戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第795話 魔神の弟

あしゅら男爵「「ゴジラだと!?」」

 

ブロッケン伯爵「なぜここにいるのだ!?」

 

現れたミレニアムゴジラにあしゅら男爵とブロッケン伯爵は驚く。

 

?「来たのはリルだけじゃねーぞ!!」

 

驚いているあしゅら男爵とブロッケン伯爵に新たな声がするなり鉄の巨人が姿を現した。

 

甲児「ブレストファイヤー!!」

 

鉄也「サンダー!ブレエェェェェェェク!!」

 

2体の鉄の巨人『マジンガーZ』と『グレートマジンガー』のはブレストファイヤーとサンダーブレークを同時に発射して、量産されていたガラダK7、ダブラスM2、デスクロスV9、ジェノサイダーF9を破壊した。

 

ブロッケン伯爵「マ、マジンガー!?」

 

驚いていると響、なのは、シディも姿を現した。

 

あしゅら男爵「「なぜだ!?マジンガーもゴジラも、シンフォギア共もビークラッシャー共が始末していたはず!?」」

 

ビークラッシャーたちが始末しているハズだろうと思っていたダブルマジンガーや響たちが現れたことにあしゅら男爵とブロッケン伯爵はまたも驚いてしまった。

 

?「こういうことなんだよ!」

 

驚いているあしゅら男爵とブロッケン伯爵に新たな声が聞こえるとマジンガーZに似た色をし、左肩に漢数字の『参』が書かれたロボットが現れた。

 

ブロッケン伯爵「貴様は、兜 シロー!!」

 

姿を現したロボットを見てブロッケン伯爵がパイロットの名を叫んだ。

 

 

 

ミレニアムゴジラとダブルマジンガーがあしゅら男爵たちの前に現れる数時間前、ビークラッシャーたちの圧倒的力の前に響たちは危機に瀕していた。

 

デスコーピオン「止めだ!!」

 

先頭にいたデスコーピオンが止めを刺そうとした瞬間だった。

 

?「ブレストファイヤー!!」

 

甲児より少し若い声と共にブレストファイヤーがビークラッシャーたちに襲い掛かった。

 

デスコーピオン「なに!?」

 

ブレストファイヤーに驚き、ビークラッシャーたち後ろに飛んで回避して放たれた方を振り向いた。

 

マジンガーZによく似た姿をしたロボットが空中にいた。

 

キルマンティス「マジンガーZ!?」

 

ムカデリンガー「バカ!?奴は自衛隊の格納庫に格納されているんじゃなかったのか!?」

 

ビーザック「どうなってやがるんだ!?」

 

空中にマジンガーZによく似た姿をしたロボットを見てビークラッシャーたちは混乱していた。

 

マジンガーZとグレートマジンガーは現在、自衛隊に預けられており、さらに操縦者である甲児と鉄也が目の前にいるのに誰がマジンガーを動かしているのか分からず、余計に混乱していた。

 

甲児「マジンガーZ?」

 

鉄也「いや、違うぞ。よく見ろ、あれは…」

 

甲児も空中にいるロボットがマジンガーZだと思っていたが、鉄也に言われて見るとロボットはマジンガーZによく似たカラーリングをし、左肩に漢数字の『参』が書かれ、マジンガーを細くしたような姿をしていた。

 

甲児「イチナナ式!ってことは!」

 

現れたロボットは甲児たちの世界にある統合軍の量産ロボット『イチナナ式』であり、さらにイチナナ式のカラーリングを見て、パイロットが誰かなのか察する。

 

シロー「待たせたな、兄貴!鉄也さん!兜 シロー、イチナナ式とともに見参!!」

 

マジンガーZによく似たカラーリングをしたイチナナ式のパイロット、甲児の弟にして、統合軍参番隊隊長『兜 シロー』が名乗りを上げた。

 

甲児「シロー!」

 

響「えっと、あのZに似たロボットは知り合いですか?」

 

鉄也「あれは統合軍が運用している量産型ロボット・イチナナ式だ。そして乗っているのは統合軍三番隊隊長で、甲児の弟、兜 シローだ」

 

現れたイチナナ式のパイロットであり、実弟のシローのことを鉄也が話す。

 

シロー「兄貴、鉄也さん!これを!」

 

まだ混乱するビークラッシャーを他所にシローは赤一色の小型VTOL機と小型戦闘機を2人の前に下ろした。

 

甲児「ホバーパイルダー!」

 

鉄也「ブレーンコンドル!」

 

赤一色の小型VTOL機『ホバーパイルダー』と小型戦闘機『ブレーンコンドル』を見て甲児と鉄也は言う。

 

シロー「さあ、急いでくれ!」

 

甲児「よし、行くぞ!」

 

鉄也「あぁ!」

 

シローに言われて甲児はホバーパイルダーに、鉄也はブレーンコンドルに向かって行く。

 

キルマンティス「させるか!!」

 

愛機に向かって行く甲児と鉄也にキルマンティスは斬りかかる。

 

シロー「それはこっちの台詞だ!!」

 

そこへシローのイチナナ式がマシンガンを構えて狙撃した。

 

キルマンティス「うお!?」

 

マシンガンの狙撃でキルマンティスは怯んでしまい、その隙に甲児と鉄也はそれぞれの愛機に乗り込んで発進した。

 

デスコーピオン「し、しまった!!」

 

それぞれの愛機に乗り込んでしまった甲児と鉄也を見て、デスコーピオンは悔しがる。

 

シロー「隙ありだ!兄貴直伝・ブレストファイヤー!!」

 

悔しがるデスコーピオンと他のビークラッシャーにシローのイチナナ式は胸部からブレストファイヤーを放った。

 

ビークラッシャー『ぐおっ!!』

 

ブレストファイヤーを喰らい、ビークラッシャーは吹き飛ばされ、地面に倒れ込んだ。

 

シロー「さあ、君たちも今のうちに!」

 

ビークラッシャーが倒れた隙にシローはイチナナ式を着陸させ、マシンガンを持っている手とは逆の手を響たちに向ける。

 

なのは「はい!」

 

シディ「助かる!」

 

イチナナ式が下ろした手に響たちは乗り込んだ。

 

響たちが乗り込んだのを確認するとイチナナ式は飛翔、ホバーパイルダーとブレーンコンドルと共に飛び去って行った。

 

ビーザック「し、しまった!」

 

ムカデリンガー「逃げられたか…」

 

キルマンティス「どうする、デスコーピオン」

 

逃げられたのを見て悔しがりながらデスコーピオンに聞く。

 

デスコーピオン「引き上げだ。追っても意味はないだろうからな」

 

引き上げるとデスコーピオンは言うと他のビークラッシャーたちも頷き、引き上げることに賛同すると透明になるかのように消えたのだった。

 

 

 

時間を戻り現在、イチナナ式の助力で現場に到着した。

 

甲児「今度こそ、終わりだ!あしゅら、ブロッケン!!」

 

あしゅら男爵「「お、おのれ~!」」

 

完全に追い詰められたあしゅら男爵は悔しがる。

 

シグナム「リュイの居場所、吐いてもらうぞ!!」

 

あしゅら男爵とブロッケン伯爵に向けてレヴァンティンを構えてシグナムは言う。

 

ブロッケン伯爵「ふん、誰が吐くのもか!」

 

シグナム「ならば力づくで!」

 

力づくでも息子の居場所を聞き出そうとシグナムが動いた瞬間だった、ビームが放たれて行く手を遮るように建物を破壊した。

 

シグナム「なんだ!?」

 

魔導機兵「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ビームが放たれた方を見るとそこには前足の無いティラノサウルスに似た姿をした魔導機兵が雄叫びを上げて現れたのだった。

 

なのは「あれって、魔導機兵!?」

 

はやて「新型がおったんか!?」

 

確認されていない姿をした魔導機兵を見てなのはとはやては驚いていた。

 

魔導機兵「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

魔導機兵は口からビームを乱射するように放った。

 

少年『あしゅら、ブロッケン、今のうちに退け』

 

あしゅら男爵「「その声は!」」

 

頭に直接聞こえてきた少年の声にあしゅら男爵は反応する。

 

少年『そろそろ今回の計画の最終段階に入る。今ここで貴重な戦力を失いたくないんでな』

 

ブロッケン伯爵「仕方あるまい…」

 

あしゅら男爵「「マジンガーども!この恨み、必ず晴らしてくれる!!」」

 

少年に言われてあしゅら男爵とブロッケン伯爵は上空へ飛翔するように飛び去っていく。

 

シグナム「ま、待て!!」

 

追いかけようとするが、新型魔導機兵のビームにより行く手を遮えぎられてしまう。

 

シグナム「くそ!!」

 

行く手を遮られて、シグナムはあしゅら男爵とブロッケン伯爵が飛び去った空を見るが、すでに姿は無かった。

 

はやて「シグナム、今はあの魔導機兵を!!」

 

シグナム「はい!」

 

はやてに言われて、シグナムは新型魔導機兵迎撃に参加するのだった。

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