戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第812.5話 放たれる稲妻

ベロニカ内部にて戦いが起き始めた頃、宇宙大怪獣帝国とマジンガーたちが機械獣と魔導機兵と戦っていた。

 

ブロッケン伯爵「串刺しになれぇ!!」

 

ブロッケーンT9が剣でグレートマジンガーを突き刺そうと接近する。

 

鉄也「ダブルマジンガーブレード!!」

 

大腿部の三角板から取り出す両刃の剣『マジンガーブレード』を出すとブロッケーンT9の剣を弾く。

 

鉄也「ブレストバーン!!」

 

ブロッケーンT9の剣を弾き、ブレストバーンを発射する。

 

ブロッケン伯爵「おっと!」

 

ブレストバーンをブロッケーンT9は高度を上げて回避する。

 

鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!!」

 

高度を上げたブロッケーンT9にグレートマジンガーはマジンガーブレードを大腿部にしまうとドリルプレッシャーパンチを発射した。

 

ブロッケン伯爵「なんの!」

 

放たれたドリルプレッシャーパンチをブロッケーンT9は剣で弾く。

 

鉄也「サンダーブレーク!!」

 

ブロッケン伯爵「鉄十字ガス!!」

 

ドリルプレッシャーパンチを弾かれて、腕が戻ってくるなりサンダーブレークを放つとブロッケーンT9も鉄十字ガスを同時に放って相殺する。

 

ブロッケン伯爵「貰ったぁ!!」

 

サンダーブレークと鉄十字ガスが相殺して起きた爆煙を突き破ってブロッケーンT9が必殺技の鉄十字ドリルを繰り出してきた。

 

鉄也「甘い!!」

 

鉄十字ドリルを繰り出してきたブロッケーンT9を見て鉄也は言うとグレートマジンガーは両腕を構えた。

 

鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!!」

 

両腕のドリルプレッシャーパンチを同時に発射して、ブロッケーンT9を鉄十字ドリルごと貫いた。

 

ブロッケン伯爵「な、なにぃ!?」

 

ドリルプレッシャーパンチに貫かれたことにブロッケン伯爵は驚く。

 

鉄也「この剣 鉄也とグレートに、同じ技は通じないぞ!グレートタイフーン!!」

 

大穴が空いたブロッケーンT9にグレートマジンガーはグレートタイフーンを放った。

 

ブロッケン伯爵「も、申し訳ございませんDr.ヘルゥゥゥーーーーーーーー……………」

 

グレートタイフーンに飲まれたブロッケン伯爵は愛機と共に爆散したのだった。

 

 

 

別の空域ではマジンガーZとアシュラーP1が戦っていた。

 

あしゅら男爵(男)「ロケット連射砲!!」

 

甲児「ドリルミサイル!!」

 

あしゅら男爵(女)「バストプードル!!」

 

甲児「光子力ビーム!!」

 

両者の技がお互いに相殺しあい、致命打を与えられずにいた。

 

甲児「ロケットパーンチ!!」

 

あしゅら男爵(男)「なんの!!」

 

マジンガーZのロケットパンチをアシュラーP1は杖で弾き跳ばす。

 

甲児「ルストハリケーン!!」

 

あしゅら男爵「「効かぬわ!!」」

 

続けて放ったルストハリケーンをアシュラーP1は左右に分離して回避する。

 

あしゅら男爵「「必殺・あしゅらプレスを喰らえ!!」」

 

必殺技のあしゅらプレスを繰り出そうとマジンガーZの左右を囲むと一気に挟み込もうとする。

 

甲児「蘇ってもやっぱりありゅらはあしゅらだな!」

 

挟み込もうとするアシュラーP1を高度を上げて回避すると直ぐ様両腕を構えた。

 

甲児「ロケットパーンチ!!」

 

両腕のロケットパンチを放ち、アシュラーP1を無理矢理くっつけた。

 

あしゅら男爵「「なにっ!?」」

 

無理矢理くっつけられたアシュラーP1は踠くが、マジンガーZのロケットパンチは離さないように力を込める。

 

甲児「同じ攻撃が通じるかってんだ!一斉発射だ、喰らいやがれ!!」

 

動きを封じたアシュラーP1にドリルミサイル、ミサイルパンチ、冷凍光線、ブレストファイヤー、光子力ビーム、サザンクロスナイフのマジンガーZは自身が持つ全武装を発射した。

 

あしゅら男爵「「そ、そんな馬鹿なぁ!!」」

 

マジンガーZの一斉攻撃にアシュラーP1は手も足も出せずにボロボロにされる。

 

さらに周囲にいたガラセクトV2や量産されたデスクロスV9、ダブラスM2も破壊されいく。

 

甲児「止めだ!スクランダーカッター!!」

 

止めにマジンガーZはジェットスクランダーの翼でアシュラーP1を両断した。

 

あしゅら男爵「「おのれ、兜 甲児ぃーーーーーーーーー!!」」

 

恨み言を言ってあしゅら男爵は爆発する愛機と運命を共にしたのだった。

 

甲児「もう一度地獄へ堕ちやがれ」

 

爆発したアシュラーP1を見て甲児は言うのだった。

 

 

 

シロー「兄貴たちがあしゅらとブロッケンを倒したみたいだな」

 

ブロッケン伯爵とあしゅら男爵が倒されたことで、動きか鈍くなった機械獣と魔導機兵を見てシローは言う。

 

シロー「こっちも決めるぜ!ブレストファイヤー!!」

 

動きが鈍くなった機械獣と魔導機兵にブレストファイヤーを発射する。

 

シロー「へへっ、どうだ!」

 

機械獣と魔導機兵をブレストファイヤーを倒してシローは言うと辺りが暗くなって振り向くとタイターンG9が金棒を振り上げていた。

 

シロー「しまっ!!」

 

タイターンG9は機械獣の中でもパワータイプで、マジンガーのデータを元に量産されているイチナナ式でもただでは済まないと思った時だ。

 

ビームがタイターンG9を後ろから貫いて破壊した。

 

シロー「い、今のは…」

 

ユウコ『大丈夫ですか、シローさん』

 

タイターンG9を破壊したビームに見覚えがあるとユウコが通信してきた。

 

シロー『ユウコさんか、助かったぜ!』

 

ユウコ「いえ、間に合ってよかったです!」

 

ガルバスターの艦首にて、ライフル型の武器『180mm対物ビームライフル』を構えている修復されたスペルグフWのコックピットにてユウコはお礼を言われて言う。

 

ユウコ「このまま援護します!」

 

シロー『おう、助かるぜ…ん?』

 

対物ビームライフルで援護すると言われて、シローは再度お礼を言った時、なにかに気づいた。

 

ユウコ「どうかしましたか?」

 

シロー『いや、なんかベヒモスの様子が…』

 

なにかに気づいたシローに言われて、ユウコは対物ビームライフルを愛機のメインカメラからスコープを通じて覗いた。

 

ユウコ「胸部が開いてる…」

 

ベロニカを覗いて胸部が開いていることを確認した瞬間、砲身のようなものが延びてきていた。

 

ユウコ「なにを…!?」

 

延びてきた砲身に驚いてくいると、砲が明るくなったかと思いかや稲妻と共にビームに似た閃光が放たれた。

 

放たれた閃光は帝国軍の右翼を襲い、飲み込むと次々と爆発していく。

 

ユウコ「!?」

 

閃光が過ぎるとそこにはさっきまでいた帝国軍の右翼艦隊の姿が無くなり、さらに閃光が通った真下にあった木々は燃え盛っていた。

 

ユウコ「今のは、まさか…」

 

ベロニカが放った攻撃にユウコはあの時見た"破壊王の攻撃"を思い出していた。

 

 

 

ヴァロルド「なんだ、今のは!?」

 

ガルバスター艦橋内にて、帝国軍航宙艦隊総司令官であるヴァロルドも驚いていた。

 

ヴァロルド「被害はどうなっている!!」

 

帝国軍兵士「右翼艦隊、旗艦のヴァルゼース級が消失!艦隊約1割が消滅しています!!」

 

ヴァロルド「1割…15万も喰われたのか、くそ!」

 

被害状況を聞いて、1割(15万隻)をさっきの一撃で壊滅させられたことにヴァロルドは毒づく。

 

ヴァロルド「すぐにこの中央艦隊の一部を右翼へ展開させろ!空いた穴を塞ぐんだ!!」

 

しかし、すぐに切り替えて消失した右翼艦隊を補填するために中央艦隊を割り裂くように指示した。

 

副官「提督、今のは恐らく荷電粒子砲かと思われます!光学エネルギーではなく物質の反応と荷電エネルギーを観測しています!」

 

ヴァロルドに副官は放たれたのが、荷電粒子砲であると報告すると驚いた表情になった。

 

【荷電粒子砲】…それは物体に帯電する粒子を収束し、ビーム状に発射する兵器の一つ。

 

高速の荷電粒子を打ち出して目標を破壊する兵器で、現代の地球においては技術上の制約が大きく兵器としての実用化は困難であるため、事実上SF上にしか登場しない存在である。

 

【荷電(物体に電気を帯びさせる)した粒子を加速器内で電圧をかけて亜光速まで加速させて放つ】兵器であり、荷電させる物質は何でもいいとされている。

 

光を増幅・集束させて放つレーザー(光線)や宇宙大怪獣帝国軍標準装備の陽電子ビーム砲とは似て非なるものであり、帝国ですらまだ開発段階にすら入っていない研究中の兵器である。

 

ヴァロルド「荷電粒子砲…奴らの最終兵器と言ったところか。通信兵!変異しているベヒモスに荷電粒子砲が搭載、第一射により1割の戦力を喪失したことをクラーケンから総統に伝えるように報告しろ!」

 

帝国軍兵士「はっ!」

 

クラーケンに被害をスペースに報告するように指示した。

 

ヴァロルド(くそっ、まさか荷電粒子砲を搭載していたとはな…)

 

予想外の秘密兵器(荷電粒子砲)にヴァロルドは奥歯を噛み締めて次の手を考えていたのだった。

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