戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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ベロニカの秘密兵器である荷電粒子砲が放たれ、地球同盟国宇宙大怪獣帝国地球救援艦隊150万の内1割に当たる15万隻が喪われた。

さらに荷電粒子砲が放たれた時点で、リュイは完全にベロニカと同化し、この世にいないという絶望を叩きつけられ、シグナムはショックを受けてしまう。

だが尚も希望を諦めない響たちに少年とデスコーピオンは絶望を与えようとする。


第814話 見える希望

はやて「どうすれば…」

 

ショックで動けないでいるシグナムを庇いながら、迫り来る少年とデスコーピオンを相手取るのは流石に無理があり、かなり危機的状況だった。

 

?『まだよ…』

 

響「なに!?」

 

未来「頭の中に直接聞こえてくる!?」

 

突然頭に響いてきた女性声に驚く。

 

フェイト「これて、念話だ!」

 

なのは「でも誰が…」

 

カゲチヨ「もしかして!」

 

ヒサメ「アーテル!?」

 

頭に響いてきた女性の声の主がアーテルが念話で話して聞いていることを察する。

 

アーテル『そうよ、でも今はそれどころじゃない。まだリュイって子を助け出せるわ』

 

シディ「どういうことだ?」

 

アーテルの言葉を聞いて聞き返す。

 

アーテル『アイツが私を裏切ってベヒモスを奪うことは薄々だったけど分かってた。そして攫ってきたリュイを生体ユニットにしてベヒモスに取り込ませて進化させようとしていた。だから私は細工をしておいたの』

 

翼「細工だと?」

 

アーテル『アイツはさっきの荷電粒子砲を最大限の威力だと思ってる。でも、私が発射時間を大幅に早める細工をしてあるからまだリュイは完全に取り込まれてはいない』

 

カゲチヨ「んなこと信じろってのかよ」

 

ベロニカに細工をして、荷電粒子砲を放ったとしてもまだリュイが取り込まれていないことを聞いて、警戒したカゲチヨが言う。

 

アーテル『そうよね、私の言葉なんて信じられなくて当然よね…でも、これ以上幼い命を奪いたくない!』

 

ヒサメ「自分から巻き込んどいて、少し虫が良すぎない?」

 

アーテル『虫が良すぎてることは分かってる。だけど私はもうこれ以上みことが傷つくのを見たくない!』

 

シグナム「いいだろう…」

 

はやて「シグナム!?」

 

アーテルの心の言葉を聞いてシグナムが立ち上がりながら言うとはやてが驚いていた。

 

シグナム「だが、貴様は私の子を傷つけた。その罪はいずれ償ってもらう!」

 

アーテル『えぇ、分かってるわ』

 

シグナムに言われてアーテルは覚悟が決まってるのか言う、

 

少年「話は終わったか?」

 

話を聞いていたのか、少年は聞いてきていた。

 

少年「なるほど、帝国軍を全滅させられなかったのはお前の仕業か」

 

荷電粒子砲で本来なら救援艦隊を全滅させられる威力があるのに出来なかった要因が分かるとアーテルとみことが囚われている壁に近寄る。

 

少年「なら、少し痛い思いをしてもらうとするか」

 

近寄った少年は槍をみことに向けて構える。

 

リル「まずい!」

 

みことを殺そうとする少年を見てと止めに入ろうとするが、間に合いそうに無かった。

 

少年「死ね」

 

無慈悲に少年は槍をみことに向かって槍を放った刹那、鮮血が舞うのだった。

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