戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第803話 最強と呼ばれし帝国

カゲチヨ「ちょっ、なんなんだよ、アイツら?!」

 

襲い掛かってきたミケーネ帝国にカゲチヨが甲児たちに聞いてきた。

 

シロー『アイツらはミケーネ帝国!俺たちの世界で兄貴たちが壊滅させた連中だ!』

 

響「それって、機械獣を作ったっていう」

 

"ミケーネ"と聞いて、あしゅら男爵やブロッケン伯爵が使役している機械獣を作った古代帝国であると察し、同時にかつてダブルマジンガーと死闘の末に壊滅させたことがあると話す。

 

鉄也『そうだ、その大元のやつらだ!!』

 

復活した七大将軍と暗黒大将軍を見て、鉄也はかつての死闘の日を思い出した。

 

数多くの大切な人や仲間たちを喪ったあの日々を。

 

 

 

甲児「くそ、ロケットパーンチ!!」

 

鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!!」

 

迫り来る戦闘獣たちにマジンガーZはロケットパンチ、グレートマジンガーはドリルプレッシャーパンチを繰り出すが、勢いがありすぎるのか、機体が一回転してしまった。

 

甲児「くそ、今のマジンガーは重力下仕様だから、威力が在り過ぎてうまくバランスが!」

 

いくら強力な機体でも仕様がことなっていれば不利になる。

 

現在のダブルマジンガーは大気圏内の重力下仕様で、宇宙のように無重力である次元の裂け目では技の反動が大きくのけ反ってしまうのだ。

 

鉄也「それでも戦うしかない!シロー、お前はS.O.N.G.の本部を守れ!」

 

シロー「わ、分かった!」

 

バランスをなんとか保ちながらダブルマジンガーは戦闘獣迎撃を開始する。

 

 

 

響「師匠!私たちも出ます!」

 

弦十郎「無理だ!先のあしゅらマジンガーの攻撃で発射口を、裂け目に飛ばされた際に出入り口が使用できない!」

 

出撃しようとする響たちに弦十郎はあしゅらマジンガーと次元の裂け目に飛ばされた際に出入り口が使えなくなってしまったことを言う。

 

なのは「じゃあ、出撃出来ないんですか!?」

 

出撃出来ず、不利な状況下になってしまっているダブルマジンガーとイチナナ式のみしか戦えないと驚く。

 

 

 

甲児「ブレストファイヤー!」

 

鉄也「サンダーブレーク!」

 

今度はブレストファイヤーとサンダーブレークを放って戦闘獣を破壊した。

 

バーダラー「のろま共めが!」

 

いつまでもマジンガーを倒せない戦闘獣(部下)たちに代わり、バーダラーが接近してきた。

 

バーダラー「マジンガー、この鳥獣将軍 バーダラー様が相手だ!!」

 

接近したバーダラーがダブルマジンガーに言う。

 

甲児「望むところだ!ロケットパーンチ!!」

 

鉄也「これならどうだ!ブレストバーン!!」

 

ダブルマジンガーの攻撃をバーダラーは身軽な動きで回避した。

 

バーダラー「シャアァァァァァッ!!」

 

鉄也「ぐおあ!!」

 

バーダラーの蹴りを受けて、グレートマジンガーは吹き飛ばされてしまう。

 

甲児「鉄也!!」

 

グレートマジンガーが蹴り飛ばされて、マジンガーZはバーダラーから目線をそらしてしまった。

 

バーダラー「もらったぁ!死ねえぇ、兜 甲児ぃぃ!!」

 

グレートマジンガーを蹴り飛ばしたバーダラーが目線をそらしてしまい、背後ががら空きになったマジンガーZのホバーパイルダーを握り潰そうと掴みかかった。

 

ホバーパイルダーを掴みかけた時、赤い光線が何本も次元の狭間の奥から飛んで来て、バーダラーの腕を切断して破壊した。

 

バーダラー「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

腕を切断されてしまい、バーダラーは怯んで悲鳴を上げる。

 

バーダラー「い、いったい、なにが……………」

 

突然ダメージを受けたバーダラーは驚いて光線が来た方を見た瞬間、新たな光線が飛んできて胸部にあった本体の顔を貫かれた。

 

バーダラー「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………!!」

 

本体の顔を光線に貫かれたバーダラーは断末魔を上げて爆散した。

 

『バ、バーダラー!?』

 

バーダラーが倒され、残りの七大将軍と暗黒大将軍は光線が飛んできて方を見るとそこには何千、何万…いや、何百万と渦のようなものがあり、そこから大小の様々な軍艦が1隻ずつ姿を現した。

 

いや艦だけではない、艦隊と共に宇宙怪獣が徒党を成して渦から姿を現していた。

 

さらにその中で一際巨大な船体で、五連装の砲を5門備えた戦艦とその巨大戦艦によく似た戦艦6隻が姿を現した。

 

暗黒大将軍「な、なんだあれは!?」

 

自分たちの持つミケロスやデモニカよりも巨大な戦艦に率いられて現れた大艦隊と宇宙怪獣軍団に暗黒大将軍は驚いて声を上げる。

 

 

 

弦十郎「あれはガルバスター級超弩級宇宙戦艦!」

 

メインスクリーンに映し出された何百万の大艦隊を率いて現れた巨大艦『ガルバスター級超弩級宇宙戦艦』に弦十郎は叫ぶ。

 

するとメインスクリーンにノイズが入ったかと思いきや映像が切り替わり、リルに良く似た顔で、右目を髪で隠した1人の少年が映し出された。

 

スペース『兄者』

 

リル「スペース!来てくれたんだ!」

 

メインスクリーンに映し出された少年『スペース』を見てリルは笑顔で呼んだ。

 

そう、彼こそが広大な宇宙において勢力を拡大している一大星間国家『宇宙大怪獣帝国』総統『スペースゴジラ』である。

 

スペース『あぁ、偶々星間国境の巡視に来ていてな。その帰りに次元の裂け目を見つけて、中からS.O.N.G.の救難信号をキャッチしてた。それで裂け目に入ってみると兄者たちを見つけたのだ』

 

自身が軍を率いてこの次元の裂け目に来た理由を淡々と話す。

 

スペース『間に合ってよかった。あの邪魔ものどもは我々に任せてもらおうか』

 

 

 

スペース「全軍、兄者たちを取り囲む敵艦隊に向かって、突撃!!」

 

来援した艦隊の旗艦 ガルバスター級超弩級宇宙戦艦 ガルバスターを先頭に6隻のギルヴァスター級宇宙戦艦、ヴァルセーズ級宇宙戦艦、ベルバスト級宇宙重巡洋艦、ギャラガス級宇宙軽巡洋艦、バルバスファ級宇宙駆逐艦の宇宙大怪獣帝国宇宙軍艦隊と宇宙怪獣軍団がミケーネ帝国の戦闘獣軍団に襲い掛かった。

 

さらに後方にいる円盤型空母であるゼガードン級強襲空母から帝国軍主力機動兵器SBF『スペルグフ』が、ムルファシス級宇宙戦艦空母より空間戦闘機『ディノルヴァ』が続々と発艦、ミケーネ戦闘獣に攻撃を加えていく。

 

予想だにしないS.O.N.G.側の援軍に戦闘獣軍団は混乱が大きく、対応できずに次々と帝国軍に破壊されていく。

 

ドレイドゥ「バ、馬鹿な!?こ、この世界にこれほどの戦力を有する勢力がいたというのか!?」

 

突然現れた大援軍の前に手も足も出ずに倒されていく戦闘獣軍団を目の当たりにしてドレイドゥは驚いて叫んだ。

 

?「我らを知らぬとはとんだとぼけ将軍たちだな」

 

次々に倒されていく戦闘獣を目の当たりにして、驚いている七大将軍たちを小馬鹿にする声か聞こえ振り向くと、そこには6体の宇宙怪獣たちがいった。

 

アンゴラス「な、何者だ!?」

 

小馬鹿にされ、アンゴラスが聞くとケンタウロスのような宇宙怪獣から開口一番に言った。

 

EXタイラント「我ら、宇宙大怪獣帝国軍六王だ」

 

ブラックエンド「総統の命によりお前さんたちの相手はワシらが務めよう」

 

ルガノ―ガー「丁度6対6だし、丁度いいわよね」

 

マーゴドン「そうですね」

 

ムルロア「さて、無駄話はこれくらいにして…」

 

ガモス「楽しませてくれよ、ミケーネ帝国とやら!!」

 

宇宙大怪獣帝国軍が誇る最強の6体の宇宙怪獣たち宇宙大怪獣帝国軍六王第一位『暴君怪獣 EXタイラント』。

 

同軍六王第二位『円盤生物 ブラックエンド』。

 

同軍六王第三位『宇宙大怪獣 ムルロア』。

 

同軍六王第四位『殺戮怪獣 ガモス』。

 

同軍六王第五位『凶獣 ルガノーガー』。

 

同軍六王第六位『冷凍怪獣 マーゴドン』が倒されたバーダラー以外のミケーネ帝国将軍たちに向かって行くのだった。

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