戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「未来!誕生日、おめでとう!」

未来「ありがとう響!」

響「いやー、作者さんが未来の誕生日を忘れてたから一時はどうなるかと思ったよー」

未来「そうだね。でもこうしてお祝いしてくれたから許そうかな」

響「あ、そう言えば作者さんがなんだか未来のためにプレゼント用意してくたって!」

未来「え?どんなの?」

響「それは後書きのお楽しみだって」


第100話 世界の終焉の始まり

弦十郎「か、カイザー…ギドラ…だと!?」

 

緒川「ガウくんを神の力の依り代にした!?」

 

エルフナイン「カイザーギドラからはガウくんの生命反応は検出されません…」

 

藤尭「まさか完全に取り込まれてしまった!?」

 

友里「ちょっと、冗談でもやめて!」

 

藤尭「ですが…」

 

弦十郎(ガウ…)

 

現れたカイザーギドラに弦十郎たちは混乱していた。

 

 

 

響「が…ガウ…くん…」

 

神の力によりカイザーギドラと化したガウを見て響は混乱する。

 

カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

カイザーギドラは雄叫びを上げる。

 

アダム「素晴らしいだろ?これが究極無比にして完全なる神の力!カイザーギドラだ!!」

 

カイザーギドラを見ながら言うアダム。

 

サンジェルマン「アダム・ヴァイスハウプト!貴様、いったい何が狙いだ!!」

 

問いただすサンジェルマン。

 

アダム「狙い…そうだね。僕の狙いもとい望むのは世界の破滅さ。強いて言うなればね。その為にゴジラを作ったのさ」

 

サンジェルマン「なに!?」

 

マリア「アダムが…」

 

翼「ゴジラを作っただと!?」

 

アダムの解答に驚く面々。

 

アダム「フィーネとの戦いでティキを失い僕は新たな神の力の依り代を探すことした。そこで見つけたのさ、ゴジラのかつての姿…ゴジラザウルスを。そして思い付いたのさ。盲目なる恋乙女なんかより原罪を持たず、太古の生命を器にすれば神殺しさえ倒せない究極無比なる神の力が手に入るとね!」

 

クリス「それでガウのいる島に原爆を!?」

 

アダム「そうさ。僕が米国から艦隊ごと盗み出して、錬金術で改良したあの爆弾を起動させたのさ。目論見より強力な生命体が生まれたがね」

 

調「酷い…」

 

切歌「自分の計画のために無関係の生き物を…命を弄んだデスか!!」

 

アダム「そうだよ。僕が奴らに対抗するためだけの力を得るための道具でしかないんだよ。ゴジラの命はね」

 

悪びれもなくアダムは言う。

 

マリア「ゆ、許さない!」

 

翼「貴様のような外道、斬り伏せてくれる!!」

 

全員のアームドギアを握る手に力が入る。

 

アダム「勝てるかな?この僕とカイザーギドラに!!」

 

カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

アダムが言うとカイザーギドラは3つの首の口から同時に発射する『反重力光線 デストロイド・カイザー』を繰り出した。

 

跳躍して回避する面々。

 

回避されデストロイド・カイザーは地面に当たると大爆発を起こして、跡には超巨大なクレーターを作り上げた。

 

サンジェルマン「こんなもののために…カリオストロは…プレラーティは…」

 

自分たちの目指したものとはかけ離れた力にサンジェルマンは言葉を失う。

 

クリス「この!!」

 

カイザーギドラに向かってガトリングガンで攻撃するクリス。

 

カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

だがカイザーギドラの表皮には効かず弾かれてしまった上にカイザーギドラはそれぞれの口からデストロイド・カイザーを稲妻のように放つ。

 

クリス「うわあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

デストロイド・カイザーの直撃は受けなかったが余波で吹き飛ばされるクリス。

 

切歌「クリス先輩!」

 

調「当たってもないのに余波で…」

 

マリア「2人とも!」

 

切歌・調「「!?」」

 

マリアに言われて切歌と調は前を見るとカイザーギドラの中央の首が口を開けて2人を食らおうと接近していた。

 

切歌「調!!」

 

調「切ちゃん!!」

 

意思疎通して互いにそれぞれのアームドギアを巨大・合体させてカイザーギドラの口につっかえ棒にした。

 

だがカイザーギドラの顎の力はかなりあるのかアームドギアにヒビが入る。

 

切歌・調「「くっ…」」

 

アームドギアを支える切歌と調だがカイザーギドラの顎の力に負けそうになっていた。

 

マリア「調、切歌!!」

 

翼「今行くぞ!!」

 

2人の危機にマリアと翼がカイザーギドラに向かっていく。

 

カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

残った左右の首が反重力光線デストロイド・カイザーで2人を攻撃した。

 

翼「強力な攻撃でも当たらなければどうということはない!!」

 

デストロイド・カイザーをかわしながら言う翼。

 

カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

デストロイド・カイザーをかわす2人を見てカイザーギドラは後ろ二本足で立ち上がると翼を広げ爆風を起こした。

 

翼「なっ!?」

 

マリア「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

カイザーギドラの起こした爆風に吹き飛ばされてしまった翼とマリアはビルに叩き付けられてしまった。

 

2人を吹き飛ばしたカイザーギドラは態勢を戻すと同時に切歌と調を吐き出すと首を鞭のようにして地面に叩き付けた。

 

調「うっ…」

 

切歌「くぅ…」

 

地面に叩き付けられた調と切歌は動けなかった。

 

カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

動けない2人を踏み潰そうとカイザーギドラは前足を上げる。

 

サンジェルマン「そうはさせない!!」

 

踏み潰そうとするカイザーギドラにサンジェルマンは銃撃しようとする。

 

ン・ガミオ・ゼダ「ガアァァァァァァァシャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ビートルファンガイア「ヌオアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

銃撃しようとしたサンジェルマンに倒されたハズのン・ガミオ・ゼダとビートルファンガイアが襲い掛かった。

 

サンジェルマン「なに、コイツらは!?」

 

襲い掛かっってきたン・ガミオ・ゼダとビートルファンガイアの2体に驚く。

 

アダム「そう簡単に倒せる相手じゃないよ。彼らは…それとこれはついでだ」

 

アダムはそう言うと背後に巨大な魔法陣を展開させると無数の小さな怪獣が2種類現れた。

 

イナゴのような怪獣―『破滅魔虫 ドビシ』と翼竜に似た怪獣―『超古代怨霊翼獣 シビトゾイガー』の小型怪獣たちだ。

 

ドビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!』

 

シビトゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』

 

魔法陣から現れたドビシとシビトゾイガーは世界各国に向かっていく。

 

アダム「さぁ、不完全なるものたちよ…終焉のカウントダウンの始まりだ」

 

 

 

藤尭「魔法陣から出現した小型怪獣の大群、世界各国に侵攻!」

 

友里「各国の陸海空軍が出撃しました!」

 

エルフナイン「あの大群の数…まさか!?」

 

ドビシとシビトゾイガーの移動を見てエルフナインは何かに気付いた。

 

弦十郎「どうした、エルフナインくん?」

 

エルフナイン「あの小型怪獣たちは地球を覆い尽くす数です。そうなれば太陽光が届かなくなり、植物は光合成できず酸素濃度と気温も低下…地球は…死の星になってしまいます」

 

「「「「!?」」」」

 

エルフナインの解説に弦十郎たちは驚く。

 

 

 

カイザーギドラの巨足が切歌と調を潰そうとした瞬間だった。

 

響「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ガングニールを纏った響がブーストしてカイザーギドラの中央の首をぶん殴った。

 

バランスぎ崩れてカイザーギドラの巨足は切歌と調からそれた。

 

アダム「無駄だよ。神殺し、完全となった神の力は君にでも殺せないのさ!」

 

響「だとしても…だとしても!私はガウくんを信じる!!」

 

アダムに言われて対抗するように響は言うのだった。




未来「響に言われて1人できたけど…何があるのかな?本編が大変な状態なのにこんなことしてて…」

響『未来ー!!』

未来「へ?ひ、響が…響がいっぱいいる!?」

響(いつもの)「未来ー!」

響(園児)「みくー、だいちゅきー!」

響(平安)「いとめでたし」

響(ロボット)「未来ー、オ誕生日、オメデトー!」

未来「ひ、響が…響がいっぱい…響がいっぱい…響がいっぱい…響がいっぱい…」

作者「やっべやり過ぎたかな?ま、いっか本人が喜んでるし」

クリス「良いわけねーだろー!!」

作者「ですよねー!!」

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