戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第908話 異形の進化

桐生とリルが異界のゾンビこと【カバネ】となったDD相手に戦っている頃、二階堂は郷田の拳を食らって隣の部屋に壁を突き破って入ってきた。

 

二階堂「グガアァァァァ!!」

 

すぐに起き上がり、二階堂は威嚇するように雄叫びを上げる。

 

郷田「ここならサシで勝負がつけらるな」

 

壁に空いた穴を飛び越えて郷田は二階堂に言う。

 

郷田「行で、テツ!!」

 

二階堂「グガアァァァァ!!」

 

ガトリングガンを構えて一対一での決着を付けようと言う郷田に二階堂は向かって行く。

 

郷田「ぬうおらっ!!」

 

向かって来る二階堂に郷田はガトリングガンを発砲する。

 

二階堂「グルルルル!!」

 

しかし二階堂は素早く動いて弾丸の雨を回避する。

 

二階堂「グガアァァァァァァァァァァ!!」

 

弾丸を回避した二階堂は両指を向けると爪をガトリングガンの弾丸ように射出した。

 

郷田「!?」

 

爪をガトリングガンの弾丸のように射出してきたことに郷田は驚きながらもソファーに隠れて射線を切った。

 

郷田(そう言えば、あの男(DD)が改良型言うとったな。なるほど、ただのゾンビやあらへんようやな)

 

爪をガトリングガンの弾丸のように射出してきのをみて、郷田はDDが二階堂に打ち込んだタナトスは改良型と言っていたことを思い出した。

 

郷田「せやかて、負けてられへんで!」

 

素早くソファーから出てガトリングガンを発砲する。

 

二階堂「グオガアァァァァァァァァ!!」

 

ガトリングガンを発砲した郷田に対抗して二階堂も爪を射出して対抗する。

 

郷田「おっと!ふん!!」

 

直撃弾を避け、郷田はソファーを二階堂に向けて蹴り飛ばした。

 

二階堂「グルルルル!?」

 

ソファーを蹴り飛ばされて二階堂は転倒する。

 

二階堂「グガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

転倒しながらも二階堂は片方を上げて攻撃しようとする。

 

郷田「ぬぅら!!」

 

攻撃しようとする二階堂の手を郷田は思いっきり踏みつけて、攻撃手段を奪い取る。

 

郷田「もろうた…!?」

 

二階堂の頭部にゼロ距離で銃口を向ける郷田。

 

郷田「ゆっくり眠れや…テツ」

 

かつての兄貴分てして、郷田はそう言って発砲しようとした。

 

?「キヒヒヒ、そうはさせないぜ?」

 

新たな声が聞こえたのと同時に二階堂のうなじを狙って注射器が飛んできて刺さった。

 

二階堂「グオガ!?」

 

注射器を刺された二階堂は短く悲鳴のような声を上げる。

 

郷田「!?」

 

二階堂の反応に驚きながらも冷静に郷田は注射器が飛んできた方を見る。

 

ビーザック「あの時帰ったと思ったか?ざ~んねん。まだいたんだなぁ、これが」

 

背景が揺らめき、ビーザックが姿を露にした。

 

郷田「テツに何をした!」

 

現れたビーザックに郷田はガトリングガンを向けて聞く。

 

ビーザック「キヒヒヒ、俺たちの組織が開発した新たなウィルスだよ。せいぜい楽しみな!」

 

二階堂に新たなウィルスを投与したと答えたビーザックはさっさとその場から姿を消した。

 

郷田「まっ…!?」

 

姿を消していくビーザックを追おうとした郷田だったが、二階堂が起き上がっていた。

 

二階堂「グオガ…ガギガ…ガギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

起き上がった二階堂はかくかくに機械人形のようなぎこちない動いたかと思いきやに身体中から半透明状の枝が勢い良く延びてきて部屋を突き破り、巨大化していき天井を破壊する。

 

郷田「テツ、ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

変異した二階堂を見上げていた郷田は延びてきた半透明状の根が床を破壊した時に起きた雪崩に飲まれたのだった。

バイオハザード5篇について!

  • 明日からでもいいからOTE篇と交互に!
  • OTE篇のあとでいいよ!
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