戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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切歌「セレナ編の第4話デース!」

調「セレナがいるならあっちのマリアは…」

切歌「まだ分かんないデスよ!!」

ガウ「がう~」


第136話 再会の姉妹

セレナ「お待たせしまし…え?」

 

ガウを連れて発令室に来たセレナは直ぐに言葉を失った。

 

セレナ「ま、マリア…姉…さん…!?」

 

マリア「せ、セレ…ナ…!?」

 

セレナとマリアの2人は互いに互いを見て驚く。

 

セレナ「なんで…なんで…姉さんが…」

 

響「え?なになに、知り合いなのセレナちゃん?」

 

セレナ「はい…私の…実の姉です…」

 

弦十郎「なんだと!?」

 

切歌「で、でもセレナのお姉さんは紛争に巻き込まれて死んだんじゃなかったデスか!?」

 

調「うん、私もそう聞いたよ!?」

 

セレナの言葉に驚く面々。

 

マリア「それはこっちから話すわ、セレナ。ただ…」

 

混乱しているセレナにマリアは視線を落として…。

 

マリア「ガウを離してあげて。首が締まって息が出来ないみたいだから」

 

セレナ「え?あぁ!!」

 

マリアに言われて視線を落とすとマリアを見たときに緩んで落ちかけたガウを無意識に掴んだらしいが体ではなく首を締めている形になっていて今にも落ちそうだった。

 

慌てて離すセレナ。

 

ガウ「がほ…がほ…がう~…」

 

離れたガウは急いでマリアの元に行って抱きついた。

 

マリア「よしよし。もう大丈夫よ」

 

ガウを抱き上げて頭を優しく撫でるマリア。

 

クリス「それでお前らいったい何者なんだ?」

 

マリア「えぇ。さっきも言ったけど私たちはこことは別の世界…並行世界から来たわ。私達の世界にある完全聖遺物 ギャラルホルンの力でここに来たの。その目的はこの世界で起きる災厄から自分たちの世界とその並行世界を守ることよ」

 

セレナ「じゃあ、貴女は…」

 

マリア「そう。私はマリアであってマリアではない。別の世界から来た住人だからよ。それに私たちの元いた世界にもセレナ、貴女は居たわ。でも7年前の死んだわ。私や切歌、調、マムたちを守るために」

 

セレナ「……」

 

並行世界から来た自身の姉が行っていることにセレナは半分も理解出来なかった。

 

響「話が突拍子もないからついていけない…」

 

切歌「デース…」

 

調「うん…」

 

響、調、切歌の3人はセレナと違う意味で理解できていなかった。

 

マリア「まぁ、急にこんな話をしても信じてもらえないのは重々承知してるわ」

 

弦十郎「君たちの事情はだいたい把握した。もう1頭のゴジラのことも気になる」

 

ガウ「がう、がうがうぅ、がうー」

 

もう1頭のゴジラのことを聞いてガウは何かを言っているが…。

 

「「「「「「「「え?」」」」」」」」

 

基本的に「がう」としか言えないガウの言葉を理解できる者はここには居らず、全員が首を傾げてしまっていた。

 

ガウ「がう~…」

 

言葉が通じないことが分かったがウは落ち込む。

 

弦十郎「何にせよ、君たちはしばらくの間は彼女たちと共に行動してくれ」

 

マリア「えぇ。構わないわ。ガウもそれで良いわよね?」

 

ガウ「がう」

 

マリアに聞かれてガウはコクリと頷いた。




クリス「短いなぁ…最近」

翼「最近になって作者が管理局の白い悪魔とやらに消されたらしいからな。弟が代理執筆してるらしい」

なのは「へぇ…フェイトちゃんと同じ声だからって私が油断すると思った?」

翼「な!?」

クリス「ちょっ、まっ…」

なのは「問答無用!ディバインバスター!!」

「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

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