戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「新章第2話目!!」

クリス(マリア)「まぁ、もうこれが何の章なのか分かってる人もいるみたいだけど。言ったらだめよ?」

マリア(クリス)「書いたら許さねーからな!」

切歌「マリアとクリス先輩の中身が入れ替わっちゃってるデス!!」

調「お、おおお、落ち着いて切ちゃん!!」


第134話 特異災害対策機動部

マリア(なんでこうなるのよ…)

 

翼とクリスに連行されたマリアは手錠を嵌められてS.O.N.G.の前身、聖遺物研究組織である風鳴機関から発展した日本政府の秘密組織『特異災害対策機動部』の二課に連れてこられていた。

 

リディアンの地下に設置された指令室に着くと手錠を外された。

 

弦十郎「ようこそ。特異災害対策軌道部へ。俺は司令官の…」

 

マリア「知ってるわ。風鳴 弦十郎司令でしょ」

 

弦十郎「何故俺の名前を?」

 

マリア「知ってるも何も…何度も会ってるわ」

 

弦十郎「なんだと?俺は記憶にないが…」

 

マリア「信じてくれるかどうかはわからないけど…恐らくここは私たちがいた世界とは違う世界と思うわ」

 

弦十郎「どういうことだ?」

 

マリア「それは…」

 

弦十郎たちにマリアは自分の世界にあるギャラルホルン、怪獣のことなどを話した。

 

翼「並行世界の私たちは怪獣とともに戦っているのか…」

 

クリス「尻尾と背鰭が生えていたあの子供が怪獣たちの王とわな」

 

藤尭「怪獣王 ゴジラ…映画の中でしか見たことなかったけど…一度戦ってるところを見たかったなぁ」

 

友里「バカ言わないでよ」

 

緒川「ともかくそのガウくんは直ぐに見つかるとは思ういますが…」

 

話していると緊急アラートが鳴り響いた。

 

弦十郎「何があった!!」

 

藤尭「K地区ポイントに巨大生物出現!!」

 

友里「すでにかなりの被害が出ている模様です!!」

 

藤尭「モニター出ます!!」

 

巨大生物が現れた地区のカメラを中央モニターに映すとそこには大暴れするゴジラの姿があった。

 

マリア「ガウ!?」

 

これにマリアは驚いてしまって声を上げる。

 

弦十郎「あれがゴジラ!?」

 

藤尭「ゴジラは味方じゃなかったのか!?」

 

友里「すでに自衛隊が出撃していますが全く歯がっ立ってません!!」

 

自衛隊の戦闘機や戦車が攻撃してもゴジラの堅牢な皮膚には全く傷つけられていなかった。

 

響「師匠!」

 

そこへ響、未来、切歌、調が来た。

 

弦十郎「丁度良かった。ん?あの子は?」

 

切歌「尻尾と背鰭の生えた子と先に行ってるデス!」

 

マリア「それは本当!?切歌!」

 

切歌の肩を掴んで聞くマリア。

 

切歌「デデデ!?だ、誰デスか!?何でアタシの名前を知ってるデスか!?」

 

知らない人に掴まれ、名前を呼ばれて驚く切歌。

 

マリア「その辺りは後で話すから教えて!尻尾と背鰭の生えた子のこと!!」

 

切歌「リディアンの校舎に迷い込んでたのを見つけたんデスよ。それでセ…」

 

藤尭「し、司令!!」

 

切歌がまだ話していると藤尭が叫ぶ。

 

弦十郎「どうした!?」

 

藤尭「現場にもう1頭のゴジラが出現!最初に現れたゴジラと対峙しています!!」

 

弦十郎「なんだとぉ!?」

 

藤尭の報告に驚く弦十郎だった。




ミカ「じゃ、次回をちゃんと見なよ?」

オルガ「みねぇと、落とし前つけてもらうぜ」

翼「なぜガンダムのキャラが…」

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