戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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東城会六代目会長・堂島 大吾を救おうとした東城会の組員のミスで、ヒルズ内に侵入を許してしまった響たち。

しかし堂島と東城会直系真島組組長【嶋野の狂犬】とあだ名されるヤクザ【真島 吾郎】と共に、破壊されたヒルズの入り口にバリケードが出来あがるまで、ゾンビの大群と戦う。

しかし真島が一瞬の不意を付かれて、ゾンビに噛まれかけてしまう。

だが、そこにもう一人の極道東城会直系冴島組組長【冴島 大河】が日本国大陸州から駆け付けたのであった。


第860話 新たな怪物

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ショベルクローにした腕で地面を殴り、ゾンビたちを地面ごと吹き飛ばす。

 

ゾンビ「ガアァァァァァァァァァァ!!」

 

ゾンビを吹き飛ばした響の背後から別のゾンビが飛びかかってきた。

 

響「!?」

 

冴島「うおらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ゾンビに響が気づいた時には回避が不可能な位置まで迫って来ていたが、真横から冴島が現れてゾンビを殴り飛ばした。

 

冴島「大丈夫かいな、嬢ちゃん」

 

ゾンビを彼方へ殴り飛ばした冴島は響の方を向いて聞いてきた。

 

響「あ、ありがとうございます」

 

ゾンビを彼方へ殴り飛ばした冴島を見て、響は唖然としながらもお礼を言う。

 

冴島「あまり無理するなや」

 

シンフォギアを纏っているとは言え、冴島からしたら響たちはまだ年端もいかない少女であるらしくそう言う。

 

ゾンビ『ガアァァァァァァァァァァ!!』

 

雄叫びを聞いて冴島が向き直るとゾンビが数十体迫っていた。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

迫って来るゾンビたちに響は単身で向かって行くと再び腕をショベルクローにして再び地面を殴り、ゾンビたちを吹き飛ばした。

 

響「それはこっちのセリフですよ!」

 

そう言われて冴島は笑いながらゾンビを殴り飛ばした。

 

堂島「みなさん!バリケードの方はもう大丈夫そうです!離脱しましょう!」

 

ショットガンでゾンビを撃ち抜きながらバリケードが完成したことを堂島が伝える。

 

クリス「離脱って言っても、この辺りはほとんどゾンビばっかだろ…」

 

離脱したいが、大群であるゾンビたちを掻い潜っても神室町の半分近くがゾンビたちに占領されてしまっていてどこに離脱したらいいか分からなかった。

 

真島「ん?」

 

そんな中、真島は顔に光が当たって見るとマンホールから顔を出している男性が懐中電灯で合図を送っていた。

 

響「あんなところに人が!」

 

キラメイイエロー「どうやら呼んでるみたいだな、どうする?」

 

冴島「どのみち逃げ道はあそこぐらいしかあらへんやろ」

 

キラメイレッド「じゃあ決まりだ!」

 

合図を見て、男性がいるマンホールの方へ走り出した。

 

真島「ちょっと待て!」

 

あと少しでマンホールにたどり着くというところで真島が止めた。

 

キラメイグリーン「なに?」

 

真島に言われて止まると景色が揺らめくのが見えた。

 

怪物「キシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

揺らめいた景色からヤモリのような体勢をした怪物が姿を現し、威嚇の咆哮を上げた。

 

冴島「なんやコイツ!?」

 

切歌「どうみてもゾンビじゃなさそうなのデス!」

 

明らかにゾンビではない怪物を見て驚く。

 

クリス「前に資料で見たリッカーってB.O.W.に似てるな」

 

怪物を見て、かつて【ラクーン事件】にて確認されたT-ウイルス製のゾンビから突然変異で生まれたB.O.W.(と言うよりイレギュラーミュータント)【リッカー】に似ていると言う。

 

響「それでも戦うしかないなら!」

 

強力なB.O.W.であるリッカーかもしれないと

 

思いながらも響は飛び出した。

 

響「どりやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

腕をショベルクローにして、大回転させながら殴りかかる。

 

怪物「キシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

しかし次の瞬間、怪物は背景に溶け込むように姿を消し、それにより響の攻撃は回避されてしまった。

 

響「消えた!?」

 

怪物「キシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

消えたことに驚いていると怪物が近くの壁から飛びかかってきた。

 

キラメイレッド「危ない!」

 

響を怪物から守るためにキラメイレッドはキラメイショットで牽制する。

 

キラメイショットに牽制され、怪物は響を襲うのを止めて回避する。

 

キラメイレッド「大丈夫?」

 

響「助かりました」

 

心配するキラメイレッドに響は言う。

 

冴島「どうやら一筋縄じゃいかんようやな」

 

真島「面白くなってきたなあ」

 

透明になる怪物に冴島が言うと、真島は嬉しそうにする。

 

冴島「やるか?真島の兄弟」

 

真島「当たり前やろ!兄弟」

 

冴島に聞かれて真島は満面の笑みで言う。

 

ゾンビ『ガアァァァァァァァァァァ!!』

 

アラハバキ改「キシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

後方から追いかけてくるゾンビたちと前方から新たなB.O.W.【荒吐(アラハバキ)改】が雄叫びを上げるのだった。

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