戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第815.5話 魔神

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

雄叫びを上げてホロボロスはベロニカを手甲鉤で斬り付けて後退させる。

 

甲児「なんだ、あの怪獣?」

 

シロー「いきなり上から降ってきたけど…」

 

ホロボロスはマジンガーたちとベロニカの間の上空からいきなり現れて、手甲鉤で貫いたのだ。

 

鉄也「なんでもいい!奴を止めるぞ!」

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

鉄也に言われて攻撃しようと迫るとベロニカはEXレッドキングの首を斬り落とした剣を出してマジンガーたちを迎え撃とうとする。

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

そこへホロボロスが剣を持っている方のベロニカの腕に噛みついて怯ませた。

 

甲児「ロケットパーンチ!!」

 

鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!!」

 

シロー「ブレストファイヤー!!」

 

ベロニカが怯んだ隙にマジンガーZはロケットパンチ、グレートマジンガーはドリルプレッシャーパンチ、イチナナ式はブレストファイヤーをそれぞれ放って攻撃する。

 

同時にホロボロスはベロニカから離れた。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だがベロニカはマジンガーたちの攻撃は効いていないのか口から衝撃波を発射した。

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ベロニカの衝撃波にホロボロスは体から電撃を放って、相殺させた。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

衝撃波を相殺されたベロニカは尻尾から電撃を放った。

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ホロボロスはベロニカの電撃を素早い動きで、回避してすれ違いざまに手甲鉤の一撃を叩き込んだ。

 

甲児「す、すげえ…」

 

鉄也「あの怪獣、かなりの手練れのようだな」

 

ベロニカに圧倒するホロボロスを見て、甲児と戦いのプロである鉄也は感心していた。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

一閃を食らい雄叫びを上げたベロニカは胸部を開き、砲身を伸ばしてきた。

 

シロー「まずい!また荷電粒子砲を撃つ気だぞ!!」

 

砲身を見てシローはベロニカが荷電粒子砲を放とうとしていると叫ぶ。

 

 

 

副官「提督!」

 

ヴァロルド「ガルバスター及びヴァトルスターの艦首をベヒモスへ向けろ!ギャラティッカ砲で荷電粒子砲を相殺する!」

 

副官「ハッ!」

 

ヴァロルドの指示で、ガルバスターとヴァトルスターの2隻は艦首をベロニカに向けると艦首が開き、砲身を伸ばしてギャラティッカ砲発射体勢に入った。

 

帝国兵士A「機関からのエネルギー伝導開始!」

 

帝国兵士B「ギャラティッカ砲にエネルギー充填開始!」

 

帝国兵士C「目標、敵旗艦!!」

 

伸びた砲身の先にエネルギーが集まり赤く輝き始めていた。

 

帝国兵士D「エネルギー充填率100%!110!120!」

 

充填率が上がり、ヴァロルドは展開された機銃型の発射装置のトリガーに指を掛けると、同時に充填率が130へ到達していた。

 

ヴァロルド「ギャラティッカ砲、発射ぁ!!」

 

トリガーを引くとガルバスターのギャラティッカ砲を発射、ヴァトルスターも同時に発射した。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

同時にベロニカも荷電粒子砲を発射、荷電された粒子と巨大な光学エネルギーがぶつかり合う。

 

ヴァロルド「ガルバスター級2隻のギャラティッカ砲と互角だと!?」

 

拮抗する状況を見てヴァロルドは驚いていた。

 

 

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ギャラティッカ砲と互角の威力を見せるベロニカの荷電粒子砲を見てホロボロスは紫色の斬撃光波を放とうとする。

 

甲児「へっ、だったら俺たちもやるぞ!」

 

シロー「そういうと思ったぜ、兄貴!」

 

鉄也「魔神の力、見せてやる!」

 

放とうとするホロボロスを見て、甲児たちもギャラティッカ砲の助けをしようと準備する。

 

甲児・シロー「「ブレストファイヤァァァァァァァッ!!」」

 

鉄也「ブレストバーン!!」

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

マジンガーZとイチナナ式のブレストファイヤーとグレートマジンガーのブレストバーンをホロボロスの斬撃光波を放った。

 

ギャラティッカ砲にマジンガーZ、グレートマジンガー、イチナナ式、ホロボロスの攻撃が加わって荷電粒子砲を押し返し始めた。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

押し返される荷電粒子砲の威力を上げて再度押し返し始めた。

 

シロー「ぐっ!?なんてパワーだ!?」

 

鉄也「それでも負けるわけには…!?」

 

押し返される自分達の攻撃の威力を上げるが、弾き返されて命中してしまった。

 

爆発がガルバスター、ヴァトルスター、マジンガー、ホロボロスを飲み込み、吹き飛ばされてしまった。

 

甲児「く、くそ…」

 

地面に叩きつけられて立ち上がろうとするマジンガーZだが、グレートマジンガー、イチナナ式、ホロボロスは立ち上がれずにいた。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

動けないマジンガーたちにベロニカは再度荷電粒子砲にエネルギーをチャージする。

 

シロー「くそ、また打つ気だ…」

 

チャージされる荷電粒子砲の発射口を見てシローは言う。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

エネルギーチャージが完了したベロニカは荷電粒子砲を発射した。

 

誰もがここまでかと思ったその時だった。

 

?『ファイヤーブラスタァァァァァァッ!!!』

 

マジンガーたちの後ろからブレストファイヤーやブレストバーンより威力がある熱線【ファイヤーブラスター】が荷電粒子砲を押し返し、ベロニカに命中した。

 

ベロニカ「!?」

 

ファイヤーブラスターを喰らい、今までノーダメージだったベロニカはダメージを受けて吹き飛ばされ、背中から地面に叩きつけられた。

 

鉄也「なんだ!?」

 

ベロニカを吹き飛ばしたファイヤーブラスターを見て振り向くとそこには1体の黒い魔神が立っていた。

 

甲児「あれは…なんだ…!?」

 

黒い魔神を見て甲児は疑問の中で、知らない自分があの魔神を操り、Dr.ヘル率いる機械獣軍団や暗黒大将軍率いるミケーネ帝国と戦う記憶が過った。

 

甲児「魔神皇帝……」

 

ふと頭に浮かんだ言葉【魔神皇帝】があの魔神だと思っていると魔神は揺らぐように消えた。

 

シロー「兄貴!ベヒモスが!!」

 

消えた魔神を見送っていた甲児はシローに言われて見ると、ベロニカの身体中から火花が散り、さらにファイヤーブラスターで破壊されたであろう荷電粒子砲が再生できず、溶け始めていた。

 

ベロニカ「ギガグオォォォォ……………!!」

 

苦しそうにベロニカは鳴いていた。

 

鉄也「どうやら突入隊がやってくれたみたいだな!」

 

甲児「よし、あとは脱出までの時間を稼ぐぞ!!」

 

弱体化し始めたベロニカを見て突入した響たちがやってくれと察して言うと立ち上がって構えるのだった。

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