戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第801話 激闘(後編)

弦十郎「戦況と艦の状態はどうなっている!」

 

藤尭「現在、各員敵部隊とそれぞれ交戦中ですが、苦戦しています!」

 

友里「艦は先程のあしゅらマジンガーの攻撃で側面にダメージを確認!現在応急修理中!」

 

弦十郎に被害状況と戦況を聞かれて藤尭と友里が報告する。

 

リンディ「かなり厳しいですね」

 

あしゅらマジンガーや機械獣軍団、魔導機兵に苦戦を強いられていることを報告で聞いたリンディが呟く。

 

弦十郎「えぇ…仕方あるまい、あおい!マリアくんに繋いでくれ!」

 

友里「はい!」

 

戦況を重く見た弦十郎は休暇で、今日まで旅行中のマリアに連絡を取ように言った。

 

 

 

アシュラーP1のあしゅらプレスに挟まれ、身動きがとれないミレニアムゴジラにブロッケーンT9の鉄十字ドリルの凶刃が迫り来る。

 

カゲチヨ「まだ俺たちがいること忘れんなよ!!」

 

ブロッケン伯爵「ぬお!?」

 

鉄十字ドリルを繰り出すブロッケーンT9の頭に向かってカゲチヨが血液を紐状にして放ち、目眩ましした。

 

カゲチヨ「今だ、ヒサ!」

 

ヒサメ「OK!!」

 

目眩ましをした瞬間にカゲチヨが言うとヒサメが電撃をブロッケーンT9の頭に叩き込んだ。

 

ブロッケン伯爵「シビビビビビ!?」

 

ヒサメの電撃を喰らい、中にいるブロッケン伯爵も感電して痺れた。

 

頭がダメージを受けて、回転していた体がふらついて威力がなくなった。

 

ヒサメ「今です、シグナムさん!」

 

シグナム「はあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

ヒサメの合図でシグナムがレヴァンティンに炎を纏わせ、ブロッケーンT9の体を真っ二つにした。

 

あしゅら男爵「「なにぃ!?」」

 

真っ二つに斬られたブロッケーンT9を見てあしゅら男爵は驚いているとアシュラーP1の分かれている体に刺さり小さな爆発が起きた。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ブロッケーンT9が刺さり、小さな爆発が起きて力が弱まったアシュラーP1に挟まれていたミレニアムゴジラは力を込めて引き離した。

 

シディ「挟まれるのはお前だ!」

 

ブロッケン伯爵「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

 

ミレニアムゴジラがアシュラーP1を引き離した瞬間にシディがブロッケーンT9の頭を思いっきり蹴り飛ばした。

 

蹴り飛ばされてくるブロッケーンT9の頭を見てミレニアムゴジラは後ろに下がるとタイミング良くアシュラーP1に挟み込んだ。

 

あしゅら男爵「「げえ!?気持ち悪ッ!!」」

 

ブロッケン伯爵「離れろ、のろまぁ!!」

 

離れようとするがミレニアムゴジラが力を入れて脱出を防いでいた。

 

シロー「串刺しはお前らだ!!」

 

仕上げとばかりにイチナナ式がアシュラーP1から杖を奪い取ると側頭部に突き刺してミレニアムゴジラが手を離しても離れられないようにした。

 

あしゅら・ブロッケン「「「し、しまったぁ!!」」」

 

杖を突き刺されて完全に動けなくなったアシュラーP1とブロッケーンT9。

 

シロー「仲良く消し飛べ!ブレストファイヤー!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

イチナナ式のブレストファイヤーとミレニアムゴジラの放射火炎がアシュラーP1とブロッケーンT9を飲み込んだ。

 

あしゅら・ブロッケン「「「おのれ、兜 シロー!怪獣王 ゴジラァーーーーー……」」」

 

飲み込まれたアシュラーP1とブロッケーンT9は消し炭になりながら断末魔を上げたのだった。

 

鉄也「あしゅらマジンガーの動きが!」

 

アシュラーP1がブロッケーンT9と共に倒された瞬間、ロケットパンチを放とうとしていたあしゅらマジンガーの動きが鈍くなった。

 

甲児「あしゅらたちが死んで動きが鈍くなりやがったな!畳みかけるぞ、鉄也!」

 

鉄也「ああ!」

 

動きが鈍くなったあしゅらマジンガーを見て、ダブルマジンガーの逆襲が始まった。

 

甲児「ルストハリケーン!」

 

マジンガーZがルストハリケーンを繰り出すとあしゅらマジンガーもルストハリケーンを繰り出す。

 

鉄也「グレートタイフーン!」

 

そこへグレートマジンガーがグレートタイフーンを繰り出して、マジンガーZのルストハリケーンと合体させ、あしゅらマジンガーのルストハリケーンを押し返して両腕を破壊した。

 

だが、破壊された腕からあしゅらマジンガーはドリルミサイルを発射する。

 

甲児「ドリルミサイルにはドリルミサイルだ!」

 

対してマジンガーZもドリルミサイルを発射して相殺する。

 

鉄也「グレートブーメラン!」

 

ドリルミサイル同士のぶつかり合いをしている隙にグレートマジンガーが胸の熱板を外してブーメランとして繰り出す『グレートブーメラン』で、あしゅらマジンガーのドリルミサイル発射口を両断して破壊した。

 

ドリルミサイル発射口を破壊されたあしゅらマジンガーは光子力ビームを放とうとする。

 

甲児「させるか、光子力ビーム!」

 

それより先にマジンガーZが光子力ビームを発射してあしゅらマジンガーの目を破壊した。

 

それでも諦めず、ブレストファイヤーを繰り出そうとする。

 

鉄也「サンダーブレーク!」

 

ブレストファイヤーを繰り出そうとするあしゅらマジンガーにグレートマジンガーがサンダーブレークを放ってブレストファイヤーを阻止した。

 

甲児「止めだ、偽物野郎!」

 

あしゅらマジンガーの持つ全ての武装を破壊して、ダブルマジンガーは両腕を向ける。

 

甲児「ロケットパーンチ!」

 

鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!」

 

マジンガーZの代名詞であるロケットパンチとグレートマジンガーのドリルプレッシャーパンチを繰り出し、あしゅらマジンガーの体を貫き、完全に破壊した。

 

甲児「どうだ、これが本物のマジンガーの力だ!」

 

あしゅらマジンガーが撃退した甲児はパイルダー内にて言う。

 

鉄也「よし、シローたちの援護に回るぞ!」

 

甲児「おう!」

 

あしゅらマジンガーを倒し、響たちの援護にダブルマジンガーが回ろうとした瞬間、ある異変が起きた。

 

それは機械獣軍団と魔導機兵が転身して引き返し始めていた。

 

シグナム「機械獣たちが…退いてくだと?」

 

フェイト「どうして…?」

 

圧倒的有利であったにも関わらず、引き返し始めた機械獣軍団と魔導機兵を見て不振がると通信音が鳴り響いた。

 

弦十郎『緊急事態だ!!』

 

鳴り響いた通信音に応答すると焦った声の弦十郎が出た。

 

響「どうしたんですか、師匠?」

 

弦十郎『現在、その地域に向かって巨大なエネルギー波を検知した!本部の応急処置は終わっている!急いで戻ってくるんだ!!』

 

響が聞くと弦十郎が叫んだ。

 

響「ふえぇ!?」

 

なのは「急がないと!!」

 

嫌な予感がして全員が本部へ急いで戻っていく。

 

 

少し離れた場所に巨大な大砲をビーザック、ムカデリンガー、キルマンティスが支え、トリガーに指をかけているデスコーピオンがいた。

 

デスコーピオン「ディメンションストーム、発射!!」

 

機械獣軍団と魔導機兵が引き上げたことを確認したデスコーピオンがトリガーを引くと大砲から紫色をした巨大なビームが放たれた。

 

放たれたビームはS.O.N.G.本部真上まで飛ぶと巨大な渦を描いた穴を開き、周囲を吸い込んでいく。

 

ダブルマジンガーやイチナナ式はもちろん、S.O.N.G.本部も吸い込まれてしまい消滅した。

 

デスコーピオン「これで奴らは次元の彼方へと消え去ったな」

 

ムカデリンガー「2度とここへは帰って来れんな。あとはミケーネの神々に任せるか」

 

ビーザック「さて、残りの機械獣と魔導機兵を使って」

 

キルマンティス「この世界を完全に破壊しつくしてやる!」

 

邪魔となるS.O.N.G.、時空管理局、ダブルマジンガーたちが消えてビークラッシャーが言うと後ろからある人物たちが姿を現した。

 

あしゅら男爵「「あしゅらマジンガー、アシュラーP1とブロッケーンT9、そして我々のクローンを倒されたのは痛手だな」」

 

ブロッケン伯爵「だが、間もなくベヒモスが進化する。そうすれば、それくらいの損害は対した痛手にならん!」

 

あしゅらマジンガー、アシュラーP1とブロッケーンT9、そして自分たちのクローンが倒されて、驚愕する本物(・・)のあしゅら男爵とベヒモスの進化が近いと言う本物(・・)のブロッケン伯爵が言うのだった。

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