戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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番外編 翼Happy Birthday 2024!

2024年5月24日、月面のクレーター内部に作られた未来的な建築物があった。

 

ここは宇宙大怪獣帝国在地月面大使館。

 

第二次地球攻防戦争後、帝国―地球間で組まれた同盟や条約に際して建築され、地球内にある各国の大使館と変わらぬ扱いで、大使としてアジア系に似た異星人【ザルジア星人・シュルジア】が就任している。

 

そんな在地大使館に翼以外の面々は揃っていた。

 

響「それで、スペースくん。頼んでいたのは出来た?」

 

大使館にある客間にて、響がモニター越しにいるスペースに何かの進捗を聞く。

 

スペース『抜かりはない。少々開発部には無理を強いてしまったがな』

 

スペース(例の機体たちの戦闘記録の解析やメンテがあったんだが…機能不全になる前に有給を与えて英気を養わせるか)

 

進捗を聞かれたスペースはそう思いながら大丈夫と答える。

 

クリス「無茶言って悪かったな」

 

スペース『気にするな。しかし作ってなんだが、こんな物何に使うんだ?』

 

事前に渡されていた企画書を見ながらスペースは使用用途を聞く。

 

切歌「それは明日になってからのお楽しみなのデス!」

 

調「とっても特別な日に使うからね」

 

スペース『よく分からんが…まあ、鍵はシュルジア大使に預けているから受け取っており』

 

使用用途をはぐらかされてしまったスペースは大使に鍵を預けていると言う。

 

マリア「分かったわ」

 

未来「後で貰いに行きますね」

 

スペース『では、また後に』

 

通信を切ると部屋の扉が1人のアジア系に似た黄色の肌で、好々爺のような人物が入ってきた。

 

シュルジア「どうやらちょうどよいタイミングだったようだな」

 

人物の名は【シュルジア・ヴァルオ】。

 

在地大使館の大使で、地球のアジア系に似た異星人【ザルジア星人】である。

 

シュルジア「これを。総統閣下より預かっているものです」

 

そう言ってシュルジアは右手に持っていたカード型の鍵を差し出した。

 

未来「ありがとうございます」

 

シュルジアからカード型の鍵を受け取り、お礼を言う。

 

 

 

それから翌日、2024年5月24日。

 

在地大使館にある別館の部屋に翼はいた。

 

翼(突然ここに来るように言われたが一体なんなのだ?)

 

カード型の鍵を見ながら翼はそう思っていた。

 

朝起きたら突然響たちに渡され、その後すぐに迎えと称する宇宙大怪獣帝国在地大使館の護衛歓待所属のヴァルゼース級宇宙戦艦に乗せられて、大使館に付いたのと同時に職員に連れられてこの部屋まで来たのである。

 

翼「とりあえず入ってみるか」

 

そう呟いた翼は扉の横にある読み込み機にカード型の鍵をかざすとロックが外れて扉が開いた。

 

奏「よ、翼!」

 

扉が開き、部屋に入った翼を待っていたのは奏であった。

 

翼「か、奏!?」

 

意外な人物に翼は驚いていると部屋の家具を見てすぐに絶句した。

 

なぜなら奏が座っているのはソファーで、隣にはダブルベッド、しかもハートが付いていた。

 

某ホテルのような家具に翼は顔をひきつっていると扉が閉まり、ロックがかけれらた。

 

扉にロックがかけられると奏は翼の手を取りベッドに放り込むと、翼に覆い被さるような体勢をとる。

 

奏「翼~。今日はなんの日か分かるよな?」

 

翼「あ、あの、か、奏?」

 

奏「今日はお前が生まれた日だろ?じゃあ、今日一日忘れられない日をアタシがプレゼントしてやるよ」

 

翼「あ、え、て、手柔らかに頼む…」

 

今日が自分の誕生日であることを気付いた翼は顔を赤めらせながら奏に言う。

 

それを聞いた奏はニヤリと笑っていたのだった。

 

この後、奏により翼は忘れられない日を送るのだった。

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