戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第949話 追撃戦と報告

アーヴィングが足止めに繰り出した大型B.O.W.【ポポカリム】とサンダールが繰り出した巨大妖怪【ガシャドクロ】を撃破したマリアたち。

 

迎えに来たデイブと共にデルタチームと合流を目指してサバンナを疾走していた。

 

デイブ「合流出来て良かったぜ。お前たちの情報からアーヴィングの奴を追う手筈は整えておいたんだ」

 

ハンヴィーを運転しながらアーヴィングを追うための手筈を整えたことを伝える。

 

レッドフィールド「街での戦況はどうなってる?」

 

追いかける手筈が整ったことに頷いて確認したレッドフィールドは戦況を確認する。

 

デイブ「お前たちから情報を貰う少し前に湿原側からブラウンの部隊が上陸して順調に進んでいる。それとカークの奴ら、一命を取り留めたようだぞ」

 

デルタチームの増援として【ブラウン・アンダーソン】率いる部隊が駆けつけて順調に制圧していることと負傷していた【カーク・マシソン】たちが一命を取り留めたことを言う。

 

シェバ「そう、良かった」

 

ブラウンの部隊が駆けつけて戦況は有利になって、カークたちも一命を取り留めたことを聞いてシェバは安心する。

 

デイブ「まあ、俺としてはあの有名な歌姫を荷台に乗せてしまっているのがいたたまれないんだがな」

 

荷台にいるマリアにデイブは申し訳なさそうに言う。

 

マリア「気にしなくて良いわよ。時間だって無いんだし」

 

デイブに言われてマリアは自身の膝の上で頭を乗せて寝ているホロを撫でながら言う。

 

デイブ「それもそうだな。それじゃ、楽しいドライブとしゃれこむか」

 

マリアに言われてるってデイブはハイヴィーの速度を上げようとした瞬間、寝ていたホロが目を覚まして起き上がった。

 

同時にハイヴィーを追いかける一団が土煙を上げながら向かってきていた。

 

レッドフィールド「どうやらそうも言ってられないらしいぞ」

 

土煙を上げながら向かってくる一団を見つけてレッドフィールドは警戒を促す。

 

警戒を促されてシェバ、マリアが見るとバイクやスパイク等をつけて武装したトラックを運転しているキジュジュの住人たちが見えた。

 

シェバ「またアイツらね!」

 

レッドフィールド「デイブ、速度を上げろ!振り切るんだ!」

 

デイブ「あぁ、任せとけ!」

 

言われてアクセルを踏んでハイヴィーの速度を上げる。

 

しかし一団もバイクを先頭に速度を上げ、ハイヴィーに接近する。

 

デイブ「しつこい奴らだ」

 

サイドミラーから様子を見たデイブは言う。

 

レッドフィールド「仕方ない、応戦するぞ!」

 

接近してくる一団にレッドフィールドは言うとシェバと共に拳銃をホルスターから抜こうとする。

 

デイブ「クリス、シェバ!それ(拳銃)よりハイヴィー(こいつ)の機銃を使え!」

 

拳銃を抜こうとした2人にデイブが言うとハイヴィーに備え付けられた機銃の座席座ると銃口を向けて発砲する。

 

2人の機銃から放たれる弾丸の雨がバイクやトラックの運転手やバイク本体に命中して、転倒や爆発が起きて吹き飛ばしていく。

 

デイブ「よし、いいぞ!」

 

2人の活躍を見てデイブは言う。

 

マリア「油断しないで!大物が来たわよ!」

 

歓喜するデイブにマリアが言うとハイヴィーの左右から武装したトラックが2台接近してきた。

 

さらに荷台には先に火が付いた矢を装填したボウガンや火炎瓶を持った住人たちが複数にいた。

 

デイブ「冗談じゃねーぜ!」

 

火でハイヴィーを燃やして爆発させようとすると察したデイブは速度を上げようとするが、トラックはピッタリくっついて来ていた。

 

デイブ「クリス、シェバ!頼む!」

 

ピッタリくっついて来るトラックを撒けないと判断したデイブはシェバとレッドフィールドに対応を頼む。

 

デイブに頼まれて2人は左右それぞれに銃口を向けて発砲する。

 

しかし荷台にいる住人たちは屈んで鉄板の後ろに隠れて銃撃をやり過ごしていた。

 

マリア「ホロ、貴女も加勢しないさい!」

 

鉄板の後ろに隠れてやり過ごしている住人を見てマリアはホロに加勢するように言う。

 

ホロ「うぉう~…」

 

騒ぎで起きていたホロはマリアに言われながらも少し嫌がりを見せていた。

 

今まで無償だったが、そろそろご褒美が欲しいと思っていたのだ。

 

マリア「後でいっぱい撫でてあげるから!」

 

ホロ「うぉう、うぉう~…」

 

マリア「あーもう、分かった!これ全部解決したらお肉を好きなだけ食べて良いから!あとプリンも!」

 

ホロ「ウォウ!」

 

なでなでとお肉、プリンの食べ放題を聞いてようやくホロは立ち上がって左にいるトラックの荷台に飛び込むと雷撃を放って住人たちを攻撃する。

 

マリア「全く…」

 

ようやく戦闘に向かったホロを見てマリアは呆れながらもコンバーターギアを取り出した。

 

マリア(連戦に次ぐ連戦だけど…言ってられないわね!)

 

コンバーターギアを見つめて連戦に次ぐ連戦で正直なところ体は限界が近づいていた。

 

しかし現状弱音を吐くわけにはいかないと覚悟を決めてコンバーターギアを掲げる。

 

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

起動詠唱を唄い、マリアはギアを纏うと右側の荷台に飛び込むとアームドギアを抜き放つのと同時に短剣の刀身を蛇腹剣のように変化させると新体操のような動きで荷台にいた住人たちをを斬り裂いた。

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

【SILVER†GOSPEL】で荷台にいた住人たちを倒したマリアはトラックから跳ぶと蛇腹剣で十字を切るモーションの後、左腕ユニットを爪状に変形させると運転席側の屋根に突き出した。

 

付きだされた十字架状のエネルギーが襲いかかり、運転手の住人を倒した。

 

【DIVINE†CALIBER】を喰らい運転手を失われたトラックはバランスを崩して横転する。

 

マリアはそのままハイヴィーに着地するとちょうど左側のトラックが爆発してホロも戻ってきた。

 

ジョッシュ『アフリカで作戦行動中の全部隊へ。アルファチームが回収したデータの解析が一部完了したと報告があった』

 

2人が戻ってきてハイヴィーに備え付けられているものを含む全員の通信機にジョッシュの報告書が聞こえてきた。

 

ジョッシュ『現在我々が交戦しているのは、レオンレポートにも書かれていた寄生生物プラーガを改良した個体を投与された【マジニ】と呼ばれているものだ。以後、プラーガ改良個体に感染した者をマジニと呼称する。さらにS.O.N.G.が追っている蛇竜の組織は別組織と手を結んでおり、今回のアフリカにおけるバイオテロで提供された兵器を使用してくる可能性が高い。各部隊はこれに最大限の警戒に当たれ。遭遇しても無理な交戦は避けるように』

 

今回のキジュジュ自治区で使用されたのが、プラーガの改良個体により産み出された【マジニ】と呼ばれるB.O.W.であり、蛇竜率いる組織が別の組織と手を組んで提供された兵器を使ってくると警戒を促す。

 

マリア「プラーガの改良個体に、マジニ…」

 

プラーガの改良個体と聞いて、マリアは【ジェイデッカーの世界】にて【パヴァリア光明結社】の残党錬金術師である【キム・ジェイン】が改良したことを思い出し、それが新たなB.O.W.であるマジニを始め、変異種である【キペペオ】や大型B.O.W.である【処刑人マジニ】や【歩ポカリム】を産み出されたことに憤りを感じていた。レッドフィールド「第二陣が来たみたいだぞ!」

 

そんなマリアにレッドフィールドが言うと、バイクのみであるが第二陣と思われるバイクに乗ったマジニである【ライダーマジニ】たちが向かって来ていた。

 

デイブ「ん?なんだ、あれは?」

 

全員が身構えた瞬間、デイブが一団とは別にハイヴィーの正面から土煙が向かってきているバイクが1台見えたのだった。

クリス・レッドフィールドの表記について!

  • クリスのままでいい!
  • 雪音と被るからレッドフィールドで!
  • どっちでもいい
  • ゴリス(レッドフィールド)
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