男性はガタイがよく、頭は丸坊主であった。
ゾンビ『ガアァァァァァァァァァァ!!』
男性が走らせるバイクの前にゾンビたちが現れて向かって行く。
ガタイのいい男性「邪魔するな、ボケ!!」
ゾンビたちに男性は吠えるように言うとバイクを路肩に寄せつつ、左手を伸ばすと何かを掴み、引っこ抜いた。
ガタイのいい男性「うおらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
男性はバイクを路肩から戻すと、さっき引っこ抜いた止まれの道路標識を槍のように振り回し、迫っていたゾンビたちを凪払った。
ガタイのいい男性(待っとれよ、真島の兄弟、六代目!)
道路標識を持ったまま男性はバイクを加速させ、ヒルズへと向かうのだった。
2階に上がってきたゾンビを全て倒したクリスたちは1階のホールを占拠するゾンビ掃討を行っていた。
ゾンビ『ガアァァァァァァァァァァ!!』
クリス・キラメイレッド「「キラメイショット!!」」
ゾンビ「ガアァァァァァァァァァァ………」
迫ってくるゾンビをクリスとキラメイレッドはキラメイショットで撃ち抜く。
真島「おら!」
堂島「そら!」
真島と堂島もショットガンでゾンビたちを撃ち抜いて倒していた。
ゾンビ「「ガアァァァァァァァァァァ!!」」
そんな2人に2体のゾンビが飛びかかってきた。
響「そうは!」
切歌「させないデス!」
飛びかかってきたゾンビのさらに上段から響と切歌がキラメイソードで両断して倒した。
キラメイグリーン「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
キラメイイエロー「隠れんなよ!」
ゾンビ『ガアァァァァァァァァァァ……』
ホールの柱の陰やエスカレーターの裏などに隠れていたゾンビをキラメイグリーンとキラメイイエローが見つけて、キラメイソードとショットで倒して、死角からの攻撃を封じていた。
真島「この辺はこんなもんでええやろ。次は入り口の封鎖や!!」
ヒルズ内に侵入したゾンビをあらかた倒し、真島が言うと堂島と共に壊された入り口へ向かう。
入り口では新たなゾンビが侵入しようとしていたが、真島と堂島がショットガンで撃ち抜き、侵入を防ぎ始めた。
真島「大吾!人使うて穴ふさげや!」
堂島「真島は?」
穴をふさぐように真島に言われ、堂島は聞き返す。
真島「わしはな……」
堂島に聞かれて真島は新たに侵入しようとするゾンビたちを睨む。
真島「ちょっと野暮用じゃ!」
次の瞬間、ゾンビたちに向かって走りだした。
キラメイレッド「え、ちょっと!?」
クリス「なにする気だ!?」
真島の行動を見て、侵入したゾンビが他にいないかを確認し終えたキラメイレッドとクリスは驚く。
真島「うおぉぉぉらあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ショットガンを横に持って、ゾンビたちを押し飛ばして外に出た。
堂島「真島さん、あんた囮に……!?」
真島の行動の意味を察して、堂島は言う。
それを証明するように、真島はゾンビたちの群れの奥へ単身歩いていく。
少女「おじさん……!」
スーパーから外を見ていた少女は真島を見て心配していた。
真島「おう、お前ら!おいしいご馳走やで!かかってこいや!」
大声を上げてゾンビたちに真島が言うと、ゾンビたちは真島に集中するように取り囲む。
真島(大吾があのバリケードを完成させるまで、しっかり守ってやらんとな)
東城会の組員や一般人たちが穴をふさぎ始めたのを見て、真島はたった一人で、ゾンビの大群を相手しようと覚悟した。
その時、ヒルズ側から銃声が響くと何体かのゾンビが撃ち抜かれた。
堂島「真島さん、ひとりでおいしいとこ持っていく気で?」
クリス「これ以上は良い格好はさせないからな」
銃声がした方を見ると堂島と響たちが来ていた。
真島「なんや、今頃気づいたんか?」
咎めるより先に、自分の考えを見破ったことを誉めよるように言う。
堂島「入り口がふさがれるまで背中は預けましたよ、真島さん」
真島の背中合わせをするようにショットガンを構えながら堂島は言う。
真島「六代目を死なせるわけにはいかんしな」
そう言って真島はショットガンを構える。
響「死なせませんよ!私たちがいる限り、これ以上は誰も!」
キラメイイエロー「そうだぜ!」
そう言って響たちとキラメイジャーもゾンビたちに構える。
真島「それもそうやな。なら、派手に暴れてやろうやないか!!」
響とキラメイイエローに言われて、真島が言うとショットガンのトリガーを引き、開戦の合図を上げるのだった。