クリス「何の章かはお楽しみにな」
第133話 出会い・連行・逃走
宇宙の片隅に地球へ向かう1個の彗星があった。
その彗星は紅い尾を引いて地球へ刻一刻と迫っていた。
藤尭「司令、NASAからの通知です」
弦十郎「読み上げてくれ」
藤尭「怪彗星 ツイフォンは軌道を更に変え地球への接近率は…約60%と…」
NASAから寄せられた情報を弦十郎に言う藤尭。
弦十郎「やはりか…」
藤尭の報告に怪訝そうにする。
緒川「日に日に地球への接近が確実になってきましたね」
弦十郎「あぁ…もしもの時はみんなにも頑張ってもらわねばなるまい…」
『怪彗星 ツイフォン』が地球に衝突する率が上がっていることに怪訝する弦十郎。
すると警報が鳴り響いた。
藤尭「S地区ポイントにノイズ反応を検知!」
友里「近くにアガートラームの反応を確認!」
弦十郎「あの子が行っているのか?」
友里「いえ、あの子はまだクリスちゃんたちと学校のハズですが…」
弦十郎「なに!?」
友里の言葉に驚く弦十郎。
その頃、町ではマリアとガウがノイズと戦っていた。
マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
マリアはアームドギアの短剣を蛇腹状にして四方にいるノイズを切り裂き、ガウは尻尾を振り回してノイズを凪ぎ払っていく。
マリア「ふぅ…さっきので最後みたいね」
ノイズを蹴散らしたマリアは言う。
ガウ「がう…」
疲れたのかマリアに近付いたガウポテっとマリアの胸に倒れ込んだ。
マリア「お疲れ様、ガウ」
倒れてきたガウの頭を優しく撫でる。
ガウ「がう~」
撫でられて嬉しそうに尻尾を振るガウ。
ガウ「がう?」
何かの気配に気づいたのかマリアから降りるガウ。
マリア「どうしたの?」
ガウ「がう…」
クリス「んだよ、折角着たのにもう終わってんのかよ!?」
翼「そう言うな雪音」
ガウの視線の先からクリスと翼が来た。
マリア「翼、クリス!」
クリス「あぁん?誰だ?」
翼「何故我々のことを知っている?それにあの子供は?」
マリア「な、言ってるの?私よ」
クリス「だからお前なんてしらねーよ!!」
翼「それに何故ギアを纏っている?悪いが二課まで来てくれないか?」
マリア「に、二課!?S.O.N.G.じゃなくて!?」
翼「何を分けが分からないことを言っている?」
マリアの手を掴んで連行する翼。
マリア「ちょっと!が、ガウも何か言って…って」
「「「いなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!?」」」
忽然と姿を消したガウに気づいてマリア、翼、クリスは大声を響き渡った。
響「あららら…マリアさんが連行されちゃった…」
セレナ「果たしてどうなるかはお楽しみに!!」