戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第793話 恐怖の凶悪昆虫戦士!

弦十郎『すまないが、すぐに戻ってきてくれ!』

 

響「わかりました!すぐに向かいます!!」

 

連絡を受けた響は通信を終わらせて、通信機をしまう。

 

甲児「あしゅら達め、俺たちがいないことをいい事に!」

 

鉄也「目的を果たした敵は邪魔者を一掃するのは定石だが、まさか翌日に仕掛けて来るとは…」

 

あしゅら男爵とブロッケン伯爵のことをよく知る甲児と鉄也が離れていることを知り、目的を果たして1日しか経っていないにも関わらず、攻撃を仕掛けてきたことに悔しさを顔に出す。

 

シディ「急いで向かうぞ!」

 

シディに言われて、エルザ以外の面々は急いで部屋を出て屋敷を後にしようとした時、稲妻が降り注いで脚を止めさせた。

 

響「なに!?」

 

稲妻に驚いていると煙から4人の人影が見えたかと思いきや現れたのはサソリ怪人、ムカデ怪人、ハチ怪人、カマキリ怪人の4人だった。

 

なのは「アマゾン!?」

 

4人の怪人を見て、なのはがアマゾンと思い叫んだ。

 

サソリの怪人「違うな。我ら、闇の四鎧将!」

 

4人『ビークラッシャー!!』

 

アマゾンではないとサソリ怪人が言うと、怪人たち『闇の四鎧将 ビークラッシャー』と名乗る。

 

響「闇の、四鎧将…」

 

なのは「ビー…クラッシャー!?」

 

聞いたことのない相手に驚く。

 

デスコーピオン「フフフ、久しぶりの獲物だ!」

 

サソリ型の怪人、ビークラッシャーのリーダー格『猛毒鎧将 デスコーピオン』。

 

ムカデリンガー「獲物の匂いがする!」

 

ムカデ型の怪人、『冷血鎧将 ムカデリンガー』。

 

キルマンティス「ズタズタに切り刻んでやる!」

 

カマキリ型の怪人、『魔剣鎧将 キルマンティス』。

 

ビーザック「突き刺してやる!」

 

スズメバチ型の怪人、『変幻鎧将 ビーザック』の4人の怪人たち『ビークラッシャー四鎧将』が響たちを見て言う。

 

デスコーピオン「抹殺!!」

 

左手親指を立て、下を向けたデスコーピオンが言うとビークラッシャーたちが一斉に向かって行く。

 

シディ「邪魔をするな!」

 

リル「ガルルルル!!」

 

響「なのはちゃん!」

 

なのは「はい!」

 

戦えない甲児と鉄也に代わり、リルとシディを先頭に響はコンバーターユニットを、なのははレイジングハートを出した。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron……」

 

なのは「レイジングハート、セットアップ!」

 

レイジングハート『Yes my master。stand by ready!』

 

ガングニールとバリアジャケットを身に纏い、響となのはは臨戦するとビークラッシャーに向かって行く。

 

リル「ガルルルル!!」

 

喉を鳴らしながらリルは身体中の毛を逆立て、さらに低い姿勢をとり、両脚に力を込め、地面を砕くように響となのはと共にビークラッシャーに向かって行く。

 

シディ「行くぞ!」

 

人間離れした脚力でシディもビークラッシャーへ向かって行く。

 

 

 

ムカデリンガー「オラッ!!」

 

両端に三又の穂先を持つ槍『ハンドレッドフィーラー』で響にムカデリンガーが殴り掛かる。

 

響「うわっ!?」

 

リーチと相性の悪さで、響は後ろに跳躍して回避する。

 

ムカデリンガー「喰らえ、ムカデニックボム!!」

 

響が回避するなり、ムカデリンガーは胸を展開し、中から触手を伸ばすと高圧電流の球『ムカデニックボム』を発射した。

 

響「そんなのッ!!」

 

ムカデリンガーが放ったムカデニックボムを響は真っ向から殴り飛ばした。

 

殴り飛ばされたムカデニックボムは響の拳の威力により相殺され、爆煙が視界を奪い取ってしまう。

 

ムカデリンガー「貰った!!」

 

響「くっ…うわっ!?」

 

爆煙を突き破り、ムカデリンガーが現れるとハンドレッドフィーラーを突き刺そうとするが、響は両手で受け止めた。

 

しかし、ムカデリンガーは響ごとハンドレッドフィーラーを持ち上げた。

 

ムカデリンガー「喰らえ!!」

 

持ち上げた響にハンドレッドフィーラーの先から電撃を放った。

 

響「うああああああああああッ!!」

 

ハンドレッドフィーラーから放たれた電撃を喰らい、響は悲鳴を上げる。

 

 

 

ビーザック「せりゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!」

 

ハチの腹を模した武器『ハードックショッカー』を構え、ビーザックは飛翔してなのはを突き刺そうとする。

 

なのは「レイジングハート!」

 

向かって来るビーザックになのはレイジングハートを構える。

 

なのは「シュート!!」

 

構えたレイジングハートからビームを放つが、当たる寸前でビーザックの姿が消えた。

 

なのは「消えた!?」

 

消えたビーザックになのは驚いて辺りを見回す。

 

ビーザック「こっちだ、こっち」

 

後ろからビーザックの声が聞こえて振り向くがいなかった。

 

ビーザック「どこを見てやがる、こっちだ」

 

今度は左側から聞こえて向いたが、ビーザックはいなかった。

 

ビーザック「そこじゃねーよ、こっちだよ」

 

今度は右側から聞こえたがいなかった。

 

ビーザック「もらったぁ!!」

 

最終的に真上から滑空してきたビーザックがなのはの首を掴んで投げ飛ばした。

 

なのは「きゃあああああああああッ!!」

 

投げられたなのは屋敷の庭に植えられた着に叩きつけられてしまった。

 

 

 

キルマンティス「シェリャアァァァァァァァァァァッ!!」

 

二振りの魔剣『フェリンガースナイプ』でビーザックに斬りかかる。

 

シディ「そんなもの!」

 

フェリンガースナイプの斬撃を回避したシディは火炎を放つ。

 

しかし、キルマンティスはフェリンガースナイプでシディが放った火炎を細切れのように斬り刻んだ。

 

シディ「なに!?」

 

斬り刻まれた火炎を見てシディは驚いて距離を取る。

 

キルマンティス「俺様のフェリンガースナイプに、斬れないモノは無い!!」

 

フェリンガースナイプを合わせながらキルマンティスは言う。

 

キルマンティス「ハアァァァァァァァァァッ!!」

 

一気にシディとの間合いを詰めたキルマンティスはフェリンガースナイプでシディの体を斬り裂いた。

 

シディ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

斬られたシディは膝を付いてしまう。

 

その体から致命傷ではないが、斬られた傷から血が流れていた。

 

キルマンティス「おらあぁっ!!」

 

膝を付いたシディをキルマンティスは蹴り飛ばした。

 

 

 

デスコーピオン「ふん!!」

 

リルにデスコーピオンが大型のハサミ『スローターシザース』を装備して、リルの首を掴む。

 

リル「がぐあ!?」

 

首を捕まれたリルは外そうとするがスローターシザースはかなり力が入れられているのか外せそうになかった。

 

デスコーピオン「はあっ!!」

 

スローターシザースを外せないリルを見てデスコーピオンは地面に叩きつけた。

 

リル「ぎゃうあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

叩き付けられたリルは吐血してしまう。

 

デスコーピオン「そらっ!!」

 

さらに続けてデスコーピオンはリルを立たせると腹部に膝蹴りを叩き込むと投げ飛ばした。

 

リル「がうあっ!!」

 

投げられたリルは地面に叩き付けられてしまう。

 

そこへ響となのはも投げ飛ばされてきた。

 

響「つ、強い…」

 

なのは「こんな強力な敵が…いたなんて…」

 

シディ「流石は闇の四鎧将…だな…」

 

それぞれかなりダメージが入っているのか、立ち上がれそうになかった。

 

デスコーピオン「どうした、どうした?これではウォーミングアップにもならんじゃないか」

 

煽るようにデスコーピオンがそう言うとムカデリンガーたちは笑っていた。

 

デスコーピオン「来ないなら、トドメを刺してやる」

 

ビークラッシャーはそれぞれの武器を構えてゆっくりと歩み寄ってくるのだった。

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