11月7日、それは私の陽だまりが生まれてくれた日。
未来「あれ…?ここは…」
目が覚めた未来は辺りを見回すと不毛の大地と言っても良いような、乾いて所々が割れた地面、枯れて細くなった木々が点在していた。
空も赤黒く、太陽らしき光が怪しげに光っていた。
未来(確か、響が任務に行っちゃったから帰ってきた時の為のお昼ご飯作ってて…)
ある程度見回した未来は今までのことを思い出す。
未来「とにかく、出口を探さないと…」
?「出口なんてありませんよ」
出口を探そうとした矢先、否定する言葉と共に太陽を背にするように1人の白い服を着た男性が歩いてきた。
男性「ここは並行世界を隔てる狭間の地。出口など存在しないのですよ」
今いる地のことを男性は言う。
未来「えっと、貴方は?」
男性「そうですね。陽だまりを狩る者…とでも言っておきましょう」
未来に聞かれた男性はそう言って金色のUSBメモリ型の小箱を出すと端子部分にあるスイッチを押した。
≪ユートピア!≫
音声が流れると男性はメモリを胸部に刺した。
すると刺されたメモリは男性の中に入っていると姿が変わった。
未来「!?」
姿が変わった男性に未来は驚く。
ユートピア「さあ、貴女の絶望を見せてください」
男性が変身した怪人【ユートピア・ドーパント】は未来に接近する。
対して未来はユートピア・ドーパントから感じるプレッシャーにより動けなくなっていた。
ユートピア・ドーパントの左手が未来の顔に触れかけたその時、1人の少女が蹴りを叩き込んで守った。
ユートピア「おやおや、こんなところまでやって来るなんて、存外しつこいですね」
蹴りを叩き込まれて一旦、離れたユートピア・ドーパントは少女に言う。
未来「ひ、響…!?」
自身を助けた少女【立花響】に驚く。
響「未来は…私が守る!」
そう言って響はガラケー型のアイテムを出すと『913』と打ち込むとベルトに装填した。
《Standing by》
響「変身!」
《Complete》
ガラケー型のアイテムをベルトを装填した響の姿が変わった。
未来「ひ、響が…仮面ライダーに!?」
響が変身した【仮面ライダーカイザ】に驚く。
ユートピア「全く、仕方ないですねぇ。少し相手をして差し上げましょう」
カイザ「はあぁぁぁぁぁぁ!!」
挑発するように言うユートピアにカイザは右腰に装備したホルスターに収めた状態の左に90度回転させた4に近い形状の色は黒をベースに金ラインをした武器【カイザブレイガン】を構えて向かっていく。
ユートピア「ふん」
向かってくるカイザにユートピア・ドーパントは左手をかざすと空間が波打った。
カイザ「ぐっ!?」
波打つ空間にカイザが入った瞬間、動きが遅くなってしまった。
ユートピア「はっ!」
カイザ「うわあぁぁぁぁぁぁ!!」
動きが遅くなったカイザにユートピア・ドーパントは近づいて右手に持っている杖【理想郷の杖】で攻撃して吹き飛ばした。
ユートピア「弱いですねぇ。だから貴女は守れなかったんですよ。貴女の大切な者たちをねぇ」
カイザ「うるさい!」
ユートピア・ドーパントに言われてカイザは怒り狂って立ち上がると向かって行く。
ユートピア「単純ですねぇ」
そう言ってユートピア・ドーパントは理想郷の杖を振るう。
するとカイザの体が浮かび上がる。
カイザ「くっ!?」
体が浮かび上がってもがくが、ユートピア・ドーパントは理想郷の杖を振るい、カイザを地面に叩きつけた。
一度ではなく、何度もユートピア・ドーパントはカイザを地面に叩きつける。
カイザ「ぐ、がはっ!!」
何度も地面に激しく叩きつけられてカイザは倒れてしまう。
ユートピア「トドメです」
理想郷の杖を倒れたカイザの首に向け振り上げた。
その時だった。
未来「Rei shen shou jing rei zizzl…」
コンバーターギアを取り出した未来は起動詠唱を歌い、ファウストローブの神獣鏡を纏う。
未来「はあぁぁぁぁぁぁ!!」
神獣鏡を纏った未来は周りに丸鏡を展開して光線を発射した。
ユートピア「なに!?ぐわっ!!」
神獣鏡を纏った未来に驚いたユートピア・ドーパントは攻撃をまともに喰らって後退する。
カイザ「み、未来…?」
ユートピア「驚きました、まさか別世界の貴女はギアを纏うのですね…」
ダメージを受けながらも膝をつかず、ユートピア・ドーパントは言う。
未来「例え、世界が違っても私は響の陽だまり…でも、もう1人で背負わせない!私も戦う!だって私は…私は響の…響の帰ってくる陽だまりの場所なんだから!」
そう言って未来は構える。
ユートピア「これは少し分が悪いようですね。一旦、引き上げましょう」
構えた未来を見て、ユートピア・ドーパントはそう言って姿を消したのだった。
未来「ふぅ。響、大丈夫?」
ユートピア・ドーパントがいなくなり未来は変身を解除した響に近寄る。
響「うん。ありがとう、未来」
近寄って来た未来に響はお礼を言う。
響「あの、未来。良かっらこれ…」
少しもじもじしながら響は四角形の小箱を出した。
未来「これって…」
響が出してきた小箱を見て、未来はそれが本来の響がいるべき世界の未来に渡す用のものであると察する。
未来「ううん、受け取れないよ。これは私じゃなくて、貴女の本来の世界の私に渡して」
響「でも…そっか…分かったよ、未来」
未来に言われて響は未来の言葉を聞いて言う。
どんな敬意があったか分からないが、本来の響がいるべき世界の未来がどうなったかは分からない。
それでも未来を救うためにまだ戦うことを改めて決意していた。
すると2人の体が光始めた。
未来「もう時間だね」
響「そうだね。あ、未来!一言良いかな?」
未来「ん?なに?」
響「お誕生日、おめでとう!」
未来「うん、ありがとう。響」
お祝いを言って2人は光輝いて空間から消えたのだった。
11月7日、それは大切な人が生まれた日…。
決して誰にも消せない大切な日…。
例え奪われても、何度でも取り返す。
私にはその力があるのだから。
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