戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第818話 蛇にして邪

甲児「なんだ!?」

 

シロー「ベヒモスが崩れていく!」

 

鉄矢「突入隊はどうなった!?」

 

突然崩れ始めたベロニカを見て3人は驚き、ホロボロスは心配そうな顔をしていた。

 

 

 

少年「今頃奴らはベロニカの残骸の中だろうな。少し狂わされたが、実験は上手くいった。あとはヤツと同時に…」

 

近くの森林にベロニカから脱出した少年、鉄面臂、ビークラッシャーが出てきた。

 

ガンマ「ガアァァァァァァァァァァッ!!」

 

リル「ガルガアァァァァァァァァァァッ!!」

 

少年「なに!?」

 

出てきたのと同時に真上からガンマとリルが攻撃仕掛けてきたことに驚きながらも散開して回避する。

 

少年「なぜ貴様らが!?」

 

ガンマとリルに驚いていると後ろに地面とは違う空間から半分だけ船体を出している艦があった。

 

少年「異次元潜航艦…それで寸でのところで脱出したわけか」

 

半分だけ船体を出している艦『異次元潜航艦』を見て、現れた理由察する。

 

スペース「どうやらここまでだな、その奥の顔を拝ませてもらうぞ!」

 

異次元潜航艦から降りてきたスペースが言う。

 

鉄面臂「どうする?」

 

少年「チッ、無理にでも突破するしかあるまい」

 

鉄面臂に聞かれ、少年は言う。

 

リル「そうは行くかぁ!!」

 

少年の会話が聞こえていたリルは叫ぶとガンマと同時に跳躍した。

 

リル「これで!」

 

ガンマ「とどめ!」

 

【バイオレント・ストライク!!】

 

ガンマがアクセラーグリップを捻り、蹴り技【バイオレト・ストライク】発動させたのと同時にリルが蹴りを繰り出した。

 

少年「ぐおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

ガンマのバイオレント・ストライクとリルの跳び蹴りを喰らい少年は両腕をクロスして防御する。

 

リル・ガンマ「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

2人の気合い一閃で少年は耐えきれず、吹き飛ばされた。

 

響「やった!?」

 

少年「今のは…効いたぜ…」

 

響が言うと少年は少しよろめきながらも立ち上がっていた。

 

はやて「なんちゅータフネス…」

 

フェイト「でも、このまま一気に押し切れれば!」

 

2人の蹴り技を喰らいながらも立ち上がった少年を見て言う。

 

少年「そうは問屋が、降ろさないんだよ!」

 

ボロボロになったマントを剥ぎ取りながら少年の素顔を露にした。

 

リル「え…」

 

マリア「うそでしょ!?」

 

翼「そんなバカな!?」

 

未来「なんで!?」

 

響「どうして…」

 

少年の露になった素顔を見てリルはもちろん、響たちは驚いてしまった。

 

リル・響「「父さん!?/ガウくん!?」」

 

少年の素顔が行方不明となっていた初代怪獣王にして、リル、スペース、エウルの父、エルザの夫【ガウ】であったのだ。

 

シグナム「なんだと!?」

 

カゲチヨ「マジかよ!?」

 

ヒサメ「アレがリルくんのお父さん!?」

 

シディ「初代怪獣王は味方じゃなかったのか!?」

 

少年がガウであることを聞いて、シグナムたちも驚く。

 

スペース「き、貴様ぁ!父上に化けおって!」

 

少年の姿を見て、スペースも例外ではなく、かなり動揺しているが、相手が偽物であることを前提として聞く。

 

蛇竜「ガウ?あぁ、かつてそんな名前で呼ばれてたな。だが、今は違う!俺の名は蛇竜!邪神にして蛇神、ヨナルデパズトーリの生まれ変わり!そして全ての並行世界を破壊する王だ!」

 

ガウいや蛇神にして邪神【ヨナルデパズトーリ】の生まれ変わり【蛇竜】と名乗った。

 

響「じゃ…」

 

リル「蛇竜!?」

 

ガウであるが今は蛇竜であると聞いてさらに動揺してしまう。

 

蛇竜(今だ!)

 

動揺した面々を見て、蛇竜は転移用のゲートを開いた。

 

スペース「しまった!」

 

ゲートを見てスペースは隙を見せてしまったことを叫ぶ。

 

蛇竜「また会おう、かつての仲間たち、そして我が子らよ」

 

再度、鉄面臂とビークラッシャーたちと共にゲートをくぐりその場を去って行った。

 

リル「なにが蛇竜だよ…父さん………」

 

今回の事件の黒幕が父であったことにリルはショックが大きく、その場に膝から崩れてしまった。

 

ガンマ「りる……」

 

そんなリルを見て、ガンマはどう声を掛けて良いか分からなかった。

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