弦十郎「始めまして、国連直轄の超常災害対策タスクフォースS.O.N.G.司令官、風鳴 弦十郎です」
シグナム「時空管理局武装隊隊長、シグナムです。この度は子供が大変お世話になっています」
アギト「シグナムの補佐をしてる融合騎で、リュイの姉の1人のアギトだ」
時空管理局武装隊隊長で、リュイの母のシグナムとリインのよいに小さい姿で、赤い髪をしている融合騎で、リュイの姉の1人アギトの2人は自己紹介する。
リュイはリルと一緒にメディカルルームで検査を受けにいっている。
弦十郎「君たちも管理局の人員でいいのかな?」
パーカーの青年「あー、俺たちはシグナムさんたちとはまた別世界の住人で…」
シグナムたちの後ろにいる3人に聴くとパーカーの青年がバツが悪そうに言う。
カゲチヨ「とりあえず自己紹介だな、俺はカゲチヨっす」
ヒサメ「私はヒサメです」
シディ「シディだ」
カゲチヨ「んで、俺たちとシグナムさんたちとの関係なんすけど…」
パーカーの青年『カゲチヨ』、水色の髪をして、角が生えている少女『ヒサメ』、狼の耳と尻尾を持つイケメン『シディ』と名乗る青年たちはこの世界へ来た理由を話した。
彼らの話によると、リュイは元の世界からステイシーザーと呼ばれる謎の戦士に襲われ、浚われるも巨大なワニの姿をした戦艦の襲撃した時に、次元の中に放り出されて、カゲチヨたちが『カレコレ屋』をしている"異宙と呼ばれる世界に転生した地球"の世界へ迷い込んで来てしまった。
追ってきたステイシーザーをたまたま近くにいたヒサメとカゲチヨが撃退に成功。
リュイを3人が営むカレコレ屋で匿うことになったのだ。
その後、ステイシーザーに代わってリュイを追ってきた敵を退かせて一旦はシグナムと再会するも直後にブロッケン伯爵率いる機械獣軍団と金髪のオールバックで、サングラスを掛け、黒い服を着た白人男性の襲撃を受けてしまい再び浚われてしまったのだ。
浚われたリュイを追って、男が開けた穴に飛び込んでこの世界に来たという。
響「そうだったんですか…」
未来「一度はシグナムさんの会えたのにまた引き離されたんだ」
はやて「その男の人にここまで連れてこられたんやね」
リイン「きっと翼さんと会うまで、心細かったに違いないです」
ようやく会えたのにまた引き離されてしまった幼いリュイの心情を考えると同情をきんじえない。
シグナム・アギト「「……」」
はやてを見てシグナムとアギトは少し戸惑っていた。
はやて「えっと、なにか?」
シグナム「い、いえ、主はやてたちのその姿を見るのは久しぶりと言うか…」
はやて「どういう意味や?」
シグナム「えっと…」
アギト「なんて説明したらいいやら…」
聴かれてシグナムとアギトは顔を見合せ、どう説明したら良いか悩んでいた。
シグナム「簡潔に言うと私やリュイ、アギトは未来から来たという」
見合せた後、シグナムが開口一番に言う。
フェイト「み、未来からって、私たちの世界から?」
アギト「私たちの世界にいるはやてたちは成人してるんだよ。管理局でもそれぞれの地位を持ってるんだよ」
フェイトに聞いてアギトが言う。
リイン「え、は、はやてちゃんが?」
意外な顔をしてリインは言う。
シグナム「ん?どういう意味だ?」
リイン「えっと、リュイくんから聞いたんですが…」
シグナムが疑問に思っているとリインがリュイから来たはやての奇行を話した。
シグナム・アギト「「あぁ…納得」」
はやて「納得しちゃダメやで!?」
リインから話を聞いたシグナムとアギトの2人は納得し、はやてはショックを受ける。
カゲチヨ「いや、部屋いっぱいにそんな写真を飾っていたら誰だって引くわ~…」
ヒサメ「なんだか、リュイくんの将来が心配になってきた」
シディ「賑やかだな、リュイの家族は。ゴブイチ兄さんたちみたいだな」
カゲチヨ・ヒサメ「「いや、どこに共感もってんだ!?」」
話を聞いていたカゲチヨとヒサメは引いていたが、シディの勘違いな、一言にツッコミを入れた。
翼「そう言えば、リュイのあの力は何かご存じないですか」
思い出したように翼はシグナムにリュイの力、アマゾンライダーガンマのことを聞いた。
シグナム「あの力を見たのか?」
翼たちに聴かれてシグナムが確認すると頷いた。
シグナム「そうか…本来なら機密事項故に、一部の者以外に口外は禁止されているのだが…」
子供がお世話になった礼とアマゾンライダーガンマの姿を見られたことで、本来なら機密事項であることを話した。
リュイ、シグナム、アギトの本来いる時代では細胞型のロストロギア『アマゾン細胞』が発見された。
そのアマゾン細胞をとある製薬会社が細胞サイズから人の姿まで成長させた実験体こと人喰い怪物『アマゾン』の驚異があった。
その数、約4000匹。
しかもアマゾンは人に化けているために見分けるのは困難である。
アマゾンが見つかる時は覚醒と呼ばれる怪人態になっていることがほとんどで、被害が出ねば動けなかった。
一応としてはアマゾンには左腕に発信器であり、人喰い衝動を押さえる薬液を定期的に投与する腕輪『アマゾンズレジスター』が嵌められていることを話した。
響「じゃあ、リュイくんって…」
話を聞いた響が言うとシグナムは頷いて続けた。
シグナム「ああ、リュイもアマゾンだ。ただし、ただのアマゾンじゃない。あの子は、アマゾンであり、人間であるんだ」
未来「それってどういう?」
シグナム「さっきも言ったが、本来アマゾンはアマゾン細胞のみだ。だがリュイはアマゾン細胞だけでなく、人間の細胞も持ってるんだ」
なのは「それってつまり、リュイくんは…」
シグナム「ああ、アマゾンと人間の子となる」
リュイが人喰い怪物と人間の細胞を持つ忌み子、自然では存在してはならない存在だとシグナムは言う。
シグナム「それでも私や主はやて、みんなはリュイが平穏で、人間らしく暮らしていってほしいと願っている」
心の底から願っていることをシグナムは言う。
響「それを聞いて安心しました!」
シグナムの言葉を聞いて響は言う。
はやて「なんや、時代が違うとシグナムが成長したように感じるわ」
シグナムたちとリュイの関係を聞いて、血は繋がってなくても家族として迎えていることをはやては嬉しそうにする。
リイン「はやてちゃんの変態さは時代を越えても変わらないみたいですけど…」
はやて「なっ!?」
しかし、はやてがらしくない一言を言ってリインが言うがショックを受ける。
すると発令室の扉が開き、怯えきった顔をしたリュイが走ってシグナムに抱きついた。
シグナム「り、リュイ!?どうしたんだ?」
突然抱きついてきた我が子にシグナムは驚いていた。
リュイ「あくま…あくまがぁ…」
怯えきり、泣きそうになる声でリュイはシグナムに言う。
シグナム「悪魔だと!?」
リュイから悪魔と消えてシグナムは驚いていると再度発令室の扉が開いたのだった。