戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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『Dr.ヘル』の忠実なる僕、ブロッケン伯爵とあしゅら男爵によりリュイは捕らわれ、エルザを人質にされた響たち。

さらにあしゅら男爵は100体の機械獣『ガラセクトV2』を繰り出し、数的暴力でミレニアムゴジラを倒そうとする。

だが、そこへ鉄の城と謡われる二大ロボットが姿を現した。


第791話 魔神の名を関する巨人

あしゅら男爵「「な、なぜ貴様らがこの世界にいる!?兜 甲児!剣 鉄也!」」

 

10体前後のガラセクトV2を破壊した2体の鉄の城を見てあしゅら男爵は叫ぶ。

 

甲児「あしゅらにブロッケン!俺たちとダブルマジンガーが来たからには!」

 

鉄也「これ以上の悪事は許しはないぞ!」

 

黒鉄の城『マジンガーZ』とそのパイロット『兜 甲児』、偉大な勇者『グレートマジンガー』とそのパイロット『剣 鉄也』の2人があしゅら男爵とブロッケン伯爵に言う。

 

ブロッケン伯爵「丁度いい、貴様らを倒して積年の恨みを晴らしてくれるわ!!」

 

現れたダブルマジンガーに向けて、ブロッケン伯爵は言う。

 

鉄也「あくまで抵抗するというのならば!」

 

甲児「徹底的に叩き潰してやるぜ!」

 

ブロッケン伯爵の言葉を聞いてダブルマジンガーは臨戦態勢を取る。

 

ブロッケン伯爵「行け、ガラセクト!マジンガーを八つ裂きにしろ!!」

 

あしゅら男爵に代わり、ブロッケン伯爵が指示を出すとガラセクトV2たちが一斉にダブルマジンガーへ向かって行く。

 

甲児「ルストハリケーン!!」

 

鉄也「グレートタイフーン!!」

 

マジンガーZとグレートマジンガーのそれぞれの口にある溝から放たれる突風『ルストハリケーン』と『グレートタイフーン』が十数体のガラセクトV2を腐食、あるいは突風でバラバラに破壊した。

 

甲児「ドリルミサイル!!」

 

鉄也「グレートブーメラン!!」

 

続けて、マジンガーZは二の腕に内蔵されている『ドリルミサイル』、グレートマジンガーは胸の放熱板を取り外し、ブーメランとしてなげる『グレートブーメラン』を放ち、ガラセクトV2を構えた盾ごと十数体破壊した。

 

放たれたグレートブーメランは戻って、グレートマジンガーはキャッチして胸部に付け直した。

 

甲児「光子力ビーム!!」

 

鉄也「サンダーブレーク!!」

 

さらに続けてマジンガーZは目から光の一閃『光子力ビーム』を、グレートマジンガーは最初に繰り出し、天空から誘導した300万ボルトの高圧電流を指先から放つ『サンダーブレーク』を出してガラセクトV2をさらに破壊した。

 

ガラセクトV2たちも負けてはられないと足裏からブーストして上空から攻め掛かる。

 

甲児「サザンクロスナイフ!!」

 

だが、マジンガーZの背中に装備されたウィング『ジェットスクランダー』の内部に搭載された十字手裏剣『サザンクロスナイフ』で上空から攻めてきたガラセクトV2を貫いて破壊した。

 

甲児「ロケットパーンチ!!」

 

鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!!」

 

今度はマジンガーZとグレートマジンガーは両腕の拳をロケットのように放つ『ロケットパンチ』とプレッシャーカッターと呼ばれる4つの刃状の突起が飛び出し、高速回転して放つ『ドリルプレッシャーパンチ』を繰り出してガラセクトV2を貫く。

 

両腕を失っているダブルマジンガーに後ろからガラセクトV2が攻め掛かる。

 

甲児「冷凍光線発射!!」

 

しかし、マジンガーZが振り向いて耳の突起から放つ零下180℃の光線『冷凍光線』を放ち、後ろから攻めてきたガラセクトV2を氷漬けにした。

 

氷漬けになったガラセクトV2は温暖差でバラバラに砕け散った。

 

甲児「止め行くぞ、鉄也!」

 

鉄也「ああ!行くぞ、甲児!」

 

放った両腕が戻ってきたダブルマジンガーは胸部に熱エネルギーを溜め込む。

 

甲児「ダブル!」

 

鉄也「バーニング!」

 

「「ファイヤアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!」」

 

マジンガ―Zの『ブレストファイヤー』とグレートマジンガ―の『ブレストバーン』を同時に繰り出すダブルマジンガ―の合体技『ダブルバーニングファイヤー』が残りのガラセクトV2を飲み込み、ドロドロに溶かした。

 

カゲチヨ「す、すげえ…」

 

ヒサメ「たった2体のロボットで…」

 

シディ「100体の機械獣を倒した…」

 

100体のガラセクトV2をたった2体で倒して見せたダブルマジンガ―を見て唖然とする。

 

あしゅら男爵「「お、おのれぇ、マジンガーども!!」」

 

100体のガラセクトV2を破壊されて、あしゅら男爵は怒りを露にする。

 

エルザ「このっ!!」

 

ダブルマジンガーに怒りを露にするあしゅら男爵の足の甲を思いっきり踏んづけた。

 

あしゅら男爵「ぐおっ!?」

 

足の甲を思いっきり踏まれたあしゅら男爵は怯むと、隙を付いてエルザは響たちの方へ駆けていく。

 

甲児「ここまでだな、あしゅらにブロッケン!」

 

鉄也「さあ、その子供を返してもらおうか!」

 

ダブルマジンガーを操る2人があしゅら男爵とブロッケン伯爵に向けて言う。

 

ブロッケン「そうはいくか!ようやく捕まえたのだ!簡単に逃してなるものか!!」

 

ようやく捕まえたリュイを逃がすものかとブロッケン伯爵は言う。

 

甲児「ならば、力付くで!」

 

マジンガーZが力付くでリュイを取り返そうと動いた瞬間だった。

 

鉄也「待て、甲児!」

 

グレートマジンガーに乗る鉄也が何かの気配に気づいて止めに入った。

 

甲児「なに!?」

 

鉄也に言われて甲児がマジンガーZを止めた瞬間、突如として雷の球が地面に落下して周辺に爆煙を広げた。

 

あしゅら男爵「「今だ、ブロッケン!引き上げろ!!」」

 

ブロッケン伯爵「言われずとも分かっている!」

 

周囲に広がった爆煙を利用して、あしゅら男爵が叫ぶとブロッケン伯爵はブロッケーンT9にセットしている剣を胴体切り離してミレニアムゴジラから離れるとリュイを閉じ込めた檻を持って飛翔したのだった。

 

シグナム「ぐ…リ、リュイ…リュイィィィィーーーーーーーーッ!!」

 

連れ去られる我が子をまたも目にしたシグナムの悲痛な叫びが響き渡ったのだった。




弦十郎「そうか…リュイが拐われたのか…」

事件後、弦十郎がリュイを拐われたことを聞いて言う。

翼「私たちがついていながら不甲斐ないばかりです…」

蝶アマゾンの鱗粉で麻痺されてしまい、ギアが纏えず戦えなかったことを翼は悔やむ。

弦十郎「気にするな。まさか、あのアマゾンが昆虫のように蛹となり、羽化して襲ってくるなど誰にも分からなかったんだからな」

羽化して襲い掛かってきた蝶アマゾンを予想できなかったと弦十郎は言う。

弦十郎「それで、君たちは…」

控えている2人の人物に弦十郎は視線を移した。

甲児「マジンガ―Zパイロット、兜 甲児」

鉄也「グレートマジンガ―パイロット、剣 鉄也だ」

見られた甲児と鉄也の2人は名乗る。

弦十郎「報告によるとブロッケン伯爵とあしゅら男爵と面識があるようだが…」

あしゅら男爵とブロッケン伯爵の2人と話していた2人に関係を聞いた。

甲児「面識っていっても敵同士で、ですけど」

鉄也「アイツらは元々俺たちの世界の敵で、倒したはずだった」

弦十郎「それが復活したと?」

鉄也「そうなります」

未来「一度倒した敵が蘇ったってことは…」

はやて「その背後に、蘇らせるだけの力か技術を持った黒幕がおるっちゅうわけやな」

甲児「そうなると、その黒幕はかなりの手練れだな」

かつて倒されたハズのあしゅら男爵とブロッケン伯爵が蘇り、その後ろにいる黒幕がいれば化け物と言えると甲児はいう。

鉄也「風鳴司令。ここは共通する敵を持つもの同士、協力体制を取りたいのだが」

弦十郎「それは私も同じことを考えていました」

鉄也の提案に弦十郎は手を取り、協力体制を敷いたのだった。
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