まあ、まだボス戦じゃないので
人質となっていた遥を救い、二階堂が繰り出した切り札・金狼と銀狼のアラハバキ最終形態2体を相手する桐生、郷田、リル。
神室町内まで確認されたB.O.W.よりも高い攻撃力を持つだけでなく、互いにエネルギーを分け与えて回復することができる厄介な能力を持つ2体に苦戦を強いられる。
さらに銀狼がオイル状の液体を郷田に浴びせ、続けて金狼が火炎を吐いて燃やそうとする。
郷田「火やと!?」
火炎を吐いて、銀狼が撒き散らしたオイル状の液体に引火させた金狼に驚く。
回避したくとも今の郷田には銀狼がかけたオイル状の液体により移動した先にもオイル状の液体が続いていればそれを辿って火は向かって来るために回避出来なかった。
リル「くわう!」
火が郷田に迫り来る中、リルは壁の隅っこにあった何かを掴むと、郷田の頭上に向かって投げる。
桐生「ナイスだ」
リルが投げた物を見た桐生はライフルを構えると狙いを定めて発砲した。
放たれた弾丸はリルが投げた物に命中すると白い粉のような物を勢いよく撒き散らすと周辺一帯を真っ白にする。
桐生「無事か、郷田!」
郷田「ゲホ!ゲホ!無事や」
真っ白になっま中から郷田が出てきて言う。
煙のようになっていた白い粉が収まると迫っていた火も消えていた。
DD(金狼が火炎を吐き、銀狼のオイル状の液体に引火した瞬間に、すぐ近くにあった消火器を投げて消火したか…状況判断が早いですね。流石は数多くの驚異と戦い続ける怪獣王と言ったとこでしょうか)
リルが何をしたのか理解していたDDは注意深く観察していた。
金狼「グルルル……」
銀狼「ガルルル……」
火を消された金狼と銀狼は互いに顔を見合わせるとある人物に向かって跳躍した。
リル「!」
2体が跳躍した先にいたのはリルで、一番厄介になる存在だと判断し、先に潰しにかかったのだ。
だが、それは生物としての本来あるべき理性を失い、本能のみとなった獣故の過ちであった。
リル「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
自身に向かって跳躍してきた金狼と銀狼に、リルは部屋全体に伝わり、ガラスが割れるほどの振動を引き起こす咆哮を上げる。
金狼・銀狼「「!?」」
リルの咆哮を聞いて、金狼と銀狼は一瞬だが動きが鈍くなる。
この世界において全生命の共通認識、それは絶対なる強さを誇る無敵の覇者である一族ゴジラ一族の1人であるリルの本気の咆哮を聞いて、本来ならば失われている理性と恐怖が蘇り、動きが鈍くなったのだ。
リル「ガルアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
動きが鈍くなった2体の顎を掴むとリルはそのまま跳躍すると無理矢理のけ反らせた。
金狼・銀狼「「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」」
鈍っていた動きが戻った2体はリルにのけ反らされて反抗するように暴れる。
だが、そんな2体にリルの咆哮でも怯まない漢が2人一気に接近した。
桐生「合わせろ、郷田!」
郷田「お前が合わせろや!」
桐生と郷田はリルが無理矢理のけ反らせた2体の腰部分にあるタナトス系統の特徴である弱点の核に互いの銃口を突きつけ、ゼロ距離から発砲した。
金狼・銀狼「「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」」
桐生の対物ライフルの破壊力と郷田のガトリングガンの雨の如き弾幕を弱点に叩き込まれ、金狼と銀狼は断末魔のような鳴き声を上げると両腕がダランとなり、目から光が消えた。
2体が動かなくなったのを確認したリルは手を離すと、2体が床に倒れ伏したのだった。
バイオハザード5篇について!
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明日からでもいいからOTE篇と交互に!
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OTE篇のあとでいいよ!