戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第880話 感染区域の巨大戦(後編)

響「リルくん!」

 

ノイズバザンガの攻撃で苦戦を強いられているミレニアムゴジラを見て響は叫ぶ。

 

クリス「くそ、助けに行きたいが…」

 

今すぐに助けに行きたかったが、現在響たちは新たに侵入してきたゾンビたちの対処に追われて、助けに行けなかった。

 

切歌「またまたゾンビの登場デース!」

 

アームドギアで、近くにいたゾンビを切り裂いた切歌が、新たに侵入してきたゾンビ集団を見て叫んで知らせた。

 

クリス「キラメイレッド!リルの方を頼む!」

 

アームドギアをガトリングガンに変形させて、弾幕を張りゾンビ集団を牽制しながらクリスはキラメイレッドに言う。

 

キラメイレッド「え、でも…」

 

言われたキラメイレッドは戸惑ってしまう。

 

ノイズバザンガはかなり強力なノイズ怪獣であるのは、苦戦を強いられているミレニアムゴジラを見れば明らかだった。

 

シンフォギアか、キラメイジャーのどちらかが援護に駆け付ければ勝てるには勝てるであろうが、今ここで自分たちキラメイジャーが、ミレニアムゴジラの援護に回れば一気に戦力がダウンして下手すればゾンビ集団に押し潰されてしまう可能性があるからだ。

 

クリス「ここはアタシらがなんとしても抑える!だから早く!」

 

それを承知でクリスはミレニアムゴジラの援護に行って欲しいと言う。

 

キラメイレッド「うん、分かった!為くん、瀬奈さん、ガルザ!」

 

「「おう/うん/分かった!」」

 

その気持ちを汲み取り、キラメイレッド、イエロー、グリーン、ブラックの4人はゾンビたちを斬り倒しながらバッティングセンターを脱出する。

 

キラメイレッド「ファイア!」

 

キラメイイエロー「ショベ爺!」

 

キラメイグリーン「マッハ!」

 

キラメイブラック「ジョーキー!」

 

バッティングセンターを脱出すると4人はそれぞれの相棒を呼んだ。

 

ファイア「よっしゃ、やっと出番だぜ!」

 

ショベロー「久々に腕がなるわい!」

 

マッハ「待ってましたよ、瀬奈お嬢様!!」

 

ジョーキー「ヴォオォォォォォーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

呼ばれたキラメイストーン形態のファイア、ショベロー、マッハ、ジョーキーが出てきた。

 

『マッシーン!!』

 

巨大化と同時にそれぞれのキラメイ魔進に変形した。

 

秋山「今度は石が…どうなってんだぁ!?」

 

巨大化・変形したファイアたちを見て、シンフォギア以外の面々は驚いて秋山が叫ぶ。

 

ファイア「久しぶりの出番だ、テンションMAX!めっちゃメラメラだぁ!!」

 

久しぶりの出番に心踊らせるファイアは叫ぶ。

 

キラメイレッド「行くよ!」

 

キラメイレッドの合図でそれぞれの相棒に乗り込んだ。

 

『魔進合体!』

 

≪魔進合体!≫

 

ショベローがファイヤによじ登り、続いて横に展開したラダーをマッハが伝ってファイヤの上に登り各々が接続した。

 

キラメイレッド「ヘッドパッカーン!」

 

そうキラメイレッドが叫ぶと人型に変形して立ち上がり、マッハの車体半分が右側に向くと中から顔が露になった。

 

『完成!ランドメイジ!』

 

≪ランドメイジ!≫

 

ファイア、ショベロー、マッハの3体が合体して誕生する【ランドメイジ】が降り立った。

 

キラメイブラック「魔進変形!」

 

ジョーキー「ヴォオォォォォォーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

先頭・最後尾車両が分離、残り2台の車両が縦に折り畳まれて胴体に。それへ先頭車両が頭部、最後尾車両が背中・尾として合体した。

 

キラメイブラック「完成!スモッグジョーキー!」

 

スモッグジョーキー「ヴォオォォォォォーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

ジョーキーが変形した怪獣型ロボット【スモッグジョーキー】が雄叫びを上げて誕生した。

 

秋山「どうなってんだ…」

 

巨大化・変形からの合体した魔進たちに秋山は空いた顎が閉まらなかった。

 

キラメイレッド「行くぞ!」

 

合体・変形が完了したランドメイジとスモッグジョーキーはノイズバザンガに向かっていく。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

向かって来るランドメイジとスモッグジョーキーに気づいたノイズバザンガは両腕の手甲にある気門のような穴から無数の蒼白い光弾状の棘を高速射出した。

 

放たれた棘は一斉に爆発し、爆炎がランドメイジとスモッグジョーキーを包み込む。

 

ノイズバザンガ「グルルルル…!?」

 

爆炎を見ていたノイズバザンガだったが、爆炎が晴れた瞬間にパープル色の板があった。

 

キャリー「キラリット!」

 

ランドメイジが持っていたパープル色の板は魔進キャリーが変形した盾であり、ノイズバザンガが発射した棘の爆発からランドメイジとスモッグジョーキーを守ったのだ。

 

キラメイイエロー「同じ手が通じるかよ!」

 

キラメイグリーン「キャリーちゃんの堅さは棘の爆発くらいじゃ壊せないよ!」

 

キラメイレッド「これでも喰らえ!」

 

キャリーにより棘の爆発を防いだランドメイジは右腕のラダーを伸ばすリーチの長いパンチ【ラダーパンチ】を繰り出した。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

しかしラダーパンチをノイズバザンガは上手く掴んで受け止める。

 

キラメイレッド「まだまだ!瀬奈さん!」

 

キラメイグリーン「OK!行くよ、マッハ!」

 

マッハ「はい、瀬奈お嬢様!」

 

ノイズバザンガがラダーパンチを受け止めたのと同時に、キラメイレッドが言うと、それを合図にマッハが分離してラダーを伝ってノイズバザンガに体当たり攻撃を敢行した。

 

本来は右腕のラダーを押し付けて敵を拘束し、分離したマッハがラダーを伝っての体当たりで追撃を行う【ラダービヨンド】である。

 

ノイズバザンギ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

予想外な攻撃にノイズバザンガは対応しきれず、数歩後退する。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

数歩後退するが、ノイズバザンガは直ぐに体勢を立て直して手甲から棘を放とうとする。

 

キラメイブラック「させるか!ジョーキーチェーンソー!!」

 

スモッグジョーキー「ヴォオォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

棘を放とうとするノイズバザンガの左腕の手甲をスモッグジョーキーが尻尾のチェーンソーで切り裂いた。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

片方の手甲を切り裂かれたノイズバザンガは怯んでしまう。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そこへ体勢を立て直したミレニアムゴジラが立ち上がり、ノイズバザンガの右腕の手甲に組み付いた。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

気合いの雄叫びと共にミレニアムゴジラは手甲を引き千切った。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

手甲を引き千切られ、ノイズバザンガは大ダメージを負う。

 

キラメイレッド「今だ!」

 

ノイズバザンガが大ダメージを受けたのを見てキラメイレッドは再度らラダービヨンドを繰り出し、ノイズバザンガで捕らえる。

 

そして上空に飛び上がるとラダーを縮めて一気に接近する。

 

『ランドラウンドスマッシュ!!』

 

左腕を縦に高速回転させてバケットの連打を浴びせるランドメイジの必殺技【ランドラウンドスマッシュ】がノイズバザンガに命中する。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ランドラウンドスマッシュを喰らい吹き飛ばされるノイズバザンガだが、未だに立ち上がろうとする。

 

キラメイブラック「流石はノイズ怪獣。だが、これならどうだ!」

 

ノイズバザンガのタフさにキラメイブラックは感心するが、ジョーキーチェーンソーを高速回転させてスパークを発生、それを口へ集め、同時にミレニアムゴジラも背鰭を赤く光らせ、口内にエネルギーを貯める。

 

キラメイブラック「闇業火バーンブラッカー!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

スモッグジョーキーの闇業火バーンブラッカーとミレニアムゴジラの放射火炎が合わさり、ノイズバザンガを飲み込む。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァ…………」

 

2つの炎に飲まれたノイズバザンガはボロボロと崩れるように灰となりながら消滅したのだった。

 

キラメイレッド「よし!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズバザンガが消滅したのを見届け、勝利の歓喜と雄叫びを上げるのだった。

バイオハザード5篇について!

  • 明日からでもいいからOTE篇と交互に!
  • OTE篇のあとでいいよ!
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