戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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今から丁度50年前、1974年に当時の人気ヒーローとロボが共演した。

互いの正義の為に戦った2人のヒーローの名は…。


獅子と運命の50周年

ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

悲鳴に近い声を上げながらミレニアムゴジラは地面に叩きつけられた。

 

マグマ星人?「この程度か、怪獣王よ」

 

ミレニアムゴジラの前に四足歩行のギラスに似た剣竜類の怪獣に股がっているストレートヘアーで、イケメンに分類されそうな顔立ちのマグマ星人は言う。

 

クリス「く、つ、強い…」

 

翼「ただのマグマ星人ではないようだな」

 

さらに周辺にはギアを纏っているクリスたちが倒れていた。

 

マグマ星人総統「私を見くびってもらっては困る。これでも私はマグマ星人を統括する総統なのだからな」

 

剣竜類に似たギラスに股がっている【マグマ星人総統】は名乗る。

 

マグマ星人総統「蛇竜とかいう者に蘇らせてもらった恩と、この星の最強と戦えると聞いて少し楽しみにしていたがどうやら杞憂だったようだ。デスギラス」

 

デスギラス「グルルルルルル!!」

 

蛇竜により甦ったマグマ星人総統の指示を聞いた【デスギラス】はサゴマイザーに似た尻尾を振るうと竜巻を引き起こした。

 

マグマ星人総統「数多くの惑星を滅亡に追い込んだデススピンだ!後ろの者たち諸とも消え去るがいい!」

 

デスギラスが繰り出す【デススピン】がミレニアムゴジラとクリスたちに迫る。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル!!」

 

立ち上がったミレニアムゴジラはクリスたちを守ろうとデススピンに立ち塞がる。

 

響「り、リルくん!?」

 

調「まさか私たちを守ろうと!?」

 

マリア「無茶よ、逃げなさい!」

 

切歌「体が切り裂かれちゃうデスよ!?」

 

逃げようとせずに自分達を守ろうとするミレニアムゴジラに叫ぶ。

 

しかしミレニアムゴジラは逃げない。

 

どんなに恐怖が振りかかろうと大切な者たちを守るために臆せずに立ち向かおうとしていた。

 

?「そうだ、どんな恐怖が降りかかろうと、臆せず、諦めぬ強い意志こそが戦士の証だ!」

 

ミレニアムゴジラの意思を伝えるように1人の男が歩いてきた。

 

?「レオォォーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

男は左手を前に付き出すと薬指に嵌められている獅子を角ったリングに付いた赤い宝石が輝くと姿が変わった。

 

?「デイヤァ!!」

 

男の姿が変わると1人のウルトラ戦士となり、ミレニアムゴジラとデススピンの間に降り立つと、デススピンを握り潰すようにして消滅させた。

 

?「デリャアッ!」

 

デススピンを消滅させたウルトラ戦士は蹴りを繰り出すとデススピンより鋭い竜巻を起こした。

 

マグマ星人総統「くっ!?」

 

デスギラス「グオガアァァァァァァ……!!」

 

ウルトラ戦士が引き起こした竜巻にマグマ星人総統はデスギラスから急いで離れたが、デスギラスは竜巻に飲まれズタズタに切り裂かれた。

 

マグマ星人総統「流石だ、ウルトラマンレオ」

 

デスギラスが切り裂かれたのを見て、マグマ星人総統は【おおとりゲン】こと宇宙拳法の達人【ウルトラマンレオ】を見て嬉しそうにする。

 

マグマ星人総統「あの時の戦士は息災か?」

 

レオ「ドリューは…死んだ。あの後起きた別の戦いで」

 

マグマ星人総統「そうか…惜しい戦士を失った。一度、万全の彼と戦いたかった」

 

かつてレオと同じく、自身が認めた強者であるウルトラ戦士【ドリュー】が死んでしまったときいて、マグマ星人総統は少し寂しさを見せた。

 

マグマ星人総統「だが、過去を嘆いても仕方あるまい。まだ私にはお前という好敵手がいるのだからな!」

 

しかしすぐに切り替えて右腕に装備された【マグマサーベル】を構える。

 

マグマ星人総統「いくぞ、ウルトラマンレオ!」

 

マグマサーベルを構え、マグマ星人総統はウルトラマンレオに言う。

 

レオ「君は休んでいろ。来い、マグマ星人総統!」

 

ダメージ大きいミレニアムゴジラに休んでるようにレオは言うとマグマ星人総統に構える。

 

しかし…。

 

マグマ星人「おっと動くな!こいつがどうなってもいいのか!」

 

空が一瞬暗くなったかと思いきや新たなマグマ星人が現れるとミレニアムゴジラにサーベルを突き付けて言う。

 

マグマ星人総統「兄上、また余計なことを!」

 

新たに現れたマグマ星人を兄と呼んだマグマ星人総統は怒りを露にする。

 

マグマ星人「うするせぇ!一度だけじゃなく二度も同じ虫けらに負けてたまるかよ!!」

 

かつての戦いで、レオに恨みを持っているマグマ星人は弟ではあるが、マグマ星を統治するマグマ星人総統に言う。

 

レオ「その卑劣さ、変わらないな」

 

マグマ星人「なんとでも言え!今度はこの星のマグマを刺激して、破壊しつくして…」

 

レオに言われてマグマ星人は言う。

 

?「チェンジ!ゲッタァァァワンッ!スイッチオンッ!!」

 

ミレニアムゴジラを人質にしたマグマ星人だったが、突然背後から渦状の穴が開くと赤、白、黄色の戦闘機が現れると赤・白・黄の順に合体し、ロボットになった。

 

マグマ星人「なに!?」

 

?「ゲッタァァァ!ビィィィムッ!!」

 

驚いているマグマ星人にロボットは腹部から緑色のビームを発射した。

 

マグマ星人「ぐおあ!?」

 

ビームを喰らい、マグマ星人は吹き飛ばされた。

 

竜馬「遅くなった、ウルトラマンレオ」

 

レオ「ゲッターチーム!」

 

現れたロボット、かつて地上支配を目論んだ恐竜が進化した人類【ハ虫類人類】の【恐竜帝国】や【百鬼帝国】と戦ったスーパーロボット【ゲッターロボ】を操る【流 竜馬】、【神 隼人】、【巴 武蔵】の三人【ゲッターチーム】にレオは言う。

 

竜馬「マグマ星人!俺たちゲッターチームが来たからには卑怯な真似はさせないぜ!」

 

マグマ星人をゲッター1で指さして竜馬は叫ぶ。

 

マグマ星人「お、おのれぇ…地球人が作ったロボット風情が…スクラップにしてやる!!」

 

立ち上がったマグマ星人はサーベルでゲッターロボに斬りかかる。

 

竜馬「ゲッタァァァ!トマホォォォク!」

 

対するゲッター1は手斧型の武器【ゲッタートマホーク】を出してマグマ星人のサーベルを受け止めるが、マグマ星人は左手からチェーンを出してゲッター1を縛り付ける。

 

マグマ星人「くははは!これで動けねえだろ!」

 

竜馬「ゲッターロボをこれで止められたと思うな!オープン、ゲット!」

 

ゲッター1の動きを封じて勝ち誇ったマグマ星人だったが、すぐに分離して回避する。

 

マグマ星人「分離したとしても無駄だ!あの赤いロボになった瞬間、関節部分にこのマグマチェーンを食い込ませて合体を封じてやる!!」

 

隼人「そいつは無駄な足搔きだぜ!チェンジ!ゲッター2!スイッチ、オン!!」

 

合体した瞬間に再度動きを封じようとするが、ゲッターチームは【ジャガー号】、【ベアー号】、【イーグル号】の順に合体すると右腕がドリルになったゲッターロボになった。

 

マグマ星人「姿が変わっただと!?」

 

隼人「ゲッタードリル!」

 

ゲッター2になったことに驚いているマグマ星人にゲッタードリルが腹部を貫く。

 

マグマ星人「ぐぎゃああああ!!」

 

腹部を貫かれたマグマ星人は悲鳴を上げる。

 

マグマ星人「ぐあ…ま、まだだ…こうなったら…一刻も早くマグマに…」

 

腹部を貫かれたマグマ星人は再度立ち上がろうとする。

 

隼人「そうは問屋が卸さないぜ!オープン、ゲット!」

 

武蔵「チェンジ!ゲッター3!スイッチ、オン!!」

 

それを見逃さないゲッターチームはベアー号、イーグル号、ジャガー号の順に合体し、下半身がキャタピラとなっているゲッターロボ【ゲッター3】になった。

 

マグマ星人「なに!?」

 

ゲッター3にマグマ星人は三度驚く。

 

武蔵「うおら!!」

 

マグマ星人「ぐおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ゲッター3はマグマ星人を持ち上げると両腕が延びると振り回す。

 

武蔵「大雪山、おろしいぃぃぃぃぃっ!」

 

ゲッター3の必殺技【大雪山おろし】が炸裂した。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

大雪山おろしで投げられたマグマ星人にミレニアムゴジラが放射火炎で攻撃した。

 

マグマ星人「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

放射火炎に飲まれ、マグマ星人は悲鳴を上げて消滅した。

 

マグマ星人総統「これで邪魔はいなくなった。では、いくぞ」

 

兄の死を目の当たりにしながらもマグマ星人総統はレオに言う。

 

マグマ星人総統「デリャアァァァァッ!」

 

レオ「イヤアァァァァァッ!」

 

マグマ星人総統とレオは同時に動き、マグマ星人総統はサーベルの一閃、レオはレオキックを繰り出す。

 

両者が交差し、お互いが背中を向ける状態となった。

 

マグマ星人総統「……また、腕を上げたな…ウルトラマン…レオ………」

 

そう言って胸部のど真ん中を貫かれたマグマ星人総統は満足したような顔で言うとその場に倒れたのだった。

 

 

 

レオ「大切な人を守ろうと己の身を省みず、良く戦った」

 

夕日をバックにレオはミレニアムゴジラは言う。

 

レオ「これからも精進しろ。違う世界だが、俺が愛した第2の故郷と同じ地球を託したぞ。シュワッチ!」

 

ミレニアムゴジラはレオの言葉を聞いて頷くと、レオは空高く飛翔した。

 

それに続くようにゲッターチームもゲットマシンに乗り、元の世界へ帰って行ったのだった。

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