戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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セレナ「ふぅ…今回はあまり出番無いみたいですね…」

マリア「そうね。でも次回は大丈夫なハズよ」

セレナ「うん!」


第137話 触りたい

セレナ(マリア姉さんが生きていた。でも私の知っているマリア姉さんじゃない…あのマリア姉さんは私が死んだ世界のマリア姉さん…マリア姉さんだけどマリア姉さんじゃない他人…でも…)

 

 

 

弦十郎「頼む!1度だけで良いんだ!!」

 

響「私からもお願い!」

 

熱心に頼みごとをする弦十郎と響。

 

ガウ「がう~…」

 

熱心に頼まれてガウは困り果てていた。

 

マリア「なに?いったい何が起きてるの?」

 

そこへマリアが翼と共にやって来た。

 

翼「叔父様も立花も、何をそんなにお願いをしているんだ?」

 

響「実は…」

 

弦十郎「映画の中でしか見たことがない本物のゴジラに会えたのだからな。少し触ってみたくてな」

 

響「私も師匠と一緒に観てたから触ってみたくて!」

 

マリア(あぁ…確かこの世界は怪獣や宇宙人は全部フィクションなのよね…)

 

マリア「良いんじゃないかしら?少しくらい触らせてあげなさい、ガウ」

 

ガウ「がうー」

 

マリアに言われてガウは尻尾と背鰭を弦十郎と響に向ける。

 

弦十郎「恩に着る!」

 

響「やったぁ!ありがとうございます!」

 

早速尻尾と背鰭を触る2人。

 

翼「この子は本当にお前の言うことを聞くな。母親代わりだったりするのか?」

 

マリア「母親って…向こうの世界でも言われてるわよ。ただし私がガウの母親なら父親は翼になるらしいけど」

 

翼「な!?そうなのか!?」

 

マリア「えぇ、そうよ」

 

楽しげに話していると警報音が鳴り響いた。

 

弦十郎「何があった!」

 

ガウを触っていた弦十郎だったが直ぐに仕事モードに切り替えて聞く。

 

藤尭「A地区ポイントにゴジラが出現!大量のノイズを引き連れて町を破壊しています!!」

 

弦十郎「ノイズを引き連れているだと!?」

 

友里「すでにクリスちゃん、切歌ちゃん、調ちゃん、セレナちゃんが元着!ゴジラとノイズとエンゲージ!!」

 

マリア「セレナが!?あの子が戦ってるの!?」

 

セレナが戦っていることに驚くマリア。

 

弦十郎「あぁ。最初は黒いガングニールだったがフロンティア事変後はアガートラームを纏っている」

 

マリア「白銀の…私たちも現場に行かせて!」

 

翼「何を勝手な!」

 

マリア「ノイズだけならまだしも怪獣と戦ったことのないクリスたちで何とかなると思ってるの!?」

 

確かにこの世界の装者はマリアとガウがいた世界とは違い怪獣はフィクションの中でしか見たことがない。

 

だがマリアが思ってるのはそれだけではなかった。

 

弦十郎「……分かった。翼、響くん、2人と共に現場に向かってくれ」

 

響「はい!」

 

翼「分かりました」

 

マリア「ありがとうございます。風鳴司令」

 

ガウ「がう~!」

 

翼と響と共にマリアとガウは現場に向かって行った。




ウェル「ふはははは!僕は英雄だぁ!」

?「ほぅ…英雄だと?」

?「その程度で英雄を名乗るなんて…」

?「2万年早いぜ!」

ウェル「だ、誰だ!?」

ネクサス「受け継ぐ光!ウルトラマンネクサス!!」←『主題歌 『英雄』』

ダイナ「ダイナミックに戦う宇宙の光!ウルトラマンダイナ!!」←ネオフロンティア時代の英雄

ゼロ「そしてゼロ、ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!!」←別宇宙を救った英雄

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