戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日は私たちポジション!」

クリス「最後まで気を抜かずに行くからよろしくな!」


第102話 無限に生まれるモノ

世界各国でキョウリュウジャーが無限とも言ってもいいくらいに現れるカイザードビシとゾイガー戦っているときの日本では…。

 

アダム「あまり乗るなよ、調子に!!」

 

ドビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!』

 

シビトゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』

 

アダムが言うとドビシとシビトゾイガーはそれぞれ集まり巨大化した。

 

ドビシは頭頂部は魚のような垂直に開閉する口となっており、腹の部分に第二の口が存在し、顔と膝にある目があり、腕は通常の腕の怪獣『破滅魔虫 カイザードビシ』になり、シビトゾイガーは強靭な両腕と両足、背中には翼が付いた怪獣『超古代尖兵怪獣 ゾイガー』になった。

 

カイザードビシ「シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ゾイガー「リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!」

 

カイザードビシは顔と膝の目から光線、ゾイガーは口から光弾を発射する。

 

レッド「デカブツは俺に任せろ!」

 

カイザードビシとゾイガーを見てレッドは3本の獣電池を出した。

 

レッド「ブレイブ・イン!来い、トバスピノ!アンキドン!ブンパッキー!」

 

レッドが出した3本の獣電池は投げられると巨大化して『獣電竜 トバスピノ』、『獣電竜 アンキドン』、『獣電竜 ブンパッキー』の3体の獣電竜を呼び寄せた。

 

トバスピノ「ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

現れるなりトバスピノは背中にあるスピノブーメランを放ってカイザードビシの光線とゾイガーの光弾を両断する。

 

アンキドン「ギシャリャアオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ブンパッキー「ピギャオォォォォォォォオォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

トバスピノが光線と光弾を両断した隙にアンキドンが尻尾のハンマー、ブンパッキーが尻尾の鉄球をカイザードビシとゾイガーに喰らわせて後退させた。

 

レッド「よし、カミツキ合体だ!!」

 

スピノダイオー!!

 

レッドが言うとトバスピノは右腕にアンキドンことアンキドンハンマー、左腕にブンパッキーことブンパッキーボールが合体し、ブーメラン型の武器―『スピノブーメラン』と背鰭型のシールド『スピノディフェンサー』を持ったた獣電巨人―トバスピノを中心にアンキドンとブンパッキーが強制カミツキ合体した『スピノダイオー』に合体した。

 

レッド「行くぜ!!」

 

スピノダイオーに乗り込みカイザードビシとゾイガーに向かっていく。

 

その隙に響たちは走り抜ける。

 

走り抜ける抜ける響の前に生き残りったアルカ・ノイズたちが立ちはだかった。

 

翼「一気に駆け抜ける…」

 

翼がアームドギアを構えた瞬間、響(IF)が前に出た。

 

響(IF)「道を…開けろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

流星のごとき勢いでアルカ・ノイズたちの中に道を作り上げた。

 

奏「す、すげぇ…」

 

クリス「相変わらずだな。アイツ」

 

翼「だがこれで道は開けた。行くぞ!!」

 

道を作り上げた響(IF)を見て感心しながら出来上がった道を通る。

 

だがそれを阻もうとアルカ・ノイズが襲ってくる。

 

奏「翼たちには指一本触れさせるかよ!!」

 

襲ってきたアルカ・ノイズたちを奏が槍のアームドギアで攻撃して吹き飛ばした。

 

奏「ここはアタシに任せな!!」

 

自分から殿を務めると言い出す奏。

 

翼「奏、私も残ろう」

 

殿を言い出した奏の横に翼がアームドギアを構えて言う。

 

響(IF)「私も…」

 

響(IF)も言い出す。

 

クリス「先輩たちも残んならアタシも殿を務めるぜ」

 

クリスも言い出す。

 

響「翼さん…奏さん…クリスちゃん…」

 

奏「早いとこお前の友達を助けてこい」

 

翼「頼んだぞ」

 

響(IF)「ちゃんと取り戻しなよ…」

 

クリス「絶対だぞ!」

 

響「はい!!」

 

アルカ・ノイズたちを奏、翼、響(IF)に任せてカイザーギドラとアダムの元へ向かう。

 

「「「デーボスジャンプ!!」」」

 

カイザーギドラとアダムの元に向かっていると3体の怪人が姿を現した。

 

ナガレボーシ「ナガレボーシ・ノイズ!」

 

ヒョウガッキー「ヒョウガッキー・ノイズ!」

 

ウイルスン「ウイルスン・ノイズ!」

 

ナガレボーシ「我ら、恐竜を絶滅させた仲良し三人組!」

 

「「「ゼツメイツノイズ!!」」」

 

響「デーボモンスター・ノイズ!?」

 

現れた怪人ーかつてキョウリュウジャーの世界にて響たちとキョウリュウジャーが戦った異端技術とデーボス軍の超増殖細胞の融合により生まれた怪人『デーボモンスター・ノイズ』に驚く。

 

ナガレボーシ「ここから先には行かせんぞ!!」

 

マリア「だったら押し通らせてもらうわ!」

 

切歌「ここからは私達が相手になるデース!!」

 

調「響さんたちはガウくんの元に!!」

 

ナガレボーシたちの前にマリア、切歌、調の三人が言う。

 

響「マリアさん…切歌ちゃん…調ちゃん…」

 

マリア「行きなさい、立花 響!」

 

切歌「ガウくんを救って…」

 

調「皆、笑顔で響さんの誕生日をお祝いするんですから!!」

 

響「皆…うん!!」

 

サンジェルマン「頼んだぞ、行くぞ」

 

響とサンジェルマンの2人は先へ急ぐ。

 

アダム「なかなかやるじゃないか…でもここからはそう簡単には行かないよ」

 

ドビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!』

 

シビトゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』

 

カイザーギドラの元についた響とサンジェルマンの前にドビシ、シビトゾイガーたちはそれぞれ1つとなり巨大化、両腕が釜になっているカイザードビシとゾイガーになって立ちはだかる。

 

カイザードビシ「シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ゾイガー「リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!」

 

カイザードビシとゾイガーは響とサンジェルマンに光線と光弾を発射する。

 

響・サンジェルマン「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

同時に跳躍してかわすとサンジェルマンはカイザードビシにオオカミ型のエネルギー弾、響はブーストしてゾイガーに蹴りを叩き込んだ。

 

カイザードビシ「シャオォォォォォォォォォォォォォォォ…………」

 

ゾイガー「リャアァァァァァァァァ………」

 

サンジェルマンと響の技を喰らってカイザードビシとゾイガーは断末魔を上げて爆散した。

 

サンジェルマン「アダム!!」

 

響「世界を滅ぼさせたりなんかさせない!!」

 

アダム「甘いね。君たちは…アレであの2体を倒したつもりかい?」

 

サンジェルマン「なに…」

 

響「どうゆう…」

 

カイザードビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!』

 

ゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』

 

響・サンジェルマン「「!?」」

 

鳴き声に反応して振り向くと複数体のカイザードビシとゾイガーはいた。

 

サンジェルマン「な、なんだと!?」

 

響「さっき倒したハズなのに…どうして!?」

 

カイザードビシとゾイガーが数が増えていることに驚く。

 

アダム「コイツらはその素材がいる限り無限に生まれるのさ。そしてその素材たちも無限に生まれ続けるのさ」

 

アダムが言うとカイザードビシとゾイガーたちは一斉に光線と光弾を放った。

 

その閃光の中に響とサンジェルマンの姿は消えてしまった。




マリア「って私たちの出番あれだけ!?」

調「敵を足止めするかかり…」

切歌「でも後は響さんたちに託したのデース!」

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