戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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Happy Birthday クリス 2024

響「クリスちゃん、お誕生日!」

 

『おめでとうー!』

 

クリス「お、おう…ありがとな」

 

クラッカーを鳴らされてお祝いされたクリスは少し恥ずかしそうにする。

 

翼「今日は普通の誕生日で申し訳ないな」

 

クリス「いいんですよ、別に」

 

普通の誕生日になってしまったことに謝罪する翼にクリスは言う。

 

響「えー、そうかなぁ?」

 

切歌「今までのでもよかった気がするデス」

 

クリス「いや、帝国(スペース)の連中まで巻き込んでまでの誕生日とか恥ずかしすぎるだろ!!」

 

普通の誕生日になったことに文句を響と切歌にクリスは言う。

 

誕生日になる度に宇宙大怪獣帝国がお祝いに絡んでくるようなっており、クリスは毎度恥ずかしがっていたのだ。

 

響「だって、クリスちゃんの歌が帝国内ですんごい流行ったからで…」

 

クリス「その原因を作った奴が何言ってんだ!」

 

響「へぶほぉ!」

 

帝国が誕生日に絡んでくるようなって原因を作った響にクリスはアッパーを叩き込んでKOした。

 

クリス「大体、地球の資料が欲しいって言われて秋桜祭の時のを送るやつがあるか!」

 

実は帝国と地球が同盟を結ぶようになってから地球へ観光する帝国国民のために地球の資料が欲しいと頼まれた時に地球の名所などの資料を送ったのだが、響が間違えてリディアン音楽院の秋桜祭でクリスが歌った時の映像を送ってしまったのだ。

 

それを受け取った帝国側の担当者が帝国領内に拡散、一気に流行してしまった影響で翼、マリアより地球の歌姫として扱われているのだ。

 

マリア「落ち着きなさい、クリス。すでに流行ってしまったものは仕方ないわ。米国のエシュロンでは消えないことだってあるのよ」

 

かつて全世界で全裸を晒したことを憂いながらマリアは言う。

 

クリス「マリアのと違ってアタシのは宇宙中にばら撒かれてんだよ!!」

 

逆にクリスはマリアと違い、宇宙中(帝国全領内)に自身の歌をばら蒔かれてしまったことを強調して言う。

 

調「それはそれとして、できましたよ。一口アンパンです!」

 

そこへ調が山盛りの一口サイズのアンパンをテーブルに置いた。

 

クリス「おお!小さいアンパンじゃねぇか!」

 

調「前のは巨大すぎたので、今回は逆のを作ってみました。早速一個どうぞ」

 

一口サイズのアンパンに驚いているクリスに、調はその理由を言って1個差し出した。

 

クリス「んー!うめえ!」

 

差し出された一口サイズのアンパンを食べて、その美味しさに感動して、もう一個食べる。

 

クリス「あ、味が違うだと!?」

 

最初に食べたのとは違う味であることに驚く。

 

調「実は一種類じゃ飽きると思って、司令やリルくんたちに頼んで日本にある各種あんこを取り揃えて作りました。名付けて一口アンパンロシアンルーレット!」

 

飽きが来ないように様々な味を取り揃えた【一口アンパンロシアンルーレット】であると言う。

 

切歌「流石おさどんの調なのデス!」

 

響「色々な味のあんこで飽きがないからいくらでも食べられちゃうよ!」

 

おさどん調を誉めながら、大量に一口アンパンを食べる切歌と響。

 

クリス「おい、いくらなんでも食いすぎだろ!今日の主役はアタシだぞ!」

 

調「まだまだありますから大丈夫ですよ」

 

自分のために用意された一口アンパンを大量に食べまくる2人に怒鳴るクリスに調はいさめる。

 

クリス「それならいいが…」

 

諌められたクリスは一旦冷静になって一口アンパンを食べる。

 

クリス「な、なんだこのアンパン!?めちゃくちゃうめえぞ!!」

 

何気に食べた一口アンパンのあんこが滑らかな舌触りで、甘さも甘過ぎず、ちょうど良い甘さが口に広がったことにクリスは三度驚く。

 

調「あ、それ大当たりですよ」

 

マリア「そのアンパンは何が違うの?」

 

調「そのアンパンに使ってるあんこはスペースさんに頼んで取り寄せてもらった宇宙のあんこです」

 

翼「なんと、宇宙あんこということか」

 

クリスが今食べたのがスペースに頼んで用意した宇宙のあんこでかると言う。

 

調「一応正式名称はあるみたいですけど…」

 

調(まあ、頼もうとした時は少し焦ったんだけどね…)

 

内心そう思う調。

 

それはクリスの誕生日前日。

 

スペース『なに、あんこ?あぁ、あの黒く甘い奴か。一応あるが、どうしたのだ?』

 

調『実はクリス先輩の誕生日があるので、アンパンを作ろうと…』

 

あんこを求める理由をスペースに聞かれて調は言う。

 

スペース『なるほど。よかろう、最上級の物を用意しておく』

 

調『いえ、別にそんなのじゃなくても…』

 

スペース『気にするな。総統として我が国の者たちに新たな癒しを与えてくれた礼だ』

 

調『スペースさん…』

 

最上級のを用意しようと言われて断ろうとしたが、宇宙と言う群雄割拠のステージで疲弊する国民に新たな癒しを与えてくれたことへの礼と言われて断れなくなった。

 

スペース『それで、何万t(・・・)欲しいのだ?』

 

調『kg(・・)でお願いします!!』

 

トン用意すると言い出されて、kgでお願いする。

 

 

 

クリス「ありがとな。アタシの為に」

 

調「気にしないでください。今日はクリス先輩の誕生日なんですから」

 

クリス「あぁ、そうだな」

 

可愛い後輩に言われてクリスは笑顔になるのだった。

 

今日は12月28日、それは争いで苦しんでいた少女の心が救われる日である。

クリス・レッドフィールドの表記について!

  • クリスのままでいい!
  • 雪音と被るからレッドフィールドで!
  • どっちでもいい
  • ゴリス(レッドフィールド)
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