戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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ガウ「がうがう?」

ピカチュウ「ピカピ?ピカピカッチュ~」

ガウ「がうがう。がう、がうがう~」

ピカチュウ「ピカチュウ~」


第94話 ディバインウェポン

マリア「2体のノイズ怪獣を…一撃で…」

 

調「あれだけの破壊力…シンフォギアで受け止められるの!?」

 

ノイズビオランテとノイズゼルガノイドをたった一撃で葬った怪物の力に驚く面々。

 

 

 

アダム「人でなし…サンジェルマンはそう呼び続けてたね何度も僕を。そうとも。人でなしさ僕は。何しろ人ですらないのだから」

 

そう言うアダムの左腕には切り傷があるが血が流れているわけではなくバチバチつなた小さく火花が散り、中にあるコードが見えていた。

 

サンジェルマンと響の2人と戦っている時に受けた傷でアダムは人間ではなかったのだ。

 

サンジェルマン「アダム・ヴァイスハウプト…貴様は一体?」

 

アダム「僕は作られた。彼らの代行者として…だけど廃棄されたのさ。試作体のまま。完全過ぎるという理不尽極まる理由を付けられて!有り得ない…完全が不完全に劣るなど…そんな歪みは正してやる…完全が不完全を統べることでね!!」

 

アダムが言うと神の力を得たティキ―『ディバインウェポン』が光線を放とうとする。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミズノエノリュウ「リャアァァァァァオォォォォォォォォン!!」

 

光線を放とうとするディバインウェポンにゴジラは放射火炎、ミズノエノリュウは八頭激衝光を放った。

 

放射火炎と八頭激衝光はディバインウェポンの顔面に当たるが直ぐに無かったことになるダメージで再生してしまう。

 

アダム「ティキ、まずは邪魔な怪獣を始末してやれ!」

 

ティキ『わかっ…た…』

 

アダムの指示を聞いてディバインウェポンはゴジラとミズノエノリュウに狙いを定め光線を放った。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミズノエノリュウを庇うようなにゴジラが前に出る。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミズノエノリュウ「リャアァァァァァオォォォォォォォォン!?」

 

真っ向から光線を受け止めるゴジラだが勢いが有りすぎるのか後ろにいたミズノエノリュウと共に吹き飛ばされてしまった。

 

響「ガウくん!?」

 

アダム「みたいかい?あのゴジラですら神の力には勝てないのさ!」

 

アダム(ま、君たちを始末したらティキは用済み…あとゴジラの命を……)

 

サンジェルマン「おのれ、アダム・ヴァイスハウプト!!」

 

銃を向けるサンジェルマン。

 

アダム「悪いが君たちの相手はコイツらだよ」

 

アダムはそう言って2つのテレポートジェムに似た黒い石を投げた。

 

石が割れ、中の光が外に出て地面に入ると魔法陣が展開された。

 

?「ガアァァァァァァシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

?「ヌオガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

魔法陣からオオカミに似た赤と金の怪人とカブトムシに似た外見をした怪人が出現した。

 

どちらもこの世界にいるはずのない怪人、超古代から存在する怪人グロンギの王『ン・ガミオ・ゼダ』と人のライフエナジーを喰らう怪人ファンガイアの王『ビートルファンガイア』だ。

 

アダム「あとは任せたよ」

 

ン・ガミオ・ゼダとビートルファンガイアにそう言うとディバインウェポンと共にゴジラの方に向かいだした。

 

ン・ガミオ・ゼダ「ガアァァァァァァシャアァァァァァァァァァァ!!」

 

ビートルファンガイア「ヌオガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ン・ガミオ・ゼダとビートルファンガイアは現れて直ぐにサンジェルマンと響に襲いかかった。

 

サンジェルマン「はあ!!」

 

襲いかかったン・ガミオ・ゼダとビートルファンガイアの2体をサンジェルマンが銃撃した。

 

響「サンジェルマンさん!」

 

サンジェルマン「ここは私に任せろ!お前はゴジラの方に迎え!!」

 

響「でも…」

 

サンジェルマン「アダムはまだ何かを隠している!恐らくその鍵はゴジラの可能性がある!!」

 

響「分かりました!!」

 

サンジェルマンに言われて響はゴジラの元へ急いだ。

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

光線を喰らいながらも瓦礫を退かしてゴジラは立ち上がった。

 

アダム「気分はいかがかな?ゴジラ」

 

ゴジラ「!?」

 

立ち上がったゴジラの前にディバインウェポンを引き連れたアダムがいた。

 

アダム「数千億年も生きたその魂…貰い受けるよ」

 

アダムがそう言うとディバインウェポンがゴジラに掴みかかった。

 

ゴジラ「ゴガ…ガ…カッ…」

 

掴まれたゴジラは宙吊りにされてしまった。

 

宙吊りにしたゴジラに向かってディバインウェポンは口にエネルギーを貯める。

 

ミズノエノリュウ「リャアァァァァァオォォォォォォォォン!!」

 

光線を放とうとするディバインウェポンにミズノエノリュウは接近する。

 

アダム「邪魔はさせないよ!!」

 

そう言ってアダムは新たなテレポートジェムを投げた。

 

?「ウウォォォォォォォオォォォォォォォォォン!!」

 

テレポートジェムから現れたのは赤い体をしたオオカミの姿をした二足歩行の獣人型の怪獣『サイボーグ分解獣人 ノイズウルフファイヤー』だ。

 

ノイズウルフファイヤー「ウウォォォォォォォオォォォォォォォォォン!!」

 

現れたノイズウルフファイヤーは口から『高熱火炎』を出してミズノエノリュウがディバインウェポンに接近するのを阻む。

 

ミズノエノリュウ「リャアァァァァァオォォォォォォォォン!!」

 

龍玉の力でウルフファイヤーの高熱火炎の軌道をずらして命中するのを防ぐので精一杯でディバインウェポンに接近出来なかった。

 

アダム「さてこれで邪魔はいなくなった。さあ、ゴジラ!その命、貰い受けるぞ!!」

 

ゴジラの目の前でディバインウェポンの光線が放たれた。




響「ガウくん大ピンチじゃん!こんな時にダイゴさんたちが来てくれたら…」

クリス「いや、その前になんでライダーの怪人が出てるんだよ!?」

マリア「ライダーネタでもするのかしら?」

調「では明日と明後日はお休みするかもですが…」

切歌「次回をお楽しみにデース!」

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