カイザードビシとゾイガーの光線と光弾が響とサンジェルマンに当たりかけた時だった。
2人の後ろから光線が来てカイザードビシとゾイガーの光線と光弾を貫いた。
モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーー!!」
光線が来た方からモスラが出現した。
アダム「やはり来たか、モスラ!!」
現れたモスラを見てアダムは言う。
カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
モスラにカイザーギドラは3つ首から同時にデストロイカイザーを放つ。
モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーー!!」
デストロイカイザーをかわすモスラ。
ゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』
シビトゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』
デストロイカイザーをかわしたモスラに地上にいたゾイガーとシビトゾイガーが襲い掛かろうとしたその時だった。
ファイヤーラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァン!!」
クモンガ「ギギギギイィィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
カマキラス「キュルガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
チタノザウルス「クワワアァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」
エビラ「ギヤオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」
ゴモラ「ギイィィィィィシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
レッドキング「ピギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
グランゴン「ゴルギシャアァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
ラゴラス「キイシャアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ゴロザウルス「ガオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
パラゴン「ガルピリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
バラン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
ガバラ「ガシャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
メガロ「キュルガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
上空と地底からファイヤーラドン、アンギラス、カマキラス、クモンガ、チタノザウルス、エビラ、ラゴラスエヴォ、ゴモラ、レッドキング、別個体のグランゴンとラゴラス、そして肉食恐竜の姿をした怪獣『ゴロザウルス』、巨大な耳が特徴的な怪獣『地底怪獣 バラゴン』、ムササビのような皮膜を持った怪獣『大怪獣 バラン』、見ようによってはカエルのような顔をした怪獣『凶悪怪獣 ガバラ』、カブトムシのような姿をした怪獣『メガロ』が出現し、ゾイガーとシビトゾイガーの行く手を阻んだ。
友里「現場に17体の怪獣が出現!!」
藤尭「指令!世界各国で怪獣たちが出現!小型と巨大怪獣と戦闘に入りました!!」
弦十郎「怪獣たちが…立ち上がったのか…」
エルフナイン「この世界を守るために…それとも自分たちの王を取り戻すために…」
響「怪獣たちが…助けてくれた?」
サンジェルマン「いったい何故…」
ヒオ・マナ「「それはあなたたちから感じる光に怪獣たちが応えたからです」」
響はともかく本来ならば敵として見なされているサンジェルマンまで助けるように現れた怪獣たちに驚いているとフェアリーに乗ったヒオとマナが現れた。
響「ヒオさん、マナさん!」
サンジェルマン「先住民 コスモス…さっきの言葉はどういう意味だ?」
ヒオ「怪獣たちはアダムの作り出したカイザーギドラに恐怖していました」
マナ「ですがあなた方の諦めずに戦う意思に怪獣たちは勇気をもらったのです!!」
ヒオ・マナ「「もちろんモスラも」」
ヒオとマナは怪獣たちが姿を現したのはサンジェルマンや響たちから感じ取った希望に応えるように現れたのだと説明する。
アダム「ふん。今更怪獣が何体出現しようとこの完全無比なるカイザーギドラに勝てるハズがない!!」
?「あーら、それはどうかしらね」
?「お前の思い通りに事は運ばせないワケダ」
アダム「なに!?」
自身の勝機が揺るがないと宣言するアダムだが聞こえてきた声に驚いて見るとそこにはファウストローブを纏った2人の人物―死んだハズのカリオストロとプレラーティがいた。
サンジェルマン「カリオストロ!プレラーティ!」
カリオストロとプレラーティが生きていたことにサンジェルマンは驚いて声を上げる。
カリオストロ「はあ~いサンジェルマン。お久しぶり♪」
プレラーティ「どうやら間に合ったワケダ」
サンジェルマンと響の傍に着地して言う。
アダム「お前らは死んだのではなかったのか!?」
カリオストロ「女の勘でアンタを疑ったあーしは死んだフリなんて搦め手で姿を隠してたわけ」
プレラーティ「そんなカリオストロに救われた私は完全無比なる神のを浄化する錬金術を錬成したワケダ」
カリオストロ「ほんと、ちゃんとあーしたちが死んだかどうか確認しないでくれたから助かっちゃった♪」
プレラーティ「すぐに駆け付けたかったがあらゆる世界から救援を要請するのに時間がかかったワケダ」
響「じ、じゃあ奏さんの世界の二課に現れた変な女の人って…」
カリオストロ「そっ、あーしたちってわけ♪」
奏やキョウリュウジャー、響(IF)をこの世界に呼んだのはカリオストロとプレラーティであることに納得する。
カリオストロ「さて話はここまでにして…」
プレラーティ「反撃開始と行くワケダ!!」
サンジェルマン「アダム・ヴァイスハウプト、ここで貴様を倒す!!」
アダム「カリオストロとプレラーティが生きていたのは驚いたが所詮は三流錬金術師。僕とカイザーギドラを止めることなど不可能なのだよ!!」
カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
それぞれの首がデストロイカイザーを放つカイザーギドラ。
7(6人と1匹)人の姿が爆煙の中に消えてしまった。
アダム「ふっ…」
響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
アダム「なに、ぐあっ!?」
殺したと思っていたアダムに爆煙を突き破って響がパイルバンカーパンチを喰らわせて吹き飛ばす。
響が飛び出したのには理由があった。
デストロイカイザーをサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティが結界で防いで爆煙の中でのこと。
サンジェルマン「立花 響」
響「はい?」
サンジェルマンに呼ばれて響は振り向く。
サンジェルマン「お前はアダムを抑えていてくれ。その間に私たちで神の力を浄化する!!」
カリオストロ「しっかりと抑えておいてね」
プレラーティ「へまをしたら招致しないワケダ」
響「はい!任せてください!!」
そして時は戻り…。
サンジェルマン「さて…行くわよ、2人とも」
カリオストロ「いつでもいいわよ」
プレラーティ「私たちはどこまでも3人でっというワケダ」
サンジェルマン「そうだったわね…」
そう話す3人は上空に飛翔すると『死灯~エイヴィヒカイト~』を歌いカイザーギドラに向かってく3人。
カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
接近してくる3人にカイザーギドラは弾幕を張るようにデストロイカイザーを放つ。
3人はデストロイカイザーの間を縫うように飛翔して回避する。
プレラーティから受け取った弾丸を装填してカイザーギドラの中央の首の額に向かって放った。
放たれた弾丸は途中で展開された魔法陣を通り巨大化、カイザーギドラの中央の首の額に命中した。
命中してカイザーギドラを包んでしまうほどの巨大な球体が出現し閉じ込めた。
カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!?」
閉じ込められたカイザーギドラは苦しみだし初めて球体を破壊しようとデストロイカイザーを撃ちまくる。
しかし球体は破壊されずデストロイカイザーを吸収して無力化する。
プレラーティ(今の私の中で最大級のラピスの輝き…即ちは私の最高傑作なワケダ!)
カイザーギドラを閉じ込めた光を見てプレラーティは思う。
3人は球体を維持し続けるためにその場を動かない。
アダム「させるものか!!」
カイザードビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!』
ドビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!』
ゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』
シビトゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォン!!』
アダムの意思を感じてカイザードビシ、ドビシ、ゾイガー、シビトゾイガーたちが襲い掛かる。
?「シェアァーーーーーーーッ!!」
カイザードビシとゾイガー、ドビシとシビトゾイガーがサンジェルマンたちに仕掛けた時、青い光が上空から現れてサンジェルマンたちを守った。
光は徐に徐にその姿を変えていき1人の青い巨人になった。
調「あ、あれは…」
マリア「慈愛の勇者…ウルトラマンコスモス!」
切歌「ムサシさん!!」
現れた巨人―キョウリュウジャーとは別の『シンフォギアとは別の戦士』の世界『慈愛の勇者 ウルトラマンコスモス』こと『春野 ムサシ』の登場に調、マリア、切歌は言う。
ムサシ『ここは僕とコスモスに任せてくれ!』
コスモス「シェアッ!!」
ムサシがそう言うとコスモスはカイザードビシ、ゾイガー、ドビシ、シビトゾイガーに向かっていく。
カリオストロ『でも驚いた』
サンジェルマン『何がかしら?』
プレラーティ『いつから奴らとあんなに仲良くなったワケダ?』
テレパシーで会話する3人。
サンジェルマン『馴れ合いなどした覚えはない…だが…これが人と人と繋ぐ絆というものかしれんな…』
カリオストロ『馴れ合いじゃなくて絆…ねぇ』
プレラーティ『全く、サンジェルマンらしいワケダ』
サンジェルマン『そうね。さあ、2人とも!最後まで駆け抜けるわよ!!』
カリオストロ・プレラーティ『『えぇ/あぁ!』』
3人の力がカイザーギドラを包む球体に注がれる。
カイザーギドラ「キシャアァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォ……………」
サンジェルマンたちの最大級の錬金術によりカイザーギドラは断末魔を上げながらその姿を光の粒に変えて消滅させた。
カイザーギドラが消えてガウが落下してきた。
響「ガウくん!」
落下するガウを響は跳躍してキャッチした。
カイザードビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォ………………』
ゾイガー『リャアァァァァァァァァオォォォォォ…………』
シビトゾイガー『リャアァァァァァァ………………』
ドビシ『シャオォォォォォォォォォォォォォォォ……………』
カイザーギドラが消滅した余波でカイザードビシ、ゾイガー、ドビシ、シビトゾイガーたちも消滅した。
サンジェルマン「付き合わせてしまったわね」
エイヴィヒカイトを歌いサンジェルマンたちの姿も光になって消え始めていた。
プレラーティ「気にしてなどいないワケダ。代わりに良いものが見れたからな」
サンジェルマン「良いもの?」
カリオストロ「サンジェルマン、笑ってる」
プレラーティとカリオストロに言われてサンジェルマンは自身が笑ってることに気づいた。
サンジェルマン「えぇ…死にたくないと思ったのはいつ以来かしら…」
サンジェルマンが言うとカリオストロとプレラーティの2人は微笑みながら消えた。
サンジェルマン「ねぇ…お母さん……………」
手から銃を落とし、涙を流し、穏やかに笑いながらサンジェルマンは消えてしまった。
プレラーティ「さーて、次回のシンフォギアさんなワケダが…」
サンジェルマン「サンジェルマンです。もう出番がないんで別にどうでもいいです」
カリオストロ「次回、所長ふるぼっこ♪」
サンジェルマン「ちょっと待って。1発殴りに現場入りできないかしら?」