響「ん?あれ?ここは?」
起き上がった響は自身が見知らぬ場所にいることに気付いた。
響「確か未来が誕生日会の準備をして、それで私は部屋で寝ていてそれで…」
ここに来る前のことを思い出していた。
今自身がいる場所は不気味なほど真っ赤な空に、影のように黒い木々や岩があった。
すると空の一角がガラスのようなヒビが入った。
響「なに?」
ヒビが入ったのを見て響は警戒していると空が砕かれて何かが降り立った。
怪物「ガアァァリュガアァァァァァァァァァァァッ!!」
空を砕いて現れたのは様々な怪物の頭部らしきパーツが体に付き、肩には巨大な2本の突起物が伸び、右手が左手より鋭い爪を持った怪物だった。
響(怪獣!?いや、違う!)
現れた怪物が怪獣ではないとすぐさま響は構える。
怪物「ガアァァリュガアァァァァァァァァァァァッ!!」
降り立った怪物は響を見つけると中央の犬に似た顔から熱線を発射した。
響「うわわわ!!」
怪物の口から発射された熱線を響は走って回避する。
怪物「ガアァァリュガアァァァァァァァァァァァッ!!」
走って熱線を回避した響に怪物は左腕を向けると手の部分が伸びた。
響「このッ!!」
岩を台にして響は跳躍、刹那に怪物が伸ばした手が地面を砕く。
怪物「ガアァァリュガアァァァァァァァァァァァッ!!」
跳躍した響に向かって怪物は右足と右肩の顔部分から火球わ放った。
響「しまった!」
ギアを纏っていない響にこの火球を避ける手段が無い。
このまま直撃すると思った時、何者かが跳躍して響を助けた。
響「うぅ、た、助かりまし…た…」
助けてもらった響はお礼を言うと、助けてくれた主に驚く。
怪物が放った火球から響を助けたのは未来だった。
響「み、未来!?どうして?」
意外な人物である未来にいることに響は驚いて聞く。
未来「私は奴を追ってきた。貴女は…並行世界の響だね。私は貴女が知る小日向未来じゃない」
聞かれた未来は自身が並行世界から来た住人であると言うと怪物の方を見た。
未来「今度こそ、私が響を守る!」
鞘に収まった短剣のような形状をしているアイテムをだすと、本体を鞘から抜き放った。
その瞬間、未来は眩い光に包まれた。
響「うわっ、なに!?」
未来が光に包まれ、響は目を瞑る。
?「ジェアァァァァァァッ!!」
怪物「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!?」
眩い光から巨大な拳が怪物の顔面を殴り付けて吹き飛ばした。
銀色の巨人「シェア!」
光が収まると怪物の前に銀色で、Y字型の赤い光球を持つ巨人がいた。
響「み、未来が…ウルトラマンに!?」
未来が銀色の巨人【ウルトラマンネクサス】に変身したことに響は驚く。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!!」
未来が変身したネクサスが現れたことに怪物こと【フィンディッシュタイプビースト・イズマエル】は驚くが威嚇するように咆哮を上げる。
ネクサス「グッ…シェアッ!!」
変身したネクサスは傷を負っているのか、一瞬右肩を押さえるように動きを取るが、すぐに構えた。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!!」
ネクサスにイズマエルは右腕となっている【インビジブルタイプビースト・ゴルゴレム】に電撃を放った。
ネクサス「シェアッ!!」
電撃をネクサスは走って回避すると跳躍して一回転すると飛び蹴りを放つ。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!!」
飛び蹴りを繰り出したネクサスにイズマエルは右腕となっている【ブルームタイプビースト・ラフレイア】の花弁から猛毒の黄色い花粉を放出する。
ネクサス「ぐあぁぁぁぁぁっ!!」
花粉を喰らいネクサスはダメージを受けて地面に叩き付けられた。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!!」
地面に叩き付けられたネクサスに向かってイズマエルは頭部となっている【フィンディッシュタイプビースト・ガルベロス】の口から熱線を発射する。
ネクサス「ぐわあぁぁぁぁぁ!!」
熱線を喰らい、ネクサスはさらにダメージを負う。
ネクサス「ぐあ…あぁ……」
かなりダメージが蓄積しているのかネクサスは動けなかった。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!!」
動けなくなったネクサスにイズマエルは右腕となっている【フィンディッシュタイプビースト・ノスフェル】の鋭い爪を向けて接近する。
止めを刺そうとした矢先だった。
響「Balwisyall Nescell gungnir tron……」
起動詠唱を響き渡ると、響がギアを纏った。
響「どぅおりやあぁぁぁぁぁぁ!!」
ギアを纏った響がイズマエルの爪に向かってドリルナックルで粉砕した。
響「例え並行世界の未来だとしても私は!一緒に誕生日を過ごしたい!!」
イズマエルの爪を粉砕した響は叫ぶように言う。
未来(響…)
響の叫びをネクサス=未来は聞きながら見た。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!!」
ギアを纏った響にイズマエルは右肩の顔【ノーチラスタイプビースト・メガフラシ】から電撃を放つ。
しかし、ネクサスが割って入ると両腕をクロスさせて防御体勢を取る。
電撃を喰らい、爆発がネクサスの姿を包み込む。
未来(ありがとう。やっぱり響は私のひだまりだよ)
響の言葉が荒んでいた未来の心を満たし、ネクサスの光もそれに応えるように体が輝き始めた。
ノア「シェアッ!!」
爆発が晴れて姿を現したのはネクサスではなく、眩い白銀の光を身に纏い、背中に備わる伸縮自在の翼を持ち、Y字型の光球を持つウルトラマン、受け継がれ行く絆を光に変えて人々を見守る【神秘の光・ウルトラマンノア】だった。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァッ!!」
ネクサスが本来の姿であるノアにイズマエルは口から熱線を放った。
ノア「シェアァァァァッ!!」
しかしノアは1兆度の炎を纏った拳を相手に叩き付ける技【ノア・インフェルノ】で熱線を貫き、イズマエルの腹部に叩き込むと上空へ吹き飛ばした。
ノア「ハアァァァ…シェアァァァァァァッ!!」
イズマエルを上空へ吹き飛ばしたノアは右手首に左拳を打ちつけるように腕を組むと、幾重もの超絶光子プラズマを重ね合わせて放たれる眩い七色の光線【ライトニング・ノア】(別名:【稲妻超絶光線】)を放った。
イズマエル「ガアァァリュガアァァァァァァァァァ……」
ライトニング・ノアを喰らい、イズマエルは断末魔を上げて爆散した。
響「やった!」
イズマエルを倒したのを見て、響はガッツポーズして言う。
すると響自身を含めた全てが光輝き消え始めた。
未来「ありがとう、響。貴女のお陰でイズマエルを倒せた」
ノアから戻った未来は響にそう言う。
未来「それとお誕生日、おめでとう。これ、よかったら私の世界の響の代わりに受け取って」
そう言って未来はラッピングされた小箱を響に渡してきた。
響「え、でも…」
未来「いいの、私の世界の響は…イズマエルに…」
断ろうとした響に未来は悲しそうな声をしながらも心配させまいと無理にして笑顔を作る。
響「未来…うん、ありがとう」
そんな未来を見て、響は小箱を受け取る。
響「開けていい?」
未来「うん」
響に聞かれて未来は頷くと、小箱を開けた。
中には音符のフォルテをかたどったネックレスがあった。
響「わー、綺麗…ありがとう。未来!」
未来「よかった…」
ネックレスを見てお礼を言う響に未来は嬉しそうにする。
瞬間、2人の光が強くなった。
未来「そろそろ時間だね。プレゼント渡せてよかった。また、いつかね。響」
響「うん、またね。未来」
お別れを言い合い、2人の意識は真っ白になった。
未来「おーい、響~?」
リル「かう~?」
リディアンの寮で未来とリルはベッドで寝ている響を起こすが、本人は全く起きなかった。
未来「全く、今日は響の誕生日なのに…まあ、しょうがないか。最近任務で忙しかったみたいだし。もうちょっと寝かせてようか」
リル「かう!」
未来に言われてもうちょっとだけ寝かせることになり、リルも同意する。
リル「かう?」
するとリルが響の手元に見たことないフォルテの形をしたネックレスがあった。
リル「かうー…かう」
気になったが、悪い気配を特に感じなかったので気に求めなくなったのだった。
クリス・レッドフィールドの表記について!
-
クリスのままでいい!
-
雪音と被るからレッドフィールドで!
-
どっちでもいい
-
ゴリス(レッドフィールド)