戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第916話 処刑場戦―始まり―

クリス「プラーガ、それにガナード…レオンレポートで読んだな。S.O.N.G.でも遭遇していたのか?」

 

プラーガの名を聞いてクリスは聞いてきた。

 

マリア「えぇ、とある組織の残党を追っていた時に」

 

かつて【勇者警察ジェイデッカーの世界】にて、追っていたパヴァリア光明結社の残党錬金術師【キム・ジェイン】が引き起こしたプラーガを用いたバイオテロを思い出した。

 

シェバ「話は後にした方がいいわ」

 

そうシェバが言うと先に逃げたであろう2人に呼ばれた追手の声が聞こえてきていた。

 

シェバ「追手が来る前に貴女のワンちゃんを見つけないと」

 

クリス「入り口はダメだな。隣の部屋に行くぞ」

 

入り口から来ているらしい声にクリスに言われて隣の部屋に向かった。

 

マリア「これからどうするの?」

 

クリス「そこから飛び降りる!」

 

聞かれたクリスはすぐ近くにあった窓を突き破って外へ脱出した。

 

マリア「嘘でしょ!?」

 

驚いているマリアだが、シェバも飛び降りたために助走を着けて窓から飛び降りた。

 

窓ガラスが割れた音を聴いてレンタや釘バットなどで武装した住人たちが金網や壁を越えて向かって来た。

 

シェバ「ここは一旦逃げましょう!」

 

流石に3人だけでは多勢に無勢故に逃げの一手を取り、細い路地を通って逃げる。

 

シェバ「そこの小屋よ!あそこまで走って!」

 

近くにあった小屋に逃げ込むとシェバが鉄製のドアを閉めて鉋に板を入れてロックした。

 

クリス「カーク、こちらクリス。民間人に襲われ、やむを得ず発砲した。今回の作戦でこのような戦闘は想定されていなかったと思うが?」

 

通信を取り、変異した民間人に襲われたために発砲したことと、聞いていた内容と違うことを聞く。

 

カーク『確かにその通りだ。だが、命令に変更はない』

 

クリスからの通信を聞いたカークは通達された内容と違うことと命令に変更が無いことを伝えて通信を切った。

 

シェバ「どういう事?本部はこの事態を予想していた……?」

 

カークから命令に変更が無いことを聞いたシェバはBSAA本部がプラーガによる民間人の変異を予想していたのかと聞く。

 

マリア「少なくとも、私たち(S.O.N.G.)は民間人じゃなくて、怪人と戦うことは予想していたわ」

 

S.O.N.G.は民間人とではなく、蛇竜率いる怪人軍団と戦闘することは予想していたとマリアは言う。

 

これで少なくとも、BSAAはS.O.N.G.にも隠していることがあるかもしれないと分かった。

 

クリス「…命令に変更がない以上、進むしかない」

 

仕方ないと判断したクリスに言うと、奥に続いているひしゃげた扉の前に行くとシェバの方を見るとシェバは頷いてひしゃげた扉の前に行くと2人息を合わせて扉を蹴り飛ばした。

 

クリス「これは…この小屋で何があったかは考えたくないな」

 

部屋に入ると何かの内臓が放置され、端には大量の巨大な斧があった。

 

マリア(巨大な斧ね…一体何に使ってたのかしら?)

 

当たれば確実に人を殺せるだろう斧を見て、プラーガに寄生(したとみられる)住人がいるにしては、この斧は異様でマリアは疑問に思う。

 

クリス「気にはなるが、先に行くぞ」

 

シェバ「地下に続く穴があるわ。ここなら先に進めそうよ」

 

気にはなるが、先に進まなければならず、3人は地下に続く穴を見つけて降りた。

 

地下を進んでいると干からびた死体が転がっていた。

 

マリア「本当に何が起きてるのかしら」

 

クリス「録な事ではないのは確かだろうな」

 

死体を見つけて呟くマリアにクリスは皮肉りながら言う。

 

しばらく歩いていると地上へ繋がる梯子を見つけて登り、近くの小屋に入ると、近くの広場で武装した住人たちが中央に立てられている高台の周りに集まっているのが見えた。

 

 

 

一番上には頭巾で顔を覆い、体や顔辺りには釘のようなものが刺さった屈強で大柄な大男がさっきの小屋にあった斧を持ち、住人に向かってスワリヒ語でグラサンをかけた男がスピーカーで演説していた。

 

レイナード「なに言ってやがるんだ!このくそったれ野郎共もめ!」

 

さらにそこには2人の男たちに押さえつけられたレイナードがもがいていた。

 

 

シェバ「彼は……さっきの!」

 

マリア「助けないと……!」

 

完全にレイナードの処刑だとを察して、レイナードを助けに行こうとした2人をクリスがジェスチャーで止めた。

 

マリア「見捨てる気……!?」

 

止められたマリアが聞くが、クリスも助けに行きたいが多勢に無勢な上に間に合わないと判断したことを表情を見て察した。

 

やがて、グラサンの男が演説を終わらせると大男の方を向いて頷くと、大男は斧を振り上げてレイナードに目掛けて振り下ろした。

 

その時だ。

 

?「ガルウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ライオンと狼の鳴き声を合わせたような雄叫びと共に蒼い稲妻が落ちると巨大な怪獣が姿を現した。

 

『!?』

 

突然の怪獣出現にクリスやシェバ、さらにレイナードの処刑を見に来ていた住人たちは驚くが、1人だけ違う驚きをしていた。

 

マリア「ホ、ホロォォォォォォォォォォォォ!?」

 

現れた怪獣ことホロの本当の姿である【蒼雷獣】こと【豪烈爆獣ホロボロス】に驚いてマリアは声を上げるのだった。

クリス・レッドフィールドの表記について!

  • クリスのままでいい!
  • 雪音と被るからレッドフィールドで!
  • どっちでもいい
  • ゴリス(レッドフィールド)
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