戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第796話 新型魔導機兵

新型魔導機兵「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

甲児「光子力ビーム!」

 

新型魔導機兵にマジンガーZが光子力ビームを放つがボディに弾かれた。

 

甲児「なに!?」

 

新型魔導機兵のボディに光子力ビームが弾かれたのを見て、甲児は驚く。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

鉄也「サンダー!ブレエェェェェェク!!」

 

光子力ビームが弾かれて直ぐにミレニアムゴジラの放射火炎とグレートマジンガーのサンダーブレークが新型魔導機兵に命中する。

 

新型魔導機兵「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

しかし新型魔導機兵は効いていないのか雄叫びを上げ、口内にある砲からビームを発射する。

 

鉄也「馬鹿な!?サンダーブレークも効かないだと!?」

 

自分たちの攻撃が効かないことに驚きながらミレニアムゴジラとグレートマジンガーはビームを回避する。

 

シロー「だったら、実弾ならどうだ!!」

 

光子力ビーム、放射火炎、サンダーブレークの実体を持たない攻撃が効かないならとイチナナ式の持つマシンガンを発砲する。

 

放たれた弾丸は新型魔導機兵に命中するが、ボディにより弾かれてしまった。

 

シロー「実弾も効かないのかよ!!」

 

実弾すら効かないと分かり、シローは毒づく。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

そこへ響が新型魔導機兵の頭にドリルナックルを叩き込んだ。

 

響「いったぁ!!」

 

殴ったが響は痛がって叫んでしまった。

 

未来「響、危ない!!」

 

響「うわっ!!」

 

未来に言われた瞬間、新型魔導機兵が暴れて響を吹き飛ばした。

 

なのは「響さん、大丈夫ですか?」

 

響「うん、なんとか…それにしても、アイツかなり硬くなってる…」

 

吹き飛ばされた響をなのはとはやてがキャッチして話す。

 

はやて「攻撃力だけやのうて、装甲も強化されとるみたいやな」

 

新型魔導機兵の高い攻撃力と装甲の前に打つ手がなかった。

 

シグナム「あれだけの高火力と同等の攻撃と装甲となると、間接を狙った接近戦しかないようだな」

 

ヒサメ「でもどうやって?」

 

シグナム「テスタロッサなら、高速移動で何とか出来るのだが…」

 

強力な性能を有する新型魔導機兵に対して近づく手段が無く、フェイトの高速移動なら弾幕を掻い潜り、間接部分を狙えるとシグナムは言う。

 

新型魔導機兵「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

打つ手がない面々に新型魔導機兵は口からだけでなく、身体中からビームを発射した。

 

シグナム「考えている暇はないようだな…奴の攻撃を回避しながら懐に飛び込むしかない!」

 

カゲチヨ「あ、ちょっ!シグナムさん!!」

 

シディ「1人じゃ無理だ!!」

 

考えている暇がないと判断したシグナムは単独で新型魔導機兵に突っ込んで行くのをカゲチヨとシディは止めに入るが遅かった。

 

シグナム「はあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

気合いの声と共に放たれたシグナムの一閃が新型魔導機兵の間接部の一点に命中し、強固なボディに亀裂が入った。

 

カゲチヨ「す、すげぇ…」

 

はやて「流石はシグナムやな」

 

ダブルマジンガーやミレニアムゴジラですら傷つけらなかった新型魔導機兵のボディに亀裂を作ったシグナムに感心する。

 

鉄也「よし、全員奴の傷口に向かって一斉攻撃だ!!」

 

甲児「行くぞ、シロー!」

 

シロー「あぁ、兄貴!」

 

「「ダブルバーニングファイヤー!!」」

 

鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

なのは・はやて「「シュート!!」」

 

鉄也が言うとマジンガーZとイチナナ式のダブルバーニングファイヤー、グレートマジンガーのドリルプレッシャーパンチ、ミレニアムゴジラの放射火炎、なのはとはやての砲撃魔法を放つ。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

未来「行けえぇ!!」

 

シディ「行っけえ!!」

 

ヒサメ「はあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

さらに続けて響がドリルナックルから竜巻を起こし、未来がアームドギアからビーム、シディの火炎、ヒサメの電撃が合わさり、巨大なエネルギーの竜巻となって新型魔導機兵に叩き込まれた。

 

新型魔導機兵「ギガグオォォォ………」

 

響たちの一斉攻撃を喰らい、亀裂が広がった新型魔導機兵はバラバラになり爆発した。

 

カゲチヨ「やった…」

 

ヒサメ「いや、お前は何もしてないだろ!」

 

ほとんど戦いに参加しなかったカゲチヨが決めるとヒサメが突っ込んだ。

 

未来「でも、あしゅら男爵たちには逃げられちゃいましたね…」

 

はやて「せやけど、また襲ってくるに違ないない。そん時こそ、捕まえ時や!」

 

あしゅら男爵とブロッケン伯爵に逃げられてしまい、連れ去られたリュイの居場所が分からないままだが、次会った時が捕まえて聞き出すと話す。

 

シグナム(待っていろよ…リュイ。必ず、私が助けに行くからな)

 

囚われたままの我が子を必ず助けるとシグナムは思っていたのだった。


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