戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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BSAAアルファチームの隊長【ダン・デチャント】から託されたデータを本部に送るためにアルファチームが乗ってきた車両にある端末を目指して倉庫へ向かう。

途中で通った地下にある焼却室にて、ホロの活躍でアルファチームの死体が持っていたエレベーターの起動キーを入手し、起動させようとした。

しかしそこへ今まで見たことの無いB.O.W.が出現したのだった。


第930話 焼却炉戦

レッドフィールド「こいつがアルファを!?」

 

BSAA隊員の死体に纏わりついて現れた触手が絡み合った人型B.O.W.【ウロボロス】に対し、レッドフィールドとシェバは銃を向けて発砲する。

 

放たれた弾丸を受けるウロボロスだが、怯む素振りすら見せずに左腕を形成している触手を伸ばして来る。

 

3人と1匹は焼却炉がある部屋に続く通路側へ跳んで回避する。

 

攻撃を躱されたウロボロスはぎこちない歩きで追いかけていく。

 

シェバ「みんな!後ろに下がって!!」

 

追いかけて来たウロボロスを見て焼却炉の方へ向かう。

 

焼却炉へ向かう前に捕まえようと再度左腕を形成している触手を伸ばす。

 

マリア「ホロ!」

 

ホロ「ウォウ!!」

 

触手を伸ばしてきたウロボロスにマリアが言うとホロは電撃を放ち攻撃する。

 

電撃を受けた触手だが怯まずに一番近かったホロに向かって伸ばしていく。

 

マリア「させない!!」

 

ホロに向かっていた触手をマリアが飛び出すと聖剣型のアームドギアを左腕の篭手から引き抜いて両断する。

 

流石に切られたウロボロスは怯んだように数歩後退する。

 

マリア「ホロ、大丈夫?」

 

ホロ「ウォウ!」

 

無事を確認するマリアにホロは無事であると鳴く。

 

マリア「まさかホロの電撃が効かないなんて…」

 

ホロの無事を確認したマリアはウロボロスに向き直って、電撃が効かないことに驚く。

 

ホロ「くぅん…」

 

自慢の電撃が効かないことにホロはショックを受けて尻尾と耳が垂れ下がる。

 

レッドフィールド「こっちだ!」

 

ウロボロスと対峙しているホロとマリアにレッドフィールドが焼却炉の部屋で呼ぶ。

 

呼ばれたホロとマリアは急いで焼却炉の部屋に入る。

 

レッドフィールド「まさか怪獣の攻撃すら効かないとはな」

 

狼形態となっているとはいえ、怪獣であるホロの攻撃を受けて全く効いていないことを見て言う。

 

マリア「斬ったりしても意味なさそうね」

 

そうマリアが言うと切り落とされた触手を回収しているウロボロスの姿が見えた。

 

シェバ「どうするの?」

 

レッドフィールド「電気がダメなら火ならどうだ?」

 

現状最強威力であるホロの電撃が効かないことにシェバが対策を聞くとレッドフィールドが焼却炉を指差して言う。

 

マリア「なるほどね。やる価値はありそうね」

 

焼却炉に誘導する作戦に同意するとウロボロスが向かって来ていた。

 

レッドフィールド「誘導するぞ!」

 

向かって来るウロボロスにレッドフィールドの号令と同時に全員が一斉に攻撃を開始した。

 

レッドフィールドとシェバは銃を向けて発砲し、マリアは聖剣型のアームドギアを戻して、短刀に変えると一斉に放ち、ホロは再度電撃を放った。

 

全員の一斉攻撃を受けながらもウロボロスは全く効いておらず、向かって来ていた。

 

全員が1発や1回ずつ攻撃するとすぐに後ろへ下がって一定距離を取りつつ攻撃を繰り返した。

 

3人と1匹の動きを察したのかウロボロスは右腕を形成している触手を伸ばして攻撃する。

 

マリア「そこっ!」

 

放たれてきた触手を見てマリアは壁際に立てられているガスボンベの留め金を短剣のアームドギアを投擲して破壊した。

 

留め金を破壊されたガスボンベは丁度触手を押し潰した。

 

押し潰された触手はガスボンベに絡み付いてウロボロスに吸収する。

 

マリア「ホロ!」

 

ホロ「ウォウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」

 

ガスボンベを吸収したウロボロスを見てマリアが指示を出すと、ホロはガスボンベに向かって電撃を放った。

 

電撃を受けたガスボンベは大爆発を起こした。

 

ガスボンベの大爆発を受けて、ウロボロスは悲鳴のような鳴き声を上げて膝を着いて怯んだ。

 

レッドフィールド「今の内だ!」

 

膝をついたウロボロスを見てレッドフィールドが叫ぶと全員が焼却炉を通って反対側の通路に出た。

 

同時に怯みから立ち直ったウロボロスが動き出して焼却炉に入った。

 

シェバ「今よ!」

 

ウロボロスが焼却炉に入った瞬間、シェバが叫ぶとレッドフィールドが焼却炉を起動させる。

 

起動した焼却炉は両方のドアが閉まり、警報音が鳴り響く。

 

そして超高温の火炎が焼却炉内に閉じ込められたウロボロスを燃やす。

 

ウロボロス「グオワアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

焼却炉の超高温の火炎に晒されたウロボロスは苦しむように体を捩っていた。

 

焼却が終わるとウロボロスは白い煙を上げ、両腕の部分が完全に消滅しており、両膝を着いて倒れるとドロドロに溶けてしまった。

 

マリア「倒せた…?」

 

シェバ「そう…みたいね」

 

ドロドロに溶けたウロボロスを見てマリアとシェバは焼却炉の出入口の角から見る。

 

気配がなく完全に倒せたと判断して警戒体勢を解く。

 

シェバ「この化け物が壊滅の原因みたいね。急いで本部に知らせましょう」

 

レッドフィールド「あぁ、そうだな」

 

アルファチームの壊滅とこれまで確認された怪物たちの情報を本部に送るためにレッドフィールドたちは元来た道へ戻って行った。

 

 

 

その様子を1匹の小さなムカデが見ており、自身の見た光景を主に共有していた。

 

サンダール「やはり乗り越えたか。流石は対バイオテロ特殊部隊だ。これから面白くなってきた。ふふふふ…」

 

ムカデの主であるサンダールはそう言ってその場から消えたのだった。

クリス・レッドフィールドの表記について!

  • クリスのままでいい!
  • 雪音と被るからレッドフィールドで!
  • どっちでもいい
  • ゴリス(レッドフィールド)
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