戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「新章第3話!!」

ガイ「今回は特別に俺の仲間が出てくるぜ」

ジャグラー「因みに俺ではないぜ」

ガイ「お前の出番は永遠にない!!」

ジャグラー「そう言うなよ、ガイ」



第135話 ゴジラVSゴジラ

ゴジラ同士が戦う少し前の現場では……。

 

ジェッタ「突如姿を現した謎の巨大生物の前に自衛隊の戦闘機F4、10式戦車は次々と破壊されていきます!」

 

カメラを持って町を破壊しているゴジラの姿を映す私設の調査チーム『Something Search People』通称『SSP』の1人『早見 ジェッタ』。

 

シン「ん?ジェッタくん!アレ!!」

 

何かに気づいたのはジェッタと同じくSSPの1人『松戸 シン』はジェッタに教えるとそこにはもう1頭のゴジラが向かっていた。

 

ナオミ「同じのがもう1頭!?」

 

現れたもう1頭のゴジラにSSPのキャップ『夢野 ナオミ』は驚く。

 

シン「もしかして縄張り争いですかね」

 

ジェッタ「町を破壊する怪物の前に同じ姿をした怪物が出現!この町はいったいどうなってしまうのか!?」

 

悠長に現場実況しているとビルが倒壊した。

 

「「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

倒壊して落ちてくる建物に驚いてしまうSSPの3人。

 

すると3人の前に巨大な何かが来て倒れた建物を受け止めた。

 

後から現れたゴジラが倒れている建物をキャッチしたのだ。

 

ナオミ「助けて…くれた?」

 

ゴジラの行動に少し戸惑っている3人。

 

ゴジラ「グルルルルル……」

 

キャッチした建物をゴジラは誰もいないところに置くと最初に現れたゴジラに向いた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

2頭のゴジラが互いを威嚇する咆哮を上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

2頭のゴジラは互いに取っ組み合いをしていた。

 

ゴジラ「ゴカアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

最初に現れていたゴジラが後から現れたゴジラに放射火炎を放った。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

後から現れたゴジラも放射火炎を発射する。

 

2頭のゴジラの放った放射火炎が中央でぶつかり合う。

 

だが最初に現れたゴジラが放った放射火炎の方が威力が高く徐々に押して行く。

 

ゴジラ「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

押され気味だったゴジラは自身の放射火炎の威力を上げた。

 

そして最初に現れたゴジラの放射火炎を貫き本体にダメージを与えた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

放射火炎を喰らい最初に現れたゴジラの姿は爆煙に包まれた。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

姿を消した最初に現れたゴジラに警戒するゴジラ。

 

爆煙が晴れるとそこには最初に現れていたゴジラの姿は無かった。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

相手がいなくなってゴジラは体を光らせて姿をガウに戻した。

 

ガウ「がう…」

 

自分自身と戦って少し気持ち悪かったガウは一息つこうとするが…。

 

?「やっと見つけた!」

 

ガウ「がう!?」

 

後ろから抱き上げてきた少女にガウは驚く。

 

?「もう、勝手にいなくなったらダメだよ!」

 

リディアンの制服を着てマリアと同じ瞳をした茶色の髪をした少女はガウに言う。

 

ガウ「がう~…」

 

抗って逃げようとするが少女からする匂いがマリアと似ているし、何となくだがマリアと顔が似ていて抗いずらいとガウは思っていた。

 

?「今度から勝手にどこかへ行かないように首輪でもつけようかな」

 

ガウ「がう!?がうがう、がうー!!」

 

少女のセリフに文句を言うガウ。

 

?「うふふふふ、冗談よ。少しお仕置きしただけだから」

 

ガウ「がう~…」

 

冗談と聞かされてガウは安心する。

 

すると少女のポケットから着信音が鳴った。

 

?「はい」

 

ポケットから通信機を出して応答する。

 

弦十郎『聞こえるか?俺だ』

 

?「あ、司令官。どうかしました?」

 

弦十郎『至急本部へ来てくれ。大事な要件がある』

 

?「分かりました。すぐに向かいます!」

 

そう言って少女は通信機を切った。

 

ガウ「がうがう?」

 

?「もしかして私の名前を聞いてるの?」

 

ガウの言ってることを予測して聞く。

 

ガウ「がう」

 

少女の問いにガウは頷いた。

 

セレナ「私はセレナ。セレナ・カデンツァヴナ・イヴよ」

 

少女―『セレナ・カデンツァヴナ・イヴ』は名乗った。




セレナ「私、登場!!」

奏「予告していたのと随分違うな…」

セレナ「そこは諸事情ですよ」

奏「そうか?」

セレナ「そうですよ」

奏「じゃ、次回をお楽しみにな」

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