもシグナム…だよね?」
はやて「せや、どう見てもシグナムや…」
リイン「でも、シグナムは他の守護騎士と別の場所で捜査していたはずじゃ…」
なのは「それにリュイくんのお母さんって言ってたし…」
片やなのはたちはシグナムがいることに驚いていた。
ブロッケン伯爵「くっ、まさか母親がこんな所まで追ってくるとは…だが、機械獣はジェノサイダーだけではない!デスクロスV9!!」
ブロッケン伯爵が叫ぶと瓦礫の山からデスクロスV9が現れ、シグナムへ向かって行く。
シグナム「!」
向かって来るデスクロスV9にシグナムは刀型の愛機『レヴァンティン』を構える。
ブロッケン伯爵「このまま息子の目の前で切り裂かれろ!」
レヴァンティンを構えるシグナムにブロッケン伯爵は言った瞬間、巨大な手が地面から現れてデスクロスV9の尻尾を掴んだ。
ブロッケン伯爵「なに!?」
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
突然現れた手を見てブロッケン伯爵は驚いていると、デスクロスV9を掴む手の先からミレニアムゴジラが姿を現した。
シグナム「か、怪獣だと!?」
リュイ「りる!」
ミレニアムゴジラを見てシグナムは驚き、リュイは嬉しそうに叫んだ。
ミレニアムゴジラ「グルルルル!ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
起き上がったミレニアムゴジラは掴んでいるデスクロスV9を思いっきり振り上げ、地面に叩きつけた。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
さっきまでやられていた分を倍返しの如くデスクロスV9を何度も地面に叩きつける。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
何度か叩きつけたミレニアムゴジラはデスクロスV9を押さえつけると刃を全て踏み砕いた。
踏み砕いて戦闘能力を失ったデスクロスV9にミレニアムゴジラは放射火炎を至近距離で命中させた。
放射火炎を至近距離で喰らい、デスクロスV9はボディを溶かされ、最終的に動力源を破壊され爆発した。
ブロッケン伯爵「で、デスクロスV9が…」
破壊されたデスクロスV9を見てブロッケン伯爵は圧倒された。
ブロッケン伯爵「ここは一旦引き上げ…」
?「…んなことさせるわけねーだろ」
逃げようとするブロッケン伯爵に血のような赤い液体、雷、炎が襲いかかってきた。
不意打ちを喰らったが、ブロッケン伯爵はすぐに跳躍して回避した。
ブロッケン伯爵「くっ、新手か!?」
攻撃されて見ると3人の青年たちがいた。
パーカーの青年「ようやく追いついた!」
水色の髪の少女「今度こそ逃がさないんだから!」
イケメンの獣人「リュイを傷つけたこと、その身で償ってもらうぞ!」
ブロッケン伯爵に攻撃したと思われるパーカーを被った青年、水色の髪の少女、イケメンの獣人が言う。
リュイ「みんな!」
3人を見てリュイはまた嬉しそうに叫んだ。
翼「覚悟するんだな、ブロッケン伯爵とやら!!」
2体の機械獣を失ったブロッケン伯爵に翼たちは構える。
ブロッケン伯爵「くっ…」
何とか逃げる手段を考えるブロッケン伯爵だったが、ミレニアムゴジラを含めたこの圧倒的不利な状況をどう足掻いても覆る手は浮かばなかった。
その時だった、ブロッケン伯爵の周囲に電撃の球が落ちてきた。
『!?』
突然落ちてきた電撃の球にミレニアムゴジラたちは防御に回る。
ブロッケン伯爵「今だ!!」
防御に回ったミレニアムゴジラたちの隙を付いて、ブロッケン伯爵は急いでその場を離れるのだった。
なのは「あ!逃げられたの…」
響「もう少しだったのに…」
あと少しでブロッケン伯爵を捕らえられると思っていたのに逃げられたことを残念がる。
翼「また現れるはずだ。その時捕まえればいい。それより…」
逃げられたブロッケン伯爵はまた現れるだろうと言う翼はシグナムたちの方を見る。
無事だった我が子と楽しそうに話をするシグナムとリュイと親しそうに話す3人がいた。
翼「話してるところすまないが、事情を聞かせてくれないだろうか?」
シグナム「ああ、私も息子のお礼が言いたかったところだ」
翼の申し込みにシグナムは快く了承したのだった。
翼たちが引き上げていくのをビルから見る4人の怪人たちがいた。
少年が甦らせた怪人たちだ。
ムカデ怪人「全く、世話の焼ける伯爵様だぜ」
ムカデ型の怪人が逃げおおせたブロッケン伯爵を見て言う。
ハチ怪人「まどろっこしい。俺がアイツら全員突き刺せばいいのによ」
カマキリ怪人「いや、俺が切りきり刻んでやる方がいいんぜ」
ハチ型の怪人とカマキリ型の怪人がそれぞれの武器を手に言う。
サソリ怪人「まあ、そう言うな。全てはあのお方のためだ」
ハチ怪人とカマキリ怪人にサソリ怪人が言うのだった。
ハチ怪人「確かにな」
ムカデ怪人「全てはあのお方のために」
カマキリ怪人「あのお方のために」
『フフフフ…』
サソリ怪人の言葉に納得して、4人は不気味に笑うのだった。