戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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ついに鉱山にて【リカルド・アーヴィング】を追い詰めたマリアたち。
だがあと1歩のところまで追いつめるも、謎の仮面の人物の奇襲を受けて取り逃してしまう。

1歩のところまで追いつめて取り逃してしまった口惜しさを抑えながら、レッドフィールドたちはアーヴィングが逃げたであろう湿地帯にあるとされる油田へ向かう為に、町にいる【ジョッシュ・ストーン】率いるデルタチームの合流を目指す。


第945話 妨害

レッドフィールド「行先は決まった。油田へ向かう為にデルタチームと合流する」

 

アーヴィングが処分し損ねた資料から次の目的地を自治区の湿地帯にある油田施設に定めたことを2人に言う。

 

マリア「ならここに長居は無用ね」

 

ジョッシュ率いるデルタチームと合流するために移動しようとした矢先、けたたましい連射音と共に鉛玉が雨のように室内に向けて放たれた。

 

マリア「うわっ!?」

 

驚いて身を屈めるマリアだが、幸いにして大半は壁に防がれていた。

 

レッドフィールド「伏せろ!」

 

しかし10発に1発は入り込んでいるため、レッドフィールドが言うとシェバも身を屈める。

 

シェバ「なに!?」

 

攻撃されているのは分かるが、何に攻撃してくるか分からないでいるとレッドフィールドは少しだけ頭を出すと、トラックの荷台に設置された機関銃を向けて住人が銃座に座っていた。

 

レッドフィールド「どうやらそう簡単には合流させてはくれないみたいだな」

 

機関銃を使って建物に釘付けにすることで合流を妨げていることを言う。

 

マリア「結構厄介ね」

 

シェバ「どうする?拳銃じゃ、対抗できなわよ」

 

持っている拳銃を見せながら機関銃相手に不利であるとシェバは言う。

 

マリア「私が真正面から突っ込んでいくわ。私がアレを止めたら、2人はそのまま走って」

 

レッドフィールド「出来るのか?」

 

普通ならとんでもないことを提案にレッドフィールドが聞くとマリアはニヤリと笑って言った。

 

マリア「光弾ならまだしも、ただの弾丸程度ならギアでどうとでもなるわ!」

 

そう言ってマリアは窓から飛び降りる。

 

着地と同時に銃座に座っている住人は機関銃をマリアに向けて発砲する。

 

銃身が回転し、大量に放たれた弾丸がマリアに襲いかかる。

 

マリア「そんなの、このギアに効くわけないでしょ!」

 

しかしギアの装甲で弾丸を弾き飛ばしながらマリアは機関銃に向かって行く。

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

跳躍したはアームドギアを蛇腹状にして、銃座に座っている住人の首を両断した。

 

レッドフィールド「今だ!」

 

マリアが機関銃を無効化したのを見て、レッドフィールドは合図を出してシェバと共に建物から飛び出す。

 

同時に崖側から武装した住人たちが出現してレッドフィールドたちに襲いかかる。

 

襲ってきた住人たちをレッドフィールドとシェバは拳銃で足元や肩などを撃ち抜いて怯ませた隙に蹴りやパンチで倒していく。

 

マリアも機関銃を破壊してレッドフィールドとシェバを追いかけながら襲いかかってきた住人たちをアームドギアで薙ぎ倒す。

 

整備され道となっている崖の上段にて合流した矢先、近くで爆発が起きて、衝撃波が響いてきた。

 

シェバ「ダイナマイト!」

 

見上げるとダイナマイトを持った住人が崖の上から火を着けて投げ込んで来ていた。

 

マリア「ホロ!」

 

流石に銃やアームドギアでは攻撃が間に合わないと判断したマリアはホロボロスを呼ぶ。

 

ホロボロス「グルルルル!!」

 

マリアに呼ばれて、かなり離れた位置にいたにも関わらず、反応したホロボロスは振り向いた。

 

マリア「ホロ、こっちよ!」

 

呼び寄せるようにマリアが言うと、ホロボロスは跳躍して崖上に来ると鉤爪でダイナマイトを持った住人を地面ごと粉砕する。

 

レッドフィールド「なんだ?」

 

ホロボロスがダイナマイトを持った住人を倒して先へ行こうとすると1台のトラックが向かってきていた。

 

シェバ「またぶつける気!?」

 

レッドフィールド「待て!」

 

いつぞやのようにトラックでぶつかりに向かって来ると思ったシェバが銃を向けるが、レッドフィールドが何かがおかしいと察して止めると運転手が急に糸が切れた人形のように倒れると壁際にトラックはぶつかって止まった。

 

マリア「道を塞ぐことが目的?」

 

レッドフィールド「いや、違うな」

 

トラックを使って道を塞ぐことが目的と思ったマリアが言うとレッドフィールドは違うと言う。

 

するとトラックの荷台の扉が開いた。

 

怪物「クワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

荷台から上半分がコウモリ、下半分が海老のような湾曲した尻尾が生えた姿をしている怪物が出てきた。

 

レッドフィールド「B.O.W.を積んでいたか!」

 

現れた怪物を見てレッドフィールドは予感が当たったことに毒づく。

 

怪物「クワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

飛翔すると旋回してマリアたちに空から体当たりを繰り出す。

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

体当たりを繰り出してきた怪物にマリアはアームドギアを放つが弾かれてしまう。

 

マリア「硬い!」

 

アームドギアが弾かれてしまい、その硬さに驚く。

 

マリアの攻撃を弾いた怪物は尻尾から糸を噴射してきた。

 

レッドフィールド「なに!?」

 

シェバ「身動きが!」

 

怪物が噴射した糸に絡め取られてしまい、レッドフィールドとシェバは身動きが取れなくなってしまった。

 

怪物「クワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

身動きを奪った怪物は再度体当たりを繰り出す。

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォン!!」

 

体当たりを繰り出す怪物にホロボロスが飛び掛かって地面に叩きつけたのだった。

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォン!!」

 

怪物「クワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

一旦距離を取ったホロボロスと怪物は雄叫びを上げて威嚇する。

 

ホロボロス「ガルウォオォォォォォォォォォォォォン!!」

 

鉤爪を構えてホロボロスは怪物に向かって行く。

 

怪物「クワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

向かって来たホロボロスに怪物は尻尾を放って対抗すると、鉤爪を弾いた。

 

ホロボロス「!?」

 

鉤爪を弾かれてしまい、ホロボロスは驚く。

 

怪物「クワアァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

鉤爪を弾いた怪物はホロボロスに頭突きを叩き込んで壁に叩きつけた。

 

 

 

サンダール「ほう、ポポカリムを出してきたか」

 

ホロボロスと戦っている怪物であるB.O.W.【ポポカリム】を見て言う。

 

サンダール「アーヴィングめ、相当焦っていたようだな。販売している商品まで投入して止めにかかったということは、失敗出来ないということだぞ」

 

本来なら販売用であるはずのポポカリムを投入してきたことにアーヴィングが焦っていることを察する。

 

サンダール「果たして、あのB.O.W.(ポポカリム)如きでどこまで止められるかな?」

 

?「ならば手を貸してやれ」

 

ポポカリムでどこまで時間稼ぎできるかと考えていると蛇竜が空間に穴を空けて現れた。

 

サンダール「これはこれは、蛇竜様。手を貸してやれとはどういうことでしょうか」

 

現れた蛇竜に挨拶をして、言葉の理由を聞く。

 

蛇竜「神室町での作戦にイレギュラーが起きた」

 

サンダール「ほう、イレギュラーですか」

 

蛇竜「宇宙大怪獣帝国が何やら妙な奴らを前線に出してきたようだ」

 

サンダール「妙な奴らですか」

 

蛇竜「あぁ。それにゴジラとシンフォギア、キラメイジャーが二階堂が伝説の漢たちと合流し、二階堂を討つためにミレニアムタワーに向かっている。ここにもキラメイジャーとシンフォギアの別動隊が向かっている」

 

サンダール「分かりました。御言葉のままに」

 

理由を聞いたサンダールは姿を消してポポカリムの援護に向かうのだった。

 

蛇竜「……あれが奴らにバレる前に処分しなければな」

 

援護に向かったサンダールを見送り、蛇竜はホロボロスとマリアを見てそう言うと空間を切り裂いて引き上げていった。

クリス・レッドフィールドの表記について!

  • クリスのままでいい!
  • 雪音と被るからレッドフィールドで!
  • どっちでもいい
  • ゴリス(レッドフィールド)
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