戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「第107話兼AXZ編最終回ー!」

クリス「しっかし丁度今日でスタートから5ヶ月でAXZ編が最終回か」

翼「ほぼ毎日投稿だったからな」

切歌「これもひとえに読者さんたちからの応援のおかげデース!」

調「AXZは終わるけどまた新しい話を投稿しますよ」

マリア「それじゃあAXZ編最終回を…」

「「「「「「どうぞ!/デース!」」」」」」


第107話 繋いだ手

アダムとの戦いから3日後…エルフナインは相変わらず何かを調べていた。

 

藤尭「はい。事件収束からもう3日。相変わらず頑張り過ぎじゃないかな」

 

そこへ藤尭と友里がコーヒーを持って来て渡した。

 

友里「異世界のみんなも帰って、響ちゃんのギアの反動汚染も除去できたんだし少しは休まないと」

 

エルフナイン「ありがとうございます。ですが一連の経緯をおさらいしないと。気になっているので」

 

エルフナインが気にしているのはアダムとサンジェルマンの言葉にだった。

 

 

 

アダム『宿せないはず…穢れない魂でないと神の力を!』

 

サンジェルマン『生まれながらに原罪を背負った人類に宿ることなど…』

 

 

 

エルフナイン(だとしたら響さんは…そもそも原罪とは一体…)

 

友里「司令。ロンドンの緒川さんからです」

 

弦十郎「繋いでくれ」

 

友里に言われて弦十郎が言うと中央モニターにロンドンにてパヴァリア光明結社の残党の摘発を行っている緒川が映った。

 

緒川『各国の情報機関と連携しパヴァリア光明結社の末端、その残党の摘発は順調に行われています』

 

弦十郎「だが結社という枷がなくなった分地下に潜伏しこれまで以上に実態がつかめなくなる恐れがある。加えてカストディアン、アヌンナキの脅威か…」

 

緒川『そうなりますね。引き続き摘発任務にあたります』

 

 

 

同刻の鎌倉…。

 

訃堂「米国は安全保障の観点からミサイル発射の正当性を主張してきたか」

 

八紘「はい。ですが国連決議をないがしろにする独断に対し各国は非難を表明。一番響いているのはS.O.N.G.所属の最強生命体ゴジラの死に追いやったことです。これにより他の怪獣たちが暴れだす危険性が高まったことのきっかけを作ったことにより米国は国連の信頼を完全に失われています」

 

訃堂「そうか。して壊滅した朝鮮と中国はどうなった?」

 

八紘「錬金術師の出した怪獣により朝鮮と中国は廃国が決まりました。従って朝鮮全土と中国の元首都北京までを我が日本が、残りをロシアがそれぞれが領有することになりました」

 

訃堂「そうか…のう、八紘。あの力が我らにあれば夷狄による国土蹂躙も特異災害による被害も防げるとは思わぬか?」

 

八紘「!?」

 

訃堂の言っていることに八紘は驚いていた。

 

 

 

未来「それでは改めてハッピーバースデー!」

 

クラッカーの音が響き渡る。

 

未来「17歳おめでとう響」

 

響「ありがとうみんな」

 

切歌「さぁ、主役はこっちデスよ~」

 

響の後ろに回って背中を押す切歌。

 

響「おーすごい!これどうしたの!?」

 

テーブルに置かれた豪華な料理に響は驚く。

 

マリア「はい。調が頑張ってくれました」

 

調の肩を叩いてマリアが言う。

 

響「調ちゃんが!?」

 

調「違う違う!みんなで一緒に…」

 

マリア「調」

 

謙遜する調にマリアが言う。

 

調「だって松代で出会ったおばあちゃんから夏野菜をたくさんいただいたから…」

 

あの松代のおばあちゃんが送ってくれたことを話す。

 

翼「月読が作り立花が平らげるなら後片付けは私が受け持つとしよう」

 

クリス「いやー先輩。できもしないことを胸張って言うとあとで泣きを見ますって…」

 

胸を張る翼にクリスは言う。

 

翼「私を見くびってもらっては…」

 

マリア「喧嘩しないの。ほら」

 

言われた翼は言い返している時にマリアがトマト料理を翼に食べさせた。

 

翼「何これ!まさかトマトなの!?こんなに甘いの初めて食べたわ!」

 

調「驚きに 我を失う おいしさです」

 

トマトの美味しさに感動する翼と自然に川柳を口ずさむ調。

 

その後、調の料理を堪能したりゲームをしたり翼の洗った食器の置き方がヤバかったりリハビリを頑張っているステファンの話をしていた。

 

響「………」

 

夜風に当たっていた響は黄昏ていた。

 

未来「はい」

 

響「さっすが未来~。気が利くったらありゃしない」

 

ジュースを持ってきた未来を見て響は言う。

 

響「…例えば、さ」

 

未来「?」

 

響「どこかの悪い奴が誰かを困らせているならきっとこの拳で何とかできる。だけどお互いがお互いの正義を信じて拳を握りしめてる戦いは簡単には解決できない…昨日まではできた。でも明日には私は正義を信じて握りしめられるのかな…」

 

サンジェルマンの言っていたことがまだ引っ掛かる響は未来に聞いてきた。

 

未来「そんなのわからないよ。だけどね。響が自分を信じられなくても私は響とつないだ手を離さない。何があっても握りしめているから」

 

優しく響の手を取って未来は言う。

 

未来「それにガウくんだってきっとそう思ってるよ。響を信じてあとを託して…この世界を守ったんだよ。だから泣きたい時には…泣いていいんだよ」

 

自分たちを守るために最後の力を振り絞り消えたガウのことを密かに思っていた響の心の内を読んだ未来は言う。

 

響「そうだね…でもあの時に十分泣いたから…それに…」

 

未来「それに?」

 

響「私がウジウジ泣いてるのを天国のガウくんは見たくないだろうしね」

 

未来「それもそうかもね。じゃあ、おかえりなさい。響」

 

響「ただいま。未来!」

 

 

 

エルフナイン「これは…そうか!だから響さんは!」

 

調べ物をしていたエルフナインはあるデータを見ていた。

 

弦十郎「何かわかったのか?」

 

エルフナイン「あくまでも仮説ですが響さんがなぜ神の力の依代となり得たのかその理由が分かりました」

 

エルフナインが見ていたのはFISに拉致され神獣鏡の装者として戦った未来とそれを止めようとした響のデータだった。

 

エルフナイン「曰く『原罪を背負う人類には神の力を手にすることはできない』とのことですがこの原罪とは魂に施されたバラルの呪詛。おそらくはあの日魔を払う神獣鏡の輝きに飲み込まれることで響さんの呪いは解かれた」

 

弦十郎「つまり浄罪されたというわけか…」

 

エルフナイン「もしかしたら響さんが融合者から適合者へ急速に至った謎も解明できるかもしれません」

 

弦十郎「ちょっと待て!神獣鏡の輝きに飲み込まれたのは…響君一人ではない…ぞ!」

 

また波乱の予感が静かに鳴り響いていた。

 

 

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

?「ツイフォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

Continued on next time




奏「ふぅ…やっとAXZ編が終わったか…」

ダイゴ「長いようであっという間だったな」

ムサシ「そうだね。でもまた会えるよ」

響(IF)「そうだといいけど…」

ダイゴ「じゃ、またどっかで会える日を楽しみに待ってるぜ!」
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